Kenの遊々気まま日記

山登り、マラソン、旅、演劇鑑賞、写真撮影など趣味の活動を中心に、気が向いた時に不定期に更新していきます。

シロコロホルモン

2009年05月31日 | 食事・グルメ
 今日は、昼間の仕事の後、その打ち上げということでみんなでホルモンを食べに行ってきました。
 厚木でホルモンといえば「シロコロ」。シロコロとは豚の大腸を割かずに管状のまま一口大にぶつ切りしたものです。このシロコロは、B級ご当地グルメを競う「B級グランプリ」の2008年第3回大会でグランプリにもなり、TVなどでも多く紹介されたことから、最近では厚木のホルモン店は大変な賑わいです。今日も予約していったから良かったものの、店の外では何組ものお客さんが待っていました。

 それにしても久しぶりのシロコロ。もしかしたらグランプリで話題になってから行ってなかったかもしれないです。今日行ったのははじめてのお店でしたが、おいしかったです。他のホルモンもおいしくて、結構食べすぎたかも。先週も別の会で焼肉に行ったばっかりだし、ここのところカロリーオーバー気味かも。


再びこの街で、私は地下鉄を降りた・・・

2009年05月29日 | 演劇・コンサート
 どうしても、もう一回観たい衝動を抑えきれずに、先週に引き続き、「この森で、天使はバスを降りた」を観てきました。
 この作品は映画にもなっていて、ラストの展開やエピソードなどは少し違っていますが、映画版もチェックしてから行ってみました。

 良い作品は、回数を重ねるとさらに良く見えるます。前回は、とにかく次の展開が気になって話に引き込まれましたが、今回はラストを知った上で観ているので、途中に出てくる伏線にぞくぞくしてしまいました。また、前回は個々の役や歌を主に追っていましたが、今回は余裕が出てきたのでハーモニーに注目。パーシーとシェルビーの歌う「一番近いパラダイス」のハーモニーは鳥肌ものでした。後半の「ワイルド・バード」~「ひかりよ照らして」では、涙なしには観られませんでした。
 
 決して派手な作品ではないし、人気俳優も出ていないためか、千秋楽近いというのに空いている席も結構あって興行的には結構厳しい公演なのかなーとは思いましたが、このような作品こそみんなに観てほしいし、ぜひ再演をお願いしたいです。

この森で、天使はバスを降りた

2009年05月21日 | 演劇・コンサート
 3月の「回転木馬」以来、実に2ヶ月ぶりのミュージカル。今年ようやく3本目です。去年、一昨年が5月末で、のべ14本観ているから1/4以下という少なさ。シアタークリエも昨年の「レベッカ」以来1年ぶりです。
 さて、この「この森で、天使はバスを降りた」ですが、それほど期待していなかったのですが、とっても素敵な舞台でした。

 刑務所を仮出所となったパーシーは、旅行ガイドで見た美しい紅葉に惹かれギリアドという町にやって来る。始めはよそ者扱いしていた町の人たちだが、次第に彼女を受け入れていく。やがてパーシーや町の人たちのそれぞれが背負っている過去が明らかになっていくが、それを乗り越え町も人も変わっていくという再生の物語なのですが、ストーリー展開がとっても良く、物語の続きがどんどん気になっていきます。途中悲しい物語もありますが、最後はとっても勇気のもらえるお話です。
 主役『パーシー』を演じた大塚ちひろさん。昨年の「レベッカ」で演じた『わたし』では、自信のない怯えた感じから後半の毅然とした女性へぐんぐん変化していく様を好演していましたが、今回はささくれて他を受け入れようとしない性格から、だんだんと皆と心を通わせていこうとする姿に変化していくのがとっても自然な感じでよかったです。まだ、華という感じはありませんが、一歩づつ素晴らしい女優になっているなーと感じました。あえて言えば、若干歌が厳しい(下手というわけでなく、彼女の声に合わない感じ)ところが一部あったかな。
 シェルビー役の土居裕子さん。相変わらず美しく澄んだ歌声です。伸びがあって訴えかけるような歌いかたで説得力があります。パーシーとのデュエットも綺麗なハーモニーでした。その他のキャスト(全員で7名)もそれぞれの持ち味が存分に発揮されていて、とっても自然。

