大好きな座編み作業

2015-12-15 | 椅子


七島いによる座編み3脚目。
七島いをお湯に浸し、ビニールで包んで蒸らし柔らかくして、約20本ほどをねじり紐状にしながら編み込んでいます。
普通は継ぎ足す時、いっぺんにちょうど良い太さになるようにまとめて抜き取り、固結びでつないでいますが、今回は太さを調整しながら挟み込みながら結び目無しで足しています。
ヨーロッパからの草を使った座編み椅子の場合、ほぼすべてこの方法で継ぎ足しています。
バックレストに編み込む場合も、結び目を作れないのでこの継ぎ足し法です。
繊維の強いものであればどんな材料でも工夫次第で椅子の座編みに使うことができます。
結び目が無いので、クッション(くず草)を詰め込む時、抵抗無く楽にまんべんなく納めることができます。
時間は長くかかってしまいますが、座編みの醍醐味をより味わえます。

 

編み上がり、はじめに座る時は、毎回嬉しくて感動しています。

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