かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

ブシュ

2010-11-04 14:09:58 | その他
久しぶりに町へ行った際、ちょこっと本屋に入った。
少し調べたいことがあり、気に入ったのがあれば買おうかと思ったからだ。
が、目当ての本は見当たらなかった。
それで、つい出来心でこんな本を買ってしまった。 



ここの親子はいつぞや世間を騒がせていたなぁ・・・・と思いつつも。

買ったからにはトライしてみにゃいけんなあ。
18回分のテストがあり、まずひとつ目のテストをやってみた。
読みはそこそこできるだろうと思っていたが、書き取りは自信がなかった。
60分間真剣にやった。

その結果は、「もう一度学習を」の得点だった。
とりわけ、部首、四字熟語、送り仮名が弱点だった。
部首を答えるなんて、もう何十年ぶりかである。

問題は、ニンベン、ゴンベン、サンズイ などというレベルのものではなかった。
例えば、「夜」「舎」「着」「黙」の部首はなんでしょう?


答えは、
それぞれ、「夕」「舌」「羊」「黒」です。
「舌」や「羊」などは元の漢字(舎、着)のものとは微妙に違う。
これって反則じゃねえ?  とぶーたれつつ、
この本の巻末の資料編を見ていると、こりゃあとんでもなく難しいや、と痛感した。
きっと、それぞれの漢字のでき方(由来)に関係あるのだろう。
ということで、いくつか紹介してみましょう。

「丸」 「五」 の部首は?

ガチョーン! 
それぞれ「丶(てん)」 「二」だと。
なんだかフェイントみたいで、がっかりするなあ。 
ちなみに、「太」の部首は「丶(てん)」ではなく、「大」のようだ。

次は、
「興」 「才」 「内」 「巨」 「冬」


この答えは、
「なにィ~」と腹が立つ。
これも反則じゃねえ と思えるような決まり手だ。
それぞれ、
「臼」 「手」 「入」 「工」 で、「冬」は下の「こ」みたいな部分で「冫(にすい)」だと。
それぞれの漢字に含まれるパーツと似てるけど 違うじゃん!
まるでパズルみたいだ。
「内」なんて、部首が「入」なら、真ん中の箇所を最初から「人」ではなく「入」にしとけばよいものを・・・

気を取り直そうとしたが、
「会」と「全」は同じ部首かと思ったら、異なると。
「会」の部首は、上のカサの部分「人 (ひとがしら)」とかいうようで、「全」は「入(いりがしら)」のようだ。
まあ、漢字の成り立ち(絵文字?からの)を想像すれば、納得せざるを得ないのか・・・・

もうやけくそだ!

直球だと思っていたら、変化球で空振りした的なのは、
「酒」 「墓」 「夢」 だ。

 しめしめ、と思いきや、

酒は「酉」で、墓と夢は「土」と「夕」
おーい、「さんずい」や「くさかんむり」はどうした・・・・


直球デッドボール的なのは、
「歯」や「鼓」だ。
これらの部首はそのまんま 「歯」と「鼓」。
でも、ネットの『漢字部首検索くん』で見てみると、
「歯」は「止」とある。
でも、「鼓」はどうしても「鼓」のまんまだ。


最後
「胃」 「肩」 「能」の部首は?
・・・


こたえ 「肉」!! 
全然違うじゃん! どこにも「肉」が使われてないじゃん!
と思っていたら、そうか「腕」だの「臓」だの身体のパーツ漢字の“へん”は、「にくづき」というのだったなあ、
と思い出した。
でも、“へん”の「月」を「にくづき」と読むと思っていたのだが・・・、
この場合、部首を「月」と書いては間違いということか?

このくらいにしよう・・・。


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