 ストーリーもややこしくないのでスーッと入っていけるし、ミュージカルといっても台詞の部分もかなりあって、おまけに素敵な曲も多いので、演劇派、ミュージカル派どちらでも満足できそうです。歌って笑ってというようなノリノリのミュージカルではないですが、観終わったあとは、とっても優しい気持ちになれる舞台です。

 5月末までの上演ですが、何とかもう一度観にいきたいですね。とってもお勧めのミュージカルです。

2009春 北海道 最終日

2009年05月10日 | 北海道
 昨夜、予報どおり雨が降ったようで、朝起きると地面がかすかに濡れていました。
 さて、早くも最終日。2泊だとあっという間に過ぎてしまいます。
 午前中は曇りだったので、旭川空港にお土産を買いに出かけました。美瑛から空港までは15分ほどだし、種類はたくさん揃っているのでとっても便利です。帰りに買ってもいいのだけれども、夕方晴れているとぎりぎりまで写真を撮っていたいので、天気が良くないうちに済ますことが多いです。そして、今回は理由がもう一つ。ここのところ話題の花畑牧場の生キャラメルが10時ごろ入荷するということなのでぜひ買いたいなあということです。まだ一部の間でしか話題になっていなかった1年半ほど前に買いましたが、ここのところのブームですっかり手に入りにくくなってしまいました。空港に行くとすでに10人位の人が並んでいました。中には人から頼まれたとかで、空港で働いている人たちも並んでいました。入荷まで10分ほど待って無事手に入れることができました。
 プレーンとイチゴ味の2種類

 再び丘に戻ると、だいぶ天気が回復してきて山も見えてきました。でも、もう少しするともっとすっきりしてくると思ったので、ちょっと早かったけれど昼食にします。今日は、美瑛に初めて来たときから立ち寄っている「歩人」へ。ここは自家製ハム、ソーセージのお店です。久しぶりだったので、5種類の盛り合わせとカレーも注文してみました。カレーのソーセージと盛り合わせのソーセージが同じものなのですが、今日は片方を換えてくれました。ちょっとのことですが、その気遣いがとってもうれしいです。
 黒カレーとハム・ソーセージ5種盛り合わせ

 さて、外に出るとすっかり晴れ渡ってきたので撮影開始。一昨日満開だった桜は、昨日の強風でかなり散ってしまったので、緑と茶のパッチワークとそれに続く山並みを中心に撮ってまわります。それにしてもとっても良いお天気。3日間いて毎日これだけ十勝岳が見えているのは初めてかもしれません。しかし、この時期これだけ晴れていると紫外線もすごいです。


 結局タイムリミット近くまで撮影をして、最後に空港近くのアイス工房「クローバー」でソフトクリームでも食べてから帰ろうかと思ったら、10人以上の行列。ここの店、割合人気がありますが、こんなに込んでいるのは初めてです。しかも列の進みがアイスクリームとは思えないほど遅い・・・。さすがに飛行機に乗れなくなると困るので、今回はあきらめました。

 飛行機に乗ってしまえば、東京などあっという間です。上空から東京ディズニーリゾートや東京タワー、お台場の観覧車などが見えてきたと思ったら、羽田に着陸です。それにしても、東京のむし暑さといったらないですねー。アイスでも食べたくなりましたが、さすがに北海道から帰って、アイスはないなと思ってやめました。

2009春 北海道 2日目

2009年05月09日 | 北海道
 実は、昨日体調があまり良くなかったので、早く床について今朝も朝食の時間までしっかり寝ていたため、休養バッチリで復活しました。おかげで日の出撮影ができなかったけれど、今日、明日を考えればそれも必要かなと判断しました。

 今日は予報によると午前中は晴れるものの昼ごろからは曇り、夜には雨が降るそうなので、撮影は午前中に済ましてしまおうということで、まずはお気に入りの丘へ。拓真館という写真ギャラリーの近くにあるこの丘は、四季を問わずいつ訪れても期待を裏切りません。夏や秋の彩りのある丘もきれいですが、秋小麦の緑色と、これから作物が育つ茶色の2色だけで構成されるこの時期のパッチワークの丘はシンプルで、これはこれでまた素晴らしいです。
 続いて昨晩宿の方に教えていただいたカタクリの群生地へ。丘の片隅にあるこの場所はほとんど手付かずで、おびただしい数のカタクリが咲いています。ただ、ちょっと時期が遅かったようで、だいぶ萎れていたのが残念でした。

