Kenの遊々気まま日記

山登り、マラソン、旅、演劇鑑賞、写真撮影など趣味の活動を中心に、気が向いた時に不定期に更新していきます。

山道具リニューアル

2013年06月30日 | 山登り

 主に日帰りで使うザックと軽登山靴を買い換えました。どちらとも登山を初めたころに買った10年近く(以上?)も使っているもの。愛着もありますが、道具も日々進歩しているし、体型も変わってきているので(笑)

ザック

 右が今まで使っていたドイターのフューチュラ32。背面がエアコンフォートシステムというドイターが初めて?採用した、背中と荷物の間にアーチで空間つくり、熱がこもらないようにできた、当時としては画期的な形状になっています。そのため、頑丈な鋼のフレームが入っていて、最近腰骨にフレームが当たるようになってきました。
 左が新しく買ったマウンテンダックスのフリーダム30。マウンテンダックスは、日本人の体型に合った道具を作っていると評判の日本のメーカーです。ウエストハーネスの角度を調整できたり、サイドから直接メインコンパートメントにアクセスできたりと、このサイズとしてはなかなか機能的。

登山靴

 左が10年近く履いていたキャラバンのグランドキング。色も古臭いし、防水性もなくなってきたし、かなりクタクタ(笑)です。靴擦れもなく、足に馴染んで履きやすい靴ですが、さすがに恥ずかしくなってきたので買い換えました。
 右がスカルパのキネシスMF GTX。アッパーは人工皮革で軽く、けれど底は割合しっかりしていて、日帰りだけでなく小屋泊でも大丈夫そう。軽快に登山したいときに活躍してくれそうです。

 ザックも靴も、デザイン性だけでなく自分の体にしっかり合わせて選んだので、登山がより快適になるかな?早く新しい道具を持って山に行きたい!


さらに暑い・・・(汗)(2013初夏 北海道 最終日)

2013年06月10日 | 北海道

 この時期の北海道は北欧と同じく白夜状態で、朝3時ころから外が明るくなってきます。昨日は他のお客さんもいなくて、疲れていたので早く眠ったので、明るくなってきたところで目が覚めました。

 せっかく朝早く目覚めて、朝食までも2時間以上あるので、少しドライブすることにしました。
 まずは、上富良野と白金を結ぶ道路沿いにある日新ダムへ。撮影ではここの道はあまり通らないので新鮮です。新緑が湖面に写って綺麗です。早朝の静寂の中、鳥の鳴き声だけが響きます。
 そのあとは白金にある新名所青い池へ。日中は観光客で混雑する池もさすがに早朝のため数人しかいません。それでもやっぱり誰かしらはいます。しかし肝心の池の色は、太陽の光が届いていないためか沈んだ色です。やっぱりここは日中に見るべきところのようです。たいして収穫もなく宿に戻って、それでも朝食まで時間があったので、二度寝してしまいました。

 今日の予想最高気温も29℃。さすがに夜は涼しくなったけれど、宿を出発する頃には、ぐんぐん上がってきました。丘を少し廻ってみますが、昨日ほど山もすっきり見えていないし、やっぱり土が多いし、暑いし、早々にランチのため東川に向かいます。

 東川に向かう途中、旭川空港近くにあるアイス工房田村ファームクローバーに久しぶりに寄ってみました。なんといっても今日はアイスを食べるのにはもってこいの暑さです。ここのジェラートはすっきりした甘さでそれでいて濃厚で美味しいです。

 ランチは冬に続いて「北の住まい設計者cafe」にお邪魔しました。平日のランチタイムはじまって間もないので、さすがにお客さんは少なく、落ち着いた時間を過ごせます。
 朝採りアスパラとエビのパスタ   オニオンポタージュ
 やっぱり、ここの料理(特にパスタとパン)は美味しい。おまけに今回はアスパラがメニューにあって、最後までアスパラを堪能できました。お店の雰囲気と店員さんの笑顔も素敵です。帰り際、店員さんと話をしたら、ここのcafeの人も2人、ヘルシーマラソンに参加したそうです。

 美瑛に戻ると、午前中より山が綺麗に見えてきました。
 美沢からの十勝岳

 ラジオを聴いていると、美瑛の隣の上富良野町では、今日の気温が31℃まであがったそうです。昨日よりもさらに暑くて、今年初の真夏日だそうです。最近は北海道でも30℃を越えることも珍しくなくなってきたけれど、まだ6月ですからね~。ただし、カラッとした暑さなのでまだ良いです。

