荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

子ども番組の巻、ふたたび。

2013年09月27日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを
ガキの頃からテレビばかり観ていました。

母親も勉強勉強と、ギャーギャーわめく割には僕のテレビ視聴を制限しようとはしませんでした。

いまだに母親に対し諸々根に持っている僕ですが、この点だけは感謝しております。

まぁ、ガキの視聴といったらアニメや特撮モノ、お笑い番組と相場は決まってますが、結構微妙に好きだったのがアメリカ産のアニメでした。

いわゆるカートゥーン番組です。

赤西くんとかいうヒトがいたジャニタレグループのお話しではありません。

お若い方はご存知ないでしょうが、当時は東京12チャンネルという放送局がありました。

早い話、今のテレ東です。

さて、平日の夕方、毎日毎日そのカートゥーン番組が放映されてました。

他局がこぞってニュース番組を放送する中、『夕食の支度をしてるママの邪魔をガキにさせない』番組として。

タイトルは【マンガのくに】といいました。

【アニメ】を【マンガ】と読んでいた時代である事がよく分かるタイトルです。

そんな、【マンガのくに】内にて、いろんなアメリカ産のアニメが次々と投入されました。みんな再放送です。

【チキチキマシン猛レース】は、後のスピンオフ作品を頻出するに足る、魅力あるキャラクターを創出しました。

『出て来いシャザーン!』でお馴染みの【大魔王シャザーン】は、頼りになるハクション大魔王って感じでしたな。

【シンドバッドの冒険】のマジックベルトは、【ポパイ】のほうれん草や【まんが 水戸黄門】の格さんのタスキの様なもんで、いわゆるスペック向上ツール。

そんな中、僕が大好きだったのが【幽霊城のドボチョン一家】と【スーパースリー】です。

【幽霊城のドボチョン一家】はモンスター3人による、おどろおどろしいお城でのドタバタ喜劇なんですが、ドラキュラが名古屋弁でして、何言ってんのかさっぱり分かりませんでした。

ただ、その名古屋弁が異様に心に突き刺さったものです。

ドラキュラの声を演じた脱線トリオの南利明には、『ハヤシもあるでよ~』という名古屋弁による大ヒットフレーズもありました。

ロシア民謡っぽい主題歌は今でも思い出す事が出来ます。

後に、似た様なタイトルの作品が放送されましたが、まったくの別物で面白くもなく、激しくがっかりした記憶があります。

【スーパースリー】は普段は3人でバンドを組むバンドマンたちなんですが、実は諜報部員。しかも変身出来るのです。

チーフから指令があると、各々変身し、特殊技をつかって悪を倒す、ってストーリー。

僕はマイトっていうキャラクターが好きでした。黒沢年雄ではありません。

声は愛川欽也があてていました。この頃のキンキンの声優業は素晴らしかったなぁ。


加齢と共に、昔を懐かしむのはオッサンの特権。

『なっつかしいなぁ』(水谷豊風)

現在もこのテのアニメってあるんでしょうか。



♪ドボチョンドロドロ、ドボチョンドロドロ、出ってっ来いよっ♪



♪ラリホー、ラリホー、ラリルレロ♪


昔のアニメの唄って、勢いだけで作ってたのかな・・・。


本日の処分品。



我が家、最後のプラスチックハンガー2本。



ウォッチワインダーについて来た付属品。鍵なんか使わねぇもんなぁ。



ニコルクラブフォーメンのニット。部屋着に成り果てた期間も含めて20年近く着てました。



ベルベット風素材のパーカ。安物ですが気に入って着てました。こちらも部屋着歴を含め、10年選手以上。


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