 昼食は「Picnic」へ約1年ぶりに行ってみました(前回の様子はこちらで)。大きな窓にそって並んだカウンターからは、春の景色を楽しみながらお食事ができます。テラス席もあって、風を受けながらの食事もできます。
 ツナとアボガドのサンドイッチプレートとにんじんポタージュ


 午後になると風が強くなってきて、雲が多くなり陰ってきたので本日の撮影は終了。温泉に入って、これまたお気に入りの喫茶店に寄って「アフォガード」(温かい抹茶またはエスプレッソコーヒーの上にソフトクリームがのっていて「温と冷」「苦いと甘い」の2つが混ざり合って不思議な美味しさ)を食べて、宿に戻りました。

 夜にひと雨あって、また明日は晴れるそうですから、澄んだ空気が期待できますが、あまりに風が強いので、桜が散ってしまわないか心配です。

2009春 北海道 1日目

2009年05月08日 | 北海道
 突然ですが北海道に来ています。
 美瑛にもう10年近く通っていますが、まだ春の風景には出会ったことがないため、ここ数年、桜の時期に訪れてみたいと思っていました。
 しかし、5月は新年度が始まってわずかな時期のため仕事の予定がたてにくく、しかも北海道に咲くエゾヤマザクラの見ごろは2~3日と短く、さらに年により大きく咲く時期が変わってくるため、とにかく計画が難しいのです。
 状況が変わったのは昨年から。東京-旭川にスカイマークエアラインズが就航したため、運賃も便数もぐっと使いやすくなりました。ところが、昨年は例年5月15日前後に咲く桜が4月末に見ごろを迎えてしまい、さすがにGWでは飛行機も確保できずじまいでした。
 そして今年。4月下旬に発表された桜開花予想によると旭川は6日開花、9日満開とのこと。ちょうど週末で仕事の都合もつきそうなので、急遽チケットを取ったという次第です。もう勢いでしたね・・・。

 雨の東京を飛び立った飛行機は、1時間30分で晴れの旭川に到着しました。着陸直前に上空からみた美瑛の丘には、ピンク色の桜があちこちに見られ、期待が高まります。
 まずは美瑛の桜の名所・聖台ダム公園へ。すでに8分~満開に近い感じです。桜は多く咲いていますが、あまり美瑛らしい風景ではないなあということで、桜を探しに丘に車を走らせます。しかしこれがなかなか見つからない、というかほとんどない。基本的に鑑賞が目的とされる桜の木は、虫がつきやすいこともあり基本的に畑の中には植えないそうです。走っていて桜が咲いていると思うと、ほとんどが公園や学校で、あとは家の周りにある程度です。

 ちょっと疲れたので、ランチタイム。いつもの「カフェ・ド・ラペ」に行きました。いつもはのんびりしていくのですが、今日は天気も良いし、初めての春の美瑛であちこち回ってみたいので、食事を済ませたらすぐに出てきました。(同じようなお客さんが多いらしく、今日は回転が早いと店の人が言っていました)

 春がすみがかかって、山はなんとなくポワーンのしているけれど、日差しはたっぷり、桜は満開なので、走っていて気持ちがいい!丘だけでなく、ちょっと山奥に行ってみたり、写真を撮っているというかほとんどドライブ気分です。
 今日は日が沈む薄暮の時間とほぼ満月(明日が本当の満月)が昇ってくるのが重なる1ヶ月に1回の日。十勝岳連峰から昇る月を写そうと遅くまで構えていましたが、やはり春霞でぼんやりの月でした。

 あまり遅くなると申し訳ないので適当なところで切り上げて宿に向かいましたが、宿に着くころになって月がきれいに見えてきました。(だいたいそんなもんさ)
 宿の人の話によると、桜が開花したのは一昨日だったのですが、昨日25度にもなる暑さだったため、一気に満開になったそうです。明日も晴れの予報です。どこに行こうかなー。

