カゼの防止に玉屏風散錠（ぎょくへいふうさんじょう）

最近周りに風邪を引いている方が大変多くなりました。
現在我が家では、母が寝込み、子供３人が一人ひとり一日遅れで学校を休んでおります。

私は今回たまたまカゼの予防漢方薬である玉屏風散錠（ぎゃくへいふうさんじょう）を飲んでいたせいか、元気でピンピンしております。
以前も書きましたが、この玉屏風散錠は数年前に中国で鶏インフルエンザ、いわゆるサーズ騒ぎの祭に、これの処理班の中で、この漢方方剤を服用していた部隊はサーズの感染を免れた。という代物です。

私は飛行機などの空気が汚いところ、まわりにカゼ引きさんが多いときなどにこれを常用しています。
カゼを引いてしまったら、葛根湯錠（かっこんとうじょう）、少し深いところまでいってしまったら越婢加朮湯（えっぴかじゅつとう）、こじらせたら小柴胡湯錠（しょうさいことうじょう）を使い分けます。

カゼの予防にはこのほかに「足三里のお灸｝も大変よろしいです。せんねん灸などのインスタント灸を週に一、二回するとよいでしょう。

後は「鼻うがい」などいろいろあります。

ご自分のコンディションに合った健康法をみつけてお続けになることです。

漢方アメリカOnlineをよろしくお願い申し上げます。

私の記事が載っている月刊誌「はつらつ元気」です。ご参考になさってください。

漢方薬の形状と名称、「丸」、「錠」、「片」、「散」、「湯」など、、、

漢方アメリカＯｎｌｉｎｅも開設をしてから１年数か月、おかげさまで米国内のみならず、世界各地の方々からご注文をいただいております。

以前から感じていたことなのですが、私たちの商品の名称の後にその形状を現す漢字が入っているのですが、「重複してるなあ、お客様に気づかれてるだろうなあ。。。」と思いながらそのままにしてきていることがあるのです。

これは「原典の、本来の漢方方剤の名称を損ねたくない」という考えからきているのです。

たとえば、八味地黄丸錠（はちみじおうがんじょう）は八味地黄丸という丸薬があって、これが本来の名称です。しかし、これが胃の中で溶けやすくて吸収のよいタブレット状に加工して出しているということで、「錠」の字をつけて八味地黄丸錠となっているわけです。

また、山楂降脂片錠（さんさこうしへんじょう）は自分でも少し変だと思います。この「片」は中国語、どちらかといえば現代中国語といえるでしょう。小さい塊、タブレットといえる意味です。ですのでタブレットを日本語で「錠」と考えられるということで山楂降脂錠でよろしいはずです。

まあ、山楂降脂片錠を中国人が見たら、感覚的に山楂降脂錠錠（さんさこうしじょうじょう）と感じてしまうでしょう。

「漢方方剤の本来の名前を損ねたくない」という気持ちが逆に矛盾を生み出したのです。

近いうちに少しこれらの名称を整理しようと思っています。どうぞ温かく見守っていてください。


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スリープアプネア（睡眠時無呼吸症候群）、ＣＰＡＰマシンをまた使ってみた。最高の睡眠だ！！

以前私が睡眠時無呼吸症候群になって、ＣＰＡＰマシンを使ってみたら、大変元気になったお話をしたことを覚えていらっしゃるでしょうか？

このところ調子がよくて、なんか自分のいびきが止まって来たように感じていたので、この一月ほどＣＰＡＰマシンを使用しないでみました。
すると、以前ほど疲れた感じはしませんし、車の運転中にどうしようもなく眠くなることはなかったのですが、食事のあとに椅子に座った姿勢での居眠りが多くなりました。

そこで、もういちどＣＰＡＰマシンをキチンと使ってみることにしましたところ、翌日の目覚めがうそのように爽快でありました！「やはりこれは使い続けよう！」と自分に言い聞かせたところです。


興味のある方は、下記のペイジに進んでいただき、睡眠時無呼吸症候群の関連記事をご覧になってください。
http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/c/148cefe6f651afb13cfc0499db2d1777/4

http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/c/148cefe6f651afb13cfc0499db2d1777/3

ちなみに、現在の私は「死なないぞダイエット」と防風通聖散錠、山楂降脂片錠のおかげで、この時期の写真より８．５キロやせています。
あのころに、ＣＰＡＰマシンと、死なないぞダイエットに出会って、本当に命びろいをしたと感じております。

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緑内障、あらゆる眼病のケア、番茶シップ、雑誌「はつらつ元気」3月号の詳細