 この暑さの中、水を求めて再び青い池へ。ここのところ雨は降っていないし、天気も良いので、条件的には良いはず。果たして、最近見た中では綺麗な青、おまけにバックには十勝岳。風があって池面が波立っているのがちょっと残念です。そういえば今年のヘルシーマラソンの完走証もこんな感じの画でした。
 青い池と十勝岳

 夕方、山が色づくのを期待しましたが、15時を過ぎるとだんだん霞んできてしまいました。少し粘ってみましたがイマイチだったので、早めに空港に向かいました。


美瑛ヘルシーマラソン(2013初夏 北海道 第2日目)

2013年06月09日 | ランニング・サイクリング

 昨年はエントリーをしながら、出場できなかったヘルシーマラソン。一昨年はクオーターだったので、美瑛では初めてのハーフです。

 それにしても暑い!一ヶ月前の鹿沼も暑かったけれど、それよりも暑い。しかもスタートは午前11時なので、日中の最も暑い時間帯に走ることになります。もう1時間でもスタートを早めれば少しは楽なのに・・・。この日の最高気温は29℃だったそうです。

 スタート地点の白金までは大会が用意したバスで移動します。標高600mほどの白金から街中に下ってくるコースで、前半10kmは下り、5kmほど直線の平らな道が続いて、15km地点から1km弱の心臓破りの坂を上り、また下ってから後半3kmはほぼフラットというコースです。下り基調なので普通なら2時間を切れるはずですが、この暑さなので、とりあえず目標は2時間を切ることです。

 スタート地点

 さすがに街中より標高が高く、森に囲まれたスタート地点の白金はいくぶん涼しい。それでもスタート前の気温は20℃を越えています。1時間も前にスタート地点に着いたけれど、とくにやることがないので、宿のメンバー(遊岳荘レーシングチーム)とくつろぎながら過ごします。スタート30分前のコールがあったのでトイレに行くと長蛇の列。さすがに慌てました。

 午前11時スタート。前半はひたすら下りです。車で走っているときは結構な下りだと思っていましたが、走ると意外とそうでもありません。あまりきつい下りだと足にきそうなので、かえって良かったくらい。それでも前半とばしすぎると後が怖いので、5分前半/kmのペースで進みます。5kmを26分30秒で通過。予定通りのタイムです。

 5kmを過ぎると、多少は下っているものの、感覚的にはほぼ平らな感じ。時々白樺の木陰があったりして、少しは暑さがしのげます。第1給水所は混雑していて少しロスタイムがあったものの、10km地点で54分15秒と、とりあえず5分30秒/kmを切るペースで順調。

 10km地点からは畑の中の一直線の道。さすがに気温も上がってきて、アスファルトの熱も伝わってきて暑い。しかも全く日陰がありません。向かい風を感じられるのが唯一の救いです。向かい風がこんなにありがたいのは初めてです。15kmを1時間23分で通過。ここの5kmは5分45秒/kmと若干タイムが落ちてきましたが、残りを6分/kmで走れば2時間を切れるペースです。

 いよいよ心臓破りの坂に挑みます。傾斜が急になってきたところで女子中学生?のハイタッチの応援で元気をもらいます。並んでいる10数人全員とハイタッチを交わします。少し間隔が途切れたところで保護者くらいの年齢の人もハイタッチをしてくれています。若い子じゃないし、さすがにもういいやと少し離れたところを走って通りすぎたところで見てみたら、なんと特別ゲストの増田明美さんでした。はい、タッチしそこないました。周りはだいぶ歩いている人もいて、次々と抜いて坂を上がります。それでも8合目の標識から頂上までは結構長く感じました。結局15kmからの1kmは6分30秒もかかりました。

 暑さによるダメージと上り坂での無理がたたったのか、16kmからの下りでも全然ペースが上がりません。おまけに17kmあたりから足が痙攣してきて思うように足が動かず、何度か立ち止まったり、歩いたりします。レースで歩いてしまったのははじめてです。もうだめかと思ったところで、前方にかぶり水が見えて、なんとかたどり着いて一息いれます。この水には本当に助けられました。かぶり水とレーシングチームのみんながいなければ本当に棄権していたかも・・・。あと1kmを切ったあたりの丸山橋の上りで今回参加をしなかった駒込さんの応援をもらい、なんとかゴール。結果は2時間3分58秒。ネットだと2時間2分50秒くらい。この前の鹿沼とほぼ同じタイムです。暑さの中のレースの厳しさを改めて思い知らされました。

