雪が降って二日経った。
暖かさが戻ると、こんな日は休んでいた野の花が開く。
公園の東側の低い石積みの下に、イヌノフグリが何輪が咲き始めている。
寒さが厳しくても、少しずつ地面は暖かくなっている。
かなり以前から広がり始めている葉は、霜焼け状態だけど花は開いている。
そんなカメラで撮れます？？
ご大層な機材を担いだ方が、そう話しかけてこられた。
えぇ、充分ですよ、さすがにここでは腹ばいは無理ですけど、
膝付いて撮れば花の姿までは充分。
レンズ交換さえ出来ないのだから、そんなカメラ…だとは思うけれど、
野の花をありのままに撮るにはご大層な機材は要らない。
格好つけて撮ったところで、野の花は野の花。
寒さで開けなかった頃。
（2011.02.05 明石）
（2011.02.16 明石）
舗装された道と、低い石積みの間のほんの僅かな土溜まりに育つ。
咲いていることを知らなければ、絶対（？）に目にとまることはないだろう。
尤も、この花に関心を寄せる人は殆どいないだろうから、目にとまっていても気がつかない。
だから、勝手に「絶滅危惧種」だし、引き抜かれてもやはり雑草…と諦める。
（2011.02.19 明石）
去年の冬 春 １ 春 ２ イヌノフグリ
田町 茶園場町 林・大明石町
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いつも 素敵なお写真 ありがとうございます
楽しみにしています
隔日ですが夜九時まで仕事に出ています。
それ以外は全部自分の時間になって久しいので雑草三昧ですが、
時には花に飛んでくる昆虫類撮ったり、自転車で走りまわる途中で鳥を撮ったり。
気ままな時間はあっという間ですが、静かな冬と違って、
春が近いと他に気を取られることも多くて困りもの…です。
オオイヌノフグリと違って、今や絶滅の危機、なんて勝手に思っています。