<写真は聖台ダム公園の桜です>

大移動

2009年05月03日 | 写真
 朝を迎えたのは、福島県裏磐梯である。
 昨日、飯山で夕食・温泉の後、千曲川(信濃川)沿いをくだり、越後川口から関越道、北陸道、磐越道を経由しての300kmの大移動でありました。
 昨日、斑尾高原や鍋倉高原などを廻ったけれど、桜や新緑にはまだ早く(その割には雪が残ってない)、裏磐梯で桜が咲き始めたとのことだったので、一気に走ってきました。しかーし!ここでも桜は咲き始めたばかりで、天気も予報と違って曇りで時々薄日が差す程度。せっかくここまで来たのにテンションが上がりません。

 それならば・・・、裏磐梯より標高が低く、もしかしたら仁田沼の水芭蕉もまだ咲いているかもしれないと、土湯へ移動。土湯へ行ったのはもう10年も昔でしょうか、ここの水芭蕉は株の密度が高く、木が適度に生えていてなかなか画になっていた記憶があります。たしかそのときもGWだったと記憶しています。
 着いた仁田沼の駐車場はすでに満車。500mほど離れた女沼ハイキングコースの駐車場に誘導されました。せっかくなので女沼の周辺を散策。これが正解でした!周辺に山桜が自生していて、それが満開を迎えていました。緑も芽吹き始めていて、とっても春らしい景色です。遠くには雪の残る安達太良山も見えました。
 さて、仁田沼へは20分ほどの山道を歩いて行きます。途中カタクリの群生があったはずですが、すでに散ってしまっているのか見当たりません。やがて沼が見えてきましたが、やっぱりちょっと遅かった~。水芭蕉の白い花(正確には花ではなく仏炎苞という葉の一種)は残っているものの、緑の葉がそれ以上に大きくなっていました。それでも、記憶は確かで、株の密度と周囲の木の感じはとっても良く、機会があればまた来てみたいところです。

 夕方まで時間があるので、再び裏磐梯を通ってから喜多方へ。今夜はラーメンモードです。しかし、以前教えてもらった知る人ぞ知る店は昼だけの営業ということで本日はおしまい。続いて自分がお気に入りの店は麺がなくなったため本日終了とのこと。結局、新規開拓ということで初めての店に入りました。悪くはなかったけれど、他にも店があるので多分次は違う店に行くかな。

 帰りは渋滞にはまるのがいやなので、仮眠してから夜半過ぎに出発することにします。

朧月夜の郷

2009年05月02日 | 写真
 今年のゴールデンウィークは例年以上に車の渋滞が予想されていたので、前夜早めに出発し、日付が変わるころには目的地へ着くようにしたため、車の通行量は多かったものの、たいした渋滞には巻き込まれずに済んだ。
 やってきたのは新潟との県境長野県飯山市。

 ♪菜の花畠に入り日うすれ 見渡す山の端霞ふかし
 唱歌「朧月夜」は、飯山の隣町、中野市出身の高野辰之による作詞で、高野が小学校教師として飯山市に赴任したときに見た菜の花畠をもとに作られたという。
 そんな飯山の菜の花は毎年ゴールデンウィークに満開を迎える。千曲川の河川敷には菜の花が咲きほこり、一段高台には菜の花公園があって、そこも一面の菜の花である。売店には菜の花コロッケ、菜の花ソフトクリームなどもあり、まさに菜の花一色の町なのである。


 飯山でもうひとつの目的は富倉そばです。富倉は越後との境界の峠にある雪深い集落で、ここの伝統的なそばは近頃旅番組などでも話題になっています。一般にそばのつなぎは小麦粉や山芋ですが、この富倉そばはオヤマボクチ(山ゴボウ)の葉をつなぎとして使っています。繊維質が高く独特の歯ごたえとつるっとしたのどごしが印象的でした。


 再び菜の花公園で入り日が薄れるまで撮影をして今日の予定は終了。明日はどこで撮影をしようか・・・。温泉につかりながらゆっくりと考えるとしよう。