 とりあえず無事にゴール

 

 それにしても、今日は天気がとっても良い。十勝岳もくっきり見えています。写真を撮らないのはあまりにももったいない、ということで、レーシングチームのみんなが解散するかしないかのうちに、疲れた体を押して写真を撮りに廻ります。
 一番大好きな丘     水沢ダム

 今日で帰るという方たちと早めの夕食を食べたあとは、夕日の撮影に。
 新栄の夕日

 撮影のあとは温泉へ。やっぱり動いたあとは温泉に入りたい、そのために1日休みをもらって余裕を持たせたようなものです。

 それにしても、マラソンに撮影に、暑さの中大変ながらも充実した1日でした。

 


関東より暑い北海道(.2013初夏 北海道 1日目)

2013年06月08日 | 北海道

 いつものように、朝一番の飛行機で旭川に向かいます。今日から3日間とも天気は晴れで暑くなる予報。本来なら喜ぶべきところですが、今回は明日に美瑛ヘルシーマラソンが控えているのであまり暑くなって欲しくないところです。
 しかし、旭川空港に降り立つとすでに関東より暑い。暑さのせいで山も霞んでしまっています。

 今回はマラソンが目的の美瑛ですが、やっぱり晴れとなると写真を撮らずにはいられないので(貧乏性?それとも写真家の性?)、早速カメラを携えて丘ウォッチングに出かけます。今年の美瑛は、ゴールデンウィークに雪が降ったりと5月までは寒い日が続いたとのことで、畑の作物の生育が遅れているようです。秋小麦の緑を除いては、まだ芽を出したか出さないか程度の畑が多くて、土の色が目立ちます。しかもここのところ雨が降っていないとのことで、カラカラに乾いて土も白っぽくなっています。対照的に、十勝岳などの山は、寒さのおかげで例年よりも雪がたっぷり残っていてとっても綺麗です。

 そんな中、見つけたのはこんな畑。 土の中からニョキニョキと伸びているもの、なんだか分かりますか?

 そう、この時期の北海道を代表する食べ物「アスパラガス」です。ユニークな育ち方をしてますが、収穫するのはとっても大変だそうです。機械で刈り取りができないので、一本一本、手作業で鎌で刈らなければならなくて、この高さだから中腰の姿勢での作業が続きます。さらに1日に数十センチも伸びることもあるので、商品にするためには日に2~3回も畑に出るのだそう。しかも北海道の畑ですから、とてつもなく広い。時期限定でこれだけ作業が大変なら、多少お値段が高いのもうなずけます。

 というわけで、今日のランチは早速アスパラをいただきます。一昨年の6月にも寄らせていただいたカフェレストラン「バーチ」。となりの農園で朝収穫されたアスパラだそうです。今回はグリーンカレーと一緒にいただきました。グリーンカレーは思ったよりも辛いですが、心地よい辛さというか、後味がとっても良いです。そしてそれがアスパラの甘さをさらに引き出してくれます。結構太いアスパラですが、歯ごたえもあって、しかもみずみずしい、ほんのり塩味が効いていてちょうどよい茹で加減です。
 グリーンカレーとバーチドエッグ

 車を走らせていると、道端のあちらこちらに黄色いタンポポが目立ちます。なんかタンポポというと雑草のイメージですが、丘に咲いていると良いアクセントになっていて、思わずカメラを向けてしまいます。
 タンポポと三本の木

 留辺蘂の丘では、夫婦で農作業を行っていました。植え付けが終わって、雑草が出るにはまだ早い時期であるためか、それとも土曜日だからか、他に畑で作業をしている人はあまり見かけませんでした。
 十勝岳をバックに農作業

 まだまだ、土の色と緑だけのパッチワークですが、青い空に白い雲が浮かぶと、やっぱり素敵な丘風景です。

 

 温泉に寄ってから宿に入ると、既に明日の大会に出場する選手が何人か到着していました。今回はみんな顔なじみばかりです。当然夜は前夜祭となりました。