このところ、一度雨が降ったあと暫く晴天が続くといった分かり易い天候の日々となってます。冷たい低温の日もありますが、比較的暖かい日の方が多く生石高原に登るのも凍結の心配を余りしなくてよい12月です。
この日も“晴れ”の予報でしたが、日の出時は黒い大きな雲が東空を漂ってます。西空には青空が広がり晴天になったのは日の出から少し時間が経過してからになります。山頂では風が多少ある程度ですが、上空は相当強いようで雲が急速に形を変える面白い情景を造ってくれます。
冬至まで5日となった高原の南側、白馬山(しらまやま)の左方向から日が出ます。朝日は白馬山系を真横から照らし、この時期特有のコントラストを醸し出します。
「テンナンショウ」 天南星 サトイモ科、多年草。
“天南星”の実が残ってました。もっと赤いものもあって薄暗い山林で人を「ギョッ」とさせます。“トウモロコシ”のような種子の部分は重く、柔らかい茎は支える事が出来なくなって、多くは“グニャ”と倒れてしまいます。これも後数日に倒れる筈です。
http://blog.goo.ne.jp/kinsan130/d/20080506 (テンナンショウの花)
「スズメウリ」 雀瓜 ウリ科、一年草。
冬枯れの里野を久し振りでMaちゃんたちと歩きました。残念ながら“ヒヨドリジョウゴ”“アオツヅラフジ”などは既に終わり“スズメウリ”“トキリマメ”は辛うじて残ってました。
「サネカズラ」実葛 マツブサ科、蔓性常緑木本 別称 美男葛
「トキリマメ」 吐切豆 マメ科、蔓性多年草。 別称 オオバタンキリマメ
http://blog.goo.ne.jp/kinsan130/d/20071120 (昨年のサネカズラとトキリマメ)
今年の漢字は「変」に決まりました。勿論“チェンジ”(変革)が大きな意味合でしょうが、それは何も今年に限ったことではないですよね。変化(へんか)はまだ良いとしても変化(へんげ)する人が居るのは怖いことです。
変革を求める世にあっても、昔からひとつも変わらないのは“忠臣蔵の赤穂浪士”“水戸のご老公”“遠山の金さん”などでしょうか…未だにオンエアーされるは、それなりに視聴率があるからでしょうね。(^^
―冬至を楽しもう―
21日は冬至です。寒さも極まれる時季のスタートでもあり、暦の上では季節が春に向かう基点でもあったことと、暖かい“春の陽”の到来(一陽来復)を待ち望む様々な行事がありました。
…冬至南瓜…
カボチャ(南瓜)は南方で採れる栄養価のたかい夏野菜です。昔は保存のできるカボチャを野菜の少ないこの時季に、春を呼ぶ神さまにお供えをし、そのお下がりを皆で頂きました。中風や風邪予防のお呪いでしたが、カボチャにはビタミンAが豊富なので理に適ったことでした。調理方法は特に定められてないのでご自由に…(^^
…冬至粥…
小豆を入れた“お粥”を食べて厄を払ったり、コンニャク(冬至蒟蒻)モチ(冬至餅)を食する風習もあります。
…柚子風呂(冬至湯)…
アロマテラピー(芳香療法)の元祖?…冬至は“湯治”に繋がり、柚子を (丸ごとまたは半分切り)入れたお風呂に入ると一冬風邪をひかないと云われます。柚子の精油成分が血行を促進し冷え症、腰の痛みなどに効果があるとされますが、何といっても柚子の香りでリラックスし、ストレス解消にはオススメです。また、柚子は融通(ゆうずう)にもなり、お金の廻りが良くなるとも…
…冬至の七種…
うんどん(うどん/饂飩)・きんかん(金柑)・ぎんなん(銀杏)・なんきん(南瓜)・にんじん(人参)・れんこん(蓮根)・かんてん(寒天) “ん”の字が二つ入った物を食べると無病息災のご利益があるそうです。
さて、皆さまはクリスマスケーキか、古来からの“冬至の行事”にされるのか…?えッ!両方ですか~(^^
はい、私も盆正月なんてどうでもよいと思ってます。お互い、身の回りの“変”は迷惑なことこの上無いようで…
政治屋さんもせめて10~20年先の日本を語らなければね…余りにも先見力がおまへん…若者には気の毒です。
そうそう、“毒入り冷凍餃子”どうなってるの?もう一年ですよ~まァ、万事がこの調子…
テンナンショウもこの間見て、それは頭を垂れていました。説明を読んで納得。
白馬山も一度登りましたが、遠くで眺める写真もきれいですね。
今朝、こちらは雨で美しい夜明けは見られなくて残念でした。
今は晴れています。
こんな時は虹が出ていないかと見渡しますが、今日はそれも無くて残念。
虹を見ると幸せな気分になります。
空はいつ見ても面白いですね。
思わず齧りたくなりそうなテンナンショウ、アクセサリーになりそうなサネカズラ、楽しさが弾けたようなトキリマメ、珍しい実を見せて下さりありがとうございました。
今日は、はじめてkishuさんのサイトを拝見しました。凄いですね~相当登山のご経験を積まれてるご様子…
私にはとてもあれだけ歩けません(´` でも行ってみたいですね。
いつまでも和歌山の自然が残るといいのですが…
和歌山も終日降ったり止んだりの天候でした。ぷりんさんのお好きな“虹”はもちろん出ません…七十二候に“虹蔵不見”(にじかくれてみえず)の時節があります。11月下旬の時期で、虹が現れない季節に入ったことを云います
。来年まで待って頂かなくてはなりませんね…
空を見上げると、ス~ッ!とします。みんな毎朝こうすれば悪い事もできなくなるのでは…?
私のお気に入りです♪
今日は冬至です!!
うちでも何かしようと思い柚子風呂を考えましたが、柚子がなかったので代用してレモン風呂になりました*
レモンとは豪勢ですね…21日はお休みだったのですね。
今、お忙しいのでしょう?
時間があればオッサン向けのケーキ作って下さい(^^
甘くなく、辛くなく、さびの効いてる…?(´`
また、遊びに来て下さい。ありがとう~◎◎◎
23日に山小屋に戻り、またひと月ほど山の暮らしです。身近な写真を楽しみにしています。
私の方も娘が東京で勤めてますが、放ったらかしです。^^ 年末には帰省するそうです。交通費が高くつくので帰らなくても…と言ってるのですが…
まァ、生石山有機栽培農場で“明かるい農業”を営んで下さい。そうそう、奥さまは農場長とか…?