（これはジャパンタウンのニジヤで見かけた番茶です。$3.99でした。
香りはしっかりとしているので、これは目のケアに使えると判断しました。）

先日ご紹介しました、雑誌「はつらつ元気」の本年3月号に載りました私の記事をピカサに載せましたので、ご覧ください。

https://picasaweb.google.com/Japanesemedicine/113#

「はつらつ元気」の編集部にも快諾を得て載せさせて頂きました。

パッと見で、文字が小さいようですが、虫眼鏡のマークのところをクリックして頂いて、しばらく待ちますと拡大扱いとなります。大きくなりすぎましたら、マウスをドラックしますと、ペイジの位置を動かすことができます。

この「番茶シップ」は私も自分の目をケアするために毎日行っております。
簡単ですし、気持ちがいいので、是非やってみてください。

私は厚めのタオルを使って、床屋さんでひげを剃ってもらうときのような温かい刺激を楽しんでおります。

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山楂降脂片錠（さんさこうしへんじょう）は売り切れです。

山楂降脂片錠（さんさこうしへんじょう）が売切れてしまいました。

この漢方方剤は防風通聖散と併用すると、理想的なダイエット効果があります。
山楂降脂片錠（さんさこうしへんじょう）は字の如く脂、コレステロールを除去する作用があります。

防風通聖散は体の代謝を促進する作用があるので、今風に言えばメタボリズムが促進されることによって、ダイエット効果が期待できます。

そのようなわけで、最近これらの漢方方剤のご注文が多く、山楂降脂片錠の方は在庫がそこをついてしまいました。
この方剤を作るための材料が手に入りにくくなっております。材料入手、調剤でき次第、ご報告をさせていただきます。

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越婢加朮湯（えっぴかじゅつとう）を作りました！

実は私、少し前、約三ヶ月くらい、右ひじの痛みに苦しんでおりました。それも人知れず。。。。

ある日ガレージの掃除を長時間したあとに、右ひじに筋肉痛のようなものが出て、放っておいたら慢性化してしまいました。
ひどいときは、体を拭いた後のバスタオルを持ち上げようとしただけで痛くてこれを落としてしまうほどでした。
しかし、鍼灸治療と漢方薬の調剤のときの動作では痛さが気にならなかったので、ずるずると長引かせてしまったようです。

じゃあ鍼灸治療を受けようかと思っても、回りに日本の免許も持っていて、マイルドな治療ができそうな人がいません。中国鍼は太い鍼をぐさぐさ刺して電気をかけてほうっておく治療をやる人が多いので、これもいやでした。
「よし、私の生徒たちにやらせよう！」と思い、数人の生徒を呼びつけて治療をさせてみましたが、結果ははかばかしくない。。。。（わしの指導に問題があるようだ。。。。）

そこで、漢方薬の登場です。
私はいつも食欲が旺盛で、ちびでがっしりとした体格です。胃腸は強いほうで、声が大きいタイプです。
こういった体質の持ち主の関節痛、咳、目の周りや結膜の病気、皮膚疾患などには越婢加朮湯（えっぴかじゅつとう）の出番です。
全部の材料をそろえるのに一月以上かかってしまったのですが、早速これを作り、またしても自己人体実験です。
ティースプーン２杯をお湯にといて一日３回づつ服用しますと、約３週間で痛みが消えました。

面白いもので、こういった事態が起きた後は決まって似たような症状の患者さんが増えてくるものです。
そこで早速、今度はこういった患者さんたちのために越婢加朮湯（えっぴかじゅつとう）と大量に調剤いたしました。
同時に一昨日から、漢方アメリカＯｎｌｉｎｅにも新製品として載せることにいたしました。どうぞごらんになってください。

新製品と銘打ってはいても、これは私のサイトにはじめて載せたということで、越婢加朮湯（えっぴかじゅつとう）自体は、後漢の時代の書物、金匱要略（きんきようりゃく）にある処方で、２０００年近くの歴史を持つ立派な伝統的漢方方剤です。

越婢加朮湯は、体内の水分代謝異常（水毒、すいどくといいます）のもたらす種々の症状を改善する便利な漢方方剤です。

すべてアメリカのＦＤＡの許可済みの材料を用いて調剤いたしました。自信を持ってお勧めいたします。


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雑誌 はつらつ元気３月号 う。。誤植をみつけた。。。。

私が載っている、雑誌「はつらつ元気」の５２頁に誤植発見。。。。。
私のミスかと思い、早速原稿を調べてみましたが、幸い私の原稿のほうは正しく書かれていました。

「慈愛に満ちた」という表現が「自愛」と書かれていたのです。。。。

私のミスではないのですが、、、皆様に信じてもらえるかなあ。。。。

雑誌「はつらつ元気」の３月号に私の記事が出ています。自分でできる緑内障などのケア

同誌の昨年１１月号に、たまたま私の番茶シップが緑内障の治療に大変よろしい、という記事が出たのですが、そのごこの方法を試された方々から反響があり、今月また関連の記事を書かせていただくことになった次第です。

