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ブレイブハート

2010年09月17日 | 映画・ドラマ

1995年公開のメル・ギブソン監督・主演の映画。

13世紀末のスコットランド独立のために戦った実在の人物、ウイリアム・ウォレスの物語で、実に177分、約3時間の大作歴史ドラマ。

しかし、一切、その長さを感じずに、一気に見せてもらった記憶がある。

 

メル・ギブソンといえば、当初、「マッドマックス」(’79)や「リーサル・ウェポン」(’87)のシリーズでブレイクしたアクション俳優・・といった印象が強い。

「マッドマックス」の世紀末の世界観は、「北斗の拳」に大きく影響を与えた・・とゆーか、登場する暴走族の革の上下にプロテクター・・とゆースタイルは「北斗の拳」のケンシロウや悪役そのまま・・。

シリーズ3作目、「マッドマックス/サンダードーム」(’85)のメル・ギブソン演じるマックスの格好は、あきらかに南斗白鷺拳の使い手、南斗六聖拳の1人で「仁星」をもつ”盲目の闘将”シュウとそっくりで、両作品を知ってる人は、ぜひ見比べてもらって、ニンマリして欲しいトコロ。

 

しかし、近年は監督としても活躍、この「ブレイブハート」の他にも「顔のない天使」(’93)、「パッション」(’04)、「アポカリプト」(’06)などの作品を手がけ、「ワンス・アンド・フォーエバー」(’02)では製作に携わっている。

 

自身が敬虔なカトリック信者で、家族愛や祖国への忠誠など、「愛」や「勇気」といった、信仰的でストレートなテーマを扱った作品が多い。

「パッション」などは、イエス・キリストが十字架につけられる過程を忠実に映画化しており、その過激な拷問などの描写に、ショック死した者も出たという。

確かにあれは、かなりえげつなかった・・。

 

この「ブレイブハート」も、実在の人物を史実に基づいて描いているが、あくまでもフィクションであり、大いに歴史的事実との相違があるそうだ。

 

しかし、そうした歴史を背景として、見事なまでに、祖国独立のために戦った男の生き様が描かれており、そんな瑣末なコトはどーでもよくなるほど、作品中の”ウイリアム・ウォレス”という男に惚れ込んでしまう。

ラストは感動!

 

事実、この作品は監督賞作品賞をはじめ、5部門(!)アカデミー賞を受賞している。

 

メル・ギブソンは避妊や中絶にも反対する熱心な純潔運動家であるが、2009年に長年連れ添い、7人の子をもうけた妻と離婚、その翌月、恋人が出産・・。

不倫相手の妊娠がバレて、離婚するコトになったのか・・?

 

躁と鬱をくり返す双極性障害に罹っており、飲酒運転の上、スピード違反で逮捕される・・といった報道も記憶に新しい。

「パッション」の公開で、相当ユダヤ人団体からのバッシングもあったようだが、なかなか宗教的にはデリケートな内容を扱った映画だけに、賛否は分かれるトコロだろう・・。

 

純潔運動家が不倫、離婚とは、嘆かわしい・・。

 

敬虔なクリスチャンも、信仰だけでは、家庭はどーにもならんかったようだ・・。

 

しかし、作品はまた別・・必見の名作です。

 

 

 


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