栗の小径木ベビーチェア

2020-03-30 | 椅子

ベビーチェア
栗の小径木、座面七島い編み、座面高18cm
ご希望によりお名入れもします。

 


だいたい1才前後からつかまり立ち、つたい歩きができるようになる頃から座ることができます。笠木をつかんで押して歩いたり、赤ちゃんがいろんな使い方を教えてくれます。
しっかり踏ん張った四本脚で安定しているので安心です。
笠木、貫は全て通しホゾ、クサビ締めで頑丈な作りです。
大人が座っても全く問題ありません。おばあちゃんがちょこっと座るのに使っていただいても具合がいいようです。それもまたかわいいんですよね。

こちらは大駕君へ。
時代を追い越すような勢いで大きく成長してくださいね。
ありがとうございました!


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初めての三角形の座面のペーパーコード編み

2020-03-26 | 椅子
初めての三角形の座面のペーパーコード編み

 
座る方向があるタイプのスツールで、前後の高さを変えてより骨盤を起こしやすくできるようにしてみました。
試行錯誤しながら、編み終わったものを2回ほどいてやり直し、やっとまあまあの出来に。
コツをつかむまでには、まだ数をこなさないときれいな仕上がりにはならないみたいです。
イメージトレーニングはしていて、いけると思っていたけど思うほど簡単ではなかった。


座り心地は予想通りで、なかなか良いです。
今回の樹種はウダイカンバで作ってみました。

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おしりをつつむスツール試作完成

2020-03-19 | 椅子
 
昨年末、工房前の栗の樹を伐採してもらい、1番2番丸太は製材所で挽いてもらい桟積み、残りの短くて太い所はチェーンソーで板にして何枚か椅子の座面材にしてみました。

 
正月明けから生の栗の板をただひたすら丸ノミで掘り、座っては掘り掘り。理想のくぼみと角度を初心に返って追求してみました。
工房で座っては掘りを繰り返すうちに組めるくらいに乾燥してきたので、脚を差し完成。
まだある程度反ると思うので、その具合も見ていこうと思います。

 
座り心地いいです。


なんかとても理想的な腰掛けができる気がします。

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福寿草が咲いてかわいい

2020-03-15 | 日記
 


今朝は、昨日のなごり雪でつぼみを固くしていた福寿草ですが、良く晴れて昼頃には雪も解け、お天道様に向かってパッと花を広げてくれました。
可愛い。
東京でもサクラの開花宣言が出たと聞きました。情報が溢れて、何でもが早いほどいいように思われる昨今。
今この時、君が一番輝いているよ。

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開運堂の椅子の編み替え納品

2020-03-08 | 椅子
 
松本市のお菓子の老舗、開運堂の椅子の編み替えをさせていただきました。
松本のお店で使われていた古くなった民芸家具を、新しい使い手へご紹介し使い継ぐという取り組みの一環で、
松本で空間設計、デザイン等されているアトリエm4の前田大作さんからご紹介をいただきました。
松本民芸家具のしっかりした作りの椅子です。
座面を編み替えることによってまた生まれ変わりました。
直しながら長く使うという文化の一助になれて幸せです。
ありがとうございました。

 
まずは長年使い込んだ蒲を編み込んだ座面を取り除きます。

 
緩みのあるものは一度分解し組み直します。

 
七島い(しちとうい)はお湯で蒸らして柔らかくしたものを紐状にしながら椅子の枠に編み込んでいきます。
編み上げた後よく乾燥させて、脚部と座面部を組み立て完成。

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