きなやんの独り言

原発事故で価値観が一変した中年の独り言。

5/31 中間貯蔵施設 住民説明会

2014-06-01 05:15:10 | 1F事故

日立市十王町で行われた掲題の説明会に参加しました。環境省主催で、大熊町・双葉町住民ならびに地権者に対する概要説明会です。5/31(土)いわきを皮切りに計16回開催されます。当方が参加したのは、いわきに続く2回目の住民説明会です。
http://www.town.okuma.fukushima.jp/?p=21611

内容は、ざっとこんな感じ。
 
環境省による施設と補償内容の説明
「検討しています」「検討中」の言葉が多く、内容ははっきりしません。困ったものです。そして感じたことは、環境省はちょっとセコイ。大事なのは金でなくハートであることを忘れているよ。地権者からの苦情です。

 ② 質疑応答
4
件の質疑応答がありました(発言順)。
1)建設に反対。作るなら借地契約を!   (大熊町)
   回答:検討します。
2)建設に賛成。敷地を利用して金を稼ぐ仕組みを作れ!  (大熊町)      回答:前向きに検討します。
3)賛成。作るなら子供たちの故郷喪失の賠償をしてくれ。   (双葉町)   回答:検討します。
4)賛成。早く作って賠償をキッチリやって。(大熊町工業会)
  回答:前向きなご提言、お礼申しあげます。

参加者は、どう見ても数十名。マスコミばかりが目立つ中での質疑でした。
上記質疑
2)の内容をご紹介します。
 <要旨>

 
廃棄物埋設後の16km2に及ぶ敷地利用をどう考えているか?
 
土地を使って金を稼ぐ(電気を作る)、それで雇用を作れ。
 
発電所立地町の財産(人・物)を有効活用して、大熊町・双葉街が施設の維持管理に参加できる仕組みを整えよ。

 上記要望は、中間貯蔵施設候補地内に自宅を持つ大熊町民からのものであり、それを聞いた環境省の役人が感激していました。その役人が言うには、
「前向きにその仕組み作りを検討します」

 当日午前中、いわきで最初の住民説明かが行われました、ニュースを見る限りかなり荒れた印象でした。十王で行われた説明会は荒れることなく終了。1時間25分でした。環境省も役人は、いわきと同じメンバーのようです。

環境省の役人がボソッと一言。
50年後に、ここでワールドカップをやりたいんですよ」
因みにボソッとのたまった役人は、
(中間貯蔵施設チーム長)○塚さん

「こりゃ、協力するしかねいべなぁ。ちゃんとカラクリ作っぺ、○塚さんよ」
あれ?この計画原案、どこかでみたことあるなぁ!
http://xls-hashimoto.cool.coocan.jp/radiation_monitoring/kinayan/biomass_hatsuden/biomass_hatsuden.html
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