砂浜に這うハマゴウと花はそっくり同じだけれど、ミツバハマゴウは直立する。
京都で最初に見たときも、這っていなかったから驚いた。
葉裏は白い。
植物生態園の中では、ハマゴウとミツバハマゴウが揃って植えられている。
残念ながらまだ幼木、花数も少ない。
名前通り、葉は3出複葉だが単葉も混じる。
上の画像がハマゴウ、下の画像がミツバハマゴウ。
花の部分だけ見ては、区別がつくはずもないから、ここでもハマゴウのプララベル。
ハマゴウとは違いますよね、と職員さんに話した。
ミツバハマゴウ(三葉浜栲)シソ(←クマツヅラ)科ハマゴウ属 Vitex trifolia
ハマゴウ(Vitex rotundifolia)は単葉、
ヤエヤマハマゴウ(Vitex bicolor)は5出複葉、ミツバハマゴウの変種との考えも多い。
従来、ハマゴウ属(Vitex)はクマツヅラ科に分類されていたが、
APG体系ではシソ科へ編入されている。
ムラサキシキブ属(Callicarpa)、カリガネソウ属(Caryopteris)、クサギ属(Clerodendrum)、チーク属(Tectona)、ハマゴウ属(Vitex)などが同様に移行されている。
(2011.08.22 京都)
ハマゴウ
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記事中、アンダーラインの部分は、関連画像へのリンクが設定されています。
そう言えばハマダイコンとダイコンバナも見分けが難しいですね
気候が変化しているので変種も増えそうです
私には同じに見えます(笑)
色がいいですねぇ。
( ̄Θ ̄;) ムゥー・・・・・
私もまったく違いのわからない男。。。(汗)
毎日が雑草とのお付き合い、特にまとめることもないだろう…、そう思い始めました。
珍しいモノを撮りにあちこち出掛ける趣味もないし、奇をてらった画像を撮る趣味もないですから、
その時に咲いている雑草を撮っているだけです。
喜サンタさん、
似た種類は見比べてもわからないものも含めて幾つもありますね。
ちょっとした違いを追求される方も多いようですから、「雑草」の種類はどんどん増え続けているようです。
園芸種の多くは、もとは野に咲いていた原種からの改良ですし。
hiiragiさん、
同じ花です。
生育する場所が違うだけですから、育つ姿が違っていて、
地面を這っているか、上に伸びてゆくか程度ですし、
葉の枚数も時には一枚だったりします、
それでも別の種類と区別されているので、画像も区別して撮っています。
snap-kさん、
ほぼ毎日のように雑草とつきあっていますから、特にこの日に何を…と考えずに上げてしまいました。
植栽されるものも似たものが多いですが、雑草も深みにはまると大変な数。
ほどほどにしないと、葉や茎の毛の有無や、時には種子の形にまで立ち入らないと、
名前の区別が出来ない雑草の雑種まで幾つもあるようですね。
お洒落な感じがします
ハマゴウは名前通り、海辺に咲いているのですが仲間のミツバハマゴウは、少し海から離れた場所で咲くようです。
優しい薄紫の花はそっくりで、樹の姿で見分けがつく程度のものです。
「三つ葉」の名前通り、近寄れれば葉の付き方だけでも見分けられるようです。
咲き遅れたセイヨウニンジンボクなども似たような淡い紫の花をつけて、
そろそろ秋…、の雰囲気になりますね。
ハマゴウとミツバハマゴウのお花…見分けがつかないほどそっくりですね。
砂浜に這うのがハマゴウ・・・ミツバハマゴウは直立するのですね。
花色はとても優しそう~~~どちらも素敵です。
見させていただきました。ありがとうございます。
最初見た時には「ハマゴウ」のプララベルが下がっていました。
それでも海辺で見ていたものとは違って、太い樹になっていたので
「違いますよね…」と、園のボランティアさんに話しました。
その後に、しっかりと説明看板まで作られましたから
どこにも間違いはある…と言うことでしょうね。
公共の植物園などでは植え替え自由の花壇の花は別にして
そこに育つ木々にはやはり正しい名前をつけておいて欲しいですね。