今日米人の白人の常連の患者さんがいらっしゃって、面白いエピソードを伝えてくれました。
彼女は私と同じでまったく新型コロナウィルスを恐れていませんが、もちろんエチケットとしてお店に行くときはきちんとマスクをして、マナーは守っていらっしゃる方です。
今朝彼女がファーマーズマーケットに行って並んでいると。とにかく神経質にソーシャルディスタンスでキーキーしている女性に出会ったそうです。その女性は、6フィート(2メートル)のソーシャルディスタンスを異常に気にしていて、つま先程度でも距離が近づくと周りの人や店員さんを指さして「ソーシャルディスタンス!ソーシャルディスタンス!」と不愉快極まりない態度なのだそうです。周りの人たちは辟易としていました。
そこで私の患者さんは「そんなに怖いならあなたが外出をやめなさい!ゴーホーム!ステイホーム!」
すると、どこからともなく歓声と拍手が起こり、ある人は面白半分に「ゴーホーム!ステイホーム!」と復唱する人も現れて、この神経質女は「まっ!!」と顔色を変えて、周りの人の冷たい視線にいたたまれなくなってどこかへ去っていったそうです。
とても痛快なお話ですね。。。。
今回は笑い話で済んでいます。。でも、これはいくつかの大きな問題を内包しています。
1.多くの人々は現状に嫌気がさして鬱憤の極致となっている。そして、少なからず新型コロナウィルスは実はたいしたことはないと本能的に気付き始めている。
2.この状態は、血気の多い男性のグループだった場合、エスカレートすると暴力事件に発展する可能性がある。
3.同時に、この不愉快千万で神経質で無礼な女性こそ、無責任なメディアの煽りの被害者でもある。
一般のメディアの視聴者たちは、どうしても報道の内容を鵜呑みにしてしまいがちです。普段はそうではない方々も、毎日ネガティブな報道を見聞きしていると、どうしても洗脳されてしまいます。
一日も早く多くの方のメディアによる洗脳が解けて、健康で幸せな生活の戻っていただくことを切に願います。
この武田博士のおっしゃることが正論です。
動画の内容にある「家で養生をするときには、食事は軽いものにして、消化に体力を使うことになってしまう栄養のあるものは控えて、3日間は横になっていること。これは「寝ろ」という意味ではなく、横になっていることによって、体力の無駄使いを大幅に減少させることができる。免疫を最大限に活用するために、40℃以下の発熱であれば、解熱剤は飲むな。」というご高説は、完全に漢方医学の考え方と合致しており、非常に納得できる内容でした。
新型コロナウィルスでは死にません。
どっしりと構えておりましょう。
大丈夫、だいじょうぶ。。
漢方アメリカOnline
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