日本にいらっしゃる方、あるいは海外でも紀伊国屋書店などがお近くにある方は、是非ごらんになってください。

http://www.geibunsha.co.jp/mag/genki/p/genki_00000000243.html

これが、私がこの雑誌に寄稿依頼を受けることになったブログの記事です。

http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/s/%C8%D6%C3%E3%A5%B7%A5%C3%A5%D7


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加味逍遥散（かみしょうようさん）と逍遥散

加味逍遥散（かみしょうようさん）これ、私も大好きな漢方方剤の一つです。
私はイライラしたとき、よく眠れないときなどに好んで服用をしています。漢方薬は特に病名がつくほどの症状でなくとも気軽に飲めるので安心です。

これを飲むと、多くの場合「ま、、いいか。。」というモードに気持ちが落ち着いてまいります。
ごくたまにですが、患者さんのために「重複すると思いますがもう一度詳しくお答えくださいね。。。」と優しく質問をするとすべての質問に「以前も話したと思うんですがねえ！。。。」といやいやお答えになる人や、日本の素人向けのただの週刊誌の健康欄に載っていた記事を挙げてきて、「サンデー毎日に載っていた何々医大の誰々教授を知らないんですかぁ？。。。」と小ばかにしたようにおっしゃるような方々が続いていらっしゃる場合などは、加味逍遥散の出番です。
控え室でそっとこれを飲んでから、ニッコリと患者さんに対応させていただいております。青筋が消えるわけです。

しかし、先月ですが、他の患者さんもいらっしゃって込んでいるときに強引に入ってきた方がいらっしゃいました。患者さんの問診表に記入をお願いすると、迷惑そうな顔をなさっている先に来ていたほかの患者さんを尻目に「おれ、鍼灸なんかやらないよ！マッサージだよ。マッサージっ！」といいながらご自分の肩をぽんぽんとたたいて「これだよ　これ！早くしてよ！」とたいへんな勘違いさんでした。このときはさすがに加味逍遥散が間に合いませんでした。。。。（そのようなサービスはしておりませんので、、、お帰りはこちらです！とやっちゃった。。。心の修行が足らんかな。。。でも、他のお待ちになっている患者さんが手を叩いて喜んでいたな。。。。）


誰しもが大なり小なりストレスを抱えて生きています。この加味逍遥散（かみしょうようさん）そして逍遥散（しょうようさん）はこのストレス、特に怒り系のそれに大変効き目があります。

また、ご婦人の更年期による各症状、ある状態で手にできる主婦湿疹にも効果があります。（ちなみに主婦湿疹には他に温経湯（うんけいとう）なども使われます。）

加味逍遥散と逍遥散はどう違うのでしょう。
加味逍遥散のほうには、逍遥散に牡丹皮（ぼたんぴ）と山梔子（さんしし）という漢方薬が入っていて、体が虚して発生した熱を取る作用が期待されています。

実際の臨床的に見て、加味逍遥散はイライラするとき、逍遥散はどちらかというと更年期障害で体がかゆいときによく効いています。

ご質問があればいつでも私に連絡をしてください。

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来月からの米国内送料値上げのお知らせ。。。漢方アメリカOnline

皆様お元気でお過ごしでしょうか。

漢方アメリカOnlineも開店して一年余り、おかげさまで多くの方々からご注文をいただいております。
米国内のみならず、日本、東南アジア諸国、そしてヨーロッパの日系の方々からもお買い上げいただきまして、本当にありがとうございます。

今回は大変恐縮ながら、来月3月1日より、米国内の送料を1ドルだけ値上げさせていただくことをご報告させていただきたいと思います。
1ドルの値上げで、米国内の送料は、これまでの5ドルから6ドルとなるわけですが、そのぶんより堅固なつくりの梱包を心がけ、そのほとんどをPriority Mail扱いとさせていただくことにいたします。
このことにより、お買い上げの皆様の為に、より速く確実な品物のご到着を実現することが可能になりました。

これからも、メールによる問診を随時受け付けております。興味にある方は、いつでもご連絡をなさってください。

今後ともどうぞ、漢方アメリカOnlineをご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。


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