ヒメウズを撮りに出掛けた。
ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリが咲き競っている。
そうか、ここで白花見つけたんだ…と、ヒメウズを撮るのを中断する。
同じ場所に、今年も同じように白花が出ている。
この場所は草刈り程度だから、いつも通りカンサイタンポポも咲いている。
シロバナヒメオドリコソウには、Lamium purpureum L. f. albiflorum と
しっかり学名が与えられている。
ここの個体は、唇弁部分などに赤紫斑が残っているから、
純粋(?)な白花とは呼ばないのだろうと思っている。
(2011.04.03 明石)
(2011.04.07 明石)
☆
ヒメウズとヒメオドリコソウの白花、女房殿のリベンジ。
時々、赤紫色も。
(2011.04.07 明石)
(2011.04.21 明石)
☆
ヒメオドリコソウの多くは、葉が次第に赤紫色に変わって行くのだけれど、
ここに咲いていたものは殆ど咲き始めの緑を残している。
ヒメオドリコソウ(姫踊り子草) シソ科オドリコソウ属 Lamium purpureum
(2011.04.25 明石西)
今年のヒメオドリコソウ ヒメオドリコソウの白花種 三日月のオドリコソウ
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まず白花のヒメオドリコソウに目を惹かれますね。
こちらでは見たことがありませんから。シロバナタンポポもまだです。
あるところにはある、と言うのですが・・。
ヒメウズ、今までに気づかぬまま見ているのかもしれませんが、分りません。
今度気をつけていて、何とか探せればよいのですが(汗)
花壇の花と違って、探す楽しみが野の花にはありますね。
雑草の類は、環境さえ変わらなければ必ず同じ場所に出て来るので、
一度見つけると何年も楽しめる。
ただ、人の生活環境に応じて変えられたり、突然舗装されたりで、
市街地では安住出来ないのでしょうね。
その点、公共公園などは手つかずの雑草畑(?)が幾つも残っていて楽しめます。
ヒメオドリコソウも全く同じ場所で増えています。
ヒメウズなどは、もう何十年もそこに咲き続けているようですから、
ふっと、懐かしい厚顔無恥な美少年たちを思い浮かべてしまいます。
ヒメオドリコソウなどが咲くような少し湿気のある場所が、たぶん好みのようです。
新しい発見です!
なんとなく白花としか認識がなかったのがこれで目が覚めたという感じです。
普通のピンク色から純白にいくまでの過程を頭に思い浮かべました。
今度はこのような白花種も見てみたくなりました。
うっすらと紅をさしたような花が可愛いと思いました。
ヒメオドリコソウとペアを組む野草の色々は見ていて楽しいです。
午後から予報通りに雨が降っています。
人間とは勝手なもので、花壇には様々な色の花を植える人たちが、
普通には見かけない雑草類の色を見ると、突然変異だとか、奇形だとかおっしゃる。
それぞれの持つ遺伝子要素の違いでも色は変わるものだと理解したいですね。
もちろん、突然変異もあるものですが。
自然に交雑して行く野の花・雑草類は、それぞれにしたたかな生き方をしているようですが、
やはり遺伝子の法則に従った生き方が普通なのでしょうね。
白はやはり劣性遺伝、少なくなって行くのが普通なのに、場所によっては白だけ…と言うところもあるのが愉快だと思います。
野の花が、我が世の春…暖かな気持ちで同じ春を過ごしていたいですね。