HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

オランダフウロ

2015-05-10 | 草 果実・種子

花は色褪せたものしか咲き残っていなかった。
特徴的な果実が延々と続いていたから、何個かを採って帰った。
それが翌朝にはこんな状態になっていた。
部屋の中だから暗すぎたので、日射しのある場所で撮ったけれど
今度は背景を白にしたために、影が映って二重画像になってしまった。

出来れば来年は、花の咲く頃に撮りに行こう。
忘れていなければ…。
その場所が舗装などされていなければ…。


























オランダフウロ フウロソウ科オランダフウロ属 Erodium cicutarium

 
撮影した折に偶然写っていた種子画像。
左側は花の上に一つ乗っている。右は白い円内に何とか見えている。
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この種子と同じ場所のオランダフウロ 木場のオランダフウロ



2 コメント

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ぐるぐるの果実 (こいも)
2020-07-06 14:27:20
林の子さん
オランダフウロってすごいですね~
このグルグルに捩じれた果実・・・
グルグルを利用して種子をまき散らすのですか?
自ら巻きついて小さな花束になっていますね。
何とも不思議で面白いです。
(^o^ゞ))))あらあら、、、お家の中もかなりの大騒ぎになっていますね。
実際に見てみたいです~~~♪
八畳の洋間。 (林の子)
2020-07-06 15:24:07
まだ緑色だった果実を採ってきて、占有している部屋のハッチの上に置いていたのですが
ご覧の通り大変な事になりました。
フウロの仲間ですから、一つの果実に五つの種子。
一つ一つがバネを持って弾けるので部屋のあちこちに散乱しました。
やっと全部集めたのが上の画像です。
面白いのは、これが地面だと雨模様の折には長く伸びた部分を上、
鏃のような部分(これが種子)を下にして螺旋部分が地面に潜り込みます。
晴れて乾燥するとまた螺旋が元に戻り、湿気ると螺旋が強くなって…。
その繰り返しを支えているのが上に半弧をえがいている部分。
これを梃子にして地面に潜り込んでゆくのです。
とにかく愉快な姿の種子です。
ご覧になると地面にばら撒いて動く様子を見ていると飽きませんよ。

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