Kenの遊々気まま日記

山登り、マラソン、旅、演劇鑑賞、写真撮影など趣味の活動を中心に、気が向いた時に不定期に更新していきます。

大菩薩でホルモン

2010年05月16日 | 山登り
 知り合いに誘われて、久しぶりに山登りに行ってきました。
 今回は中山介山の小説「大菩薩峠」でも有名な大菩薩嶺へ。それにしても、誘いのメールに「ホルモンのつまみは用意しますので、飲み物は各自用意してください」とある。山でホルモン???。どういうことやら・・・。

 甲斐武田氏滅亡の地として知られている天目山から林道を入り、上日川峠へ向います。
 上日川峠を7:55に出発。石丸峠へ向います。なぜかいきなり下りが続き、沢を横切ってようやく登りになります。急な登りをしばらく行き、石丸峠に9:15着。南には富士山が、振り返れば南アルプスの峰々も見えます。
石丸峠からの富士山
 
 ここから、少し険しい山道で熊沢山を越えて、大菩薩峠に到着。と今まで、ほとんど人に会わなかったのに、人が一気に増えます。そういえば上日川峠の駐車場には車がかなりあったあった。多くの人は一般的な富士見山荘からのコースから来たようです。
大菩薩峠

 小休止の後、10:00に出発。ここからは広大な笹原が続く展望コース、天気も良くて実に気持ちがいい山登りです。ごつごつした岩屑が堆積した賽ノ河原を右に見送り、しばらく登ると雷岩。山頂みたいな場所で展望も良い場所ですが、本当の山頂は北へ10分ほど行ったところにあるのでそちらを目指します。10:50大菩薩嶺の山頂に着きます、が木に覆われた展望がきかない場所で、山頂の案内がなければ通り過ぎてしまうようなところです。今来た道を引き返し再び雷岩へ。ここで少し早いけれど昼食タイム。

 昼食は言っていたとおりホルモンで、白とカシラ。しかも、ここで焼くとのこと。まあ、山用のバーナーの上に網を置いて、その上で焼くだけなんですが以外に本格的です。マイナーな山ならともかく日曜日で結構人もいるので、注目の的!って感じでした。
山でホルモン

 さて、あとは駐車場に戻るだけです。唐松尾根のやや急な坂を下り、福ちゃん荘の横を通り、上日川峠に13:00着。下りを苦手としている私ですが、同行者にそれほど遅れをとることなく、タイムより早く下ってきてしまいました。

 久々の山登りだったので、3時間30分程度のコースで丁度良いウォーミングアップになりました。ちょっとづつ負荷と時間を増やしていって、夏の北アルプスに備えなくては・・・。

越後の桜

2010年05月05日 | 写真
 GWの最後は新潟の津南町と十日町市の桜めぐり。
 先ずは津南町の中子の桜へ。写真集で見て、とっても雰囲気がいいなあと思って調べて分かった場所です。静かな人造湖の水面に桜が映って、後ろの針葉樹の林もいい感じです。年によっては桜の下に雪が残っているそうです。また、そんな条件のときに来てみたい場所です。
中子の桜

 そして、十日町へ。せっかく来たので、美人林にも寄ってみました。ブナの根明けと新緑がちょうど良いタイミングでした。GWということで、中子にしてもここ美人林にしてもカメラマンが多いです。ほとんどがデジタルカメラか中判カメラで、私のような35mmのフィルムカメラを使っている人なんてまずいません。なんか時代遅れの人みたいです・・・。そして女性が多い。デジタルカメラで手軽に撮影できるようになったり、女性のプロカメラマンが人気になったりしているためでしょうか。
美人林ブナの新緑と根明け

 それにしても暑いです。昨日、今日と新潟でも最高気温が25度を超えたそうです。

 最後に棚田に咲く儀明の桜へ。ここにもカメラマンが大勢。しかも昨日からや、朝から場所を確保している人も。夕日に染まる桜を狙うのだそうです(忍耐づよいこと・・・)。ここには2本の桜があり、1本はほぼ満開に、もう1本も5分咲きくらいになっていたのですが、聞くところによると、昨日の朝までは全くの蕾だったけれど、この暑さで一気に咲いたとのことです。
儀明の桜

 夕方までいようかと思ったけれど、そうなると家に帰り着くのが日付を超えてしまいそうだったので、さすがに止めました。明日からは通常通り仕事が待っています。

大町~飯山へ

2010年05月03日 | 写真
 いよいよGW突入(ちょっと遅いですが)です。
 昨晩自宅を出て、大町で朝を迎えました。大町公園からの北アルプスのモルゲンロートとサクラの競演をとりたいと思って3回目の挑戦です。天気が良くても、早朝に山がすっきりと見えることがなかなかなくて、今日はしっかりと山が見えています。
 朝日が昇ってくると鹿島槍や爺が岳などの山が次第に赤く染まっていきます。3度目の正直でやっと撮ることができました。
日の出後一段落した後で・・・
 大町の町外れでは田植えの準備が始まっていて、水を張った田んぼに、北アルプスが写りこんでいて綺麗でした。
田んぼに写りこんだ鹿島槍、爺が岳

 飯山に行く途中に小川村というのがあります。ここは北海道美瑛町などと「日本で最も美しい村」連合の活動をしている村です。ちょっと寄り道して小川村立屋の高台にある展望広場へ。懐かしい山里と北アルプスの眺めが素晴らしいところで、桜も見ごろになってきていて、文字通り美しい村の光景が広がっていました。
小川村立屋からの眺め

 さて、飯山に入ると、菜の花まつりの期間中ということもあり、道路も駐車場も混雑しています。とりあえず駅近くの「Dining六兵衛」で昼食。夜は飲み屋になるのですが、昼は飯山名物の富倉そばを食べることができるお店。お昼時ということもあり、次々とお客が入ってきて、かなり流行っている様子。
富倉そばと天ぷらの定食

 菜の花公園は夕方になったら行くことにして、信濃平のカタクリと北竜湖に立ち寄ります。元信濃平スキー場だった斜面にカタクリが群生しているということで行ってみたのですが、斜面が急で、しかも管理されていないため藪がすごくて写真を撮るにはちょっと向かないところでしたが、飯山市内から志賀高原の山々を見渡せる眺望はとっても良かったです。そして北竜湖は菜の花の生育がまだまだ。そのかわり湖畔に10本ほど咲いている桜が満開でしたが、太い枝の折れた木が数本。まだ折れて間もない感じで痛々しい。

 日も傾いてきたので菜の花公園に向います。信濃平から見たときは満開まで今一歩という感じでしたが、近くに来ると結構満開に近かったです。地元のテレビ局の生放送の中継もしていて、菜の花を使った食べ物などを紹介したり、日没に合わせてコーラスグループが「朧月夜 ♪菜の花畑に入り日薄れ・・・」と歌っていました。