荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

テーブルの巻。

2015年01月03日 | 華麗な生活に極めたシンプルを


椅子というのは、ひとつの人気ジャンルでして結構【椅子フェチ】というヒトが存在します。

織田憲嗣とか島崎信とかいうヒトたちは、椅子を学問にまで昇華させました。

また、秋元康や藤井フミヤなんかは椅子コレクターとして有名ですね。

なにしろ椅子ってガタイがデカいですから、おうちが広くないとコレクションなんか出来ません。

おうちが広いお金持ちか、『ド』がつくほどの田舎の一軒家の住人でなければ、なかなか難しいのではないでしょうか。

60m2ほどの部屋に住み、38脚の椅子を所持しているヤツもいるにはいますが。

かくいう僕も以前、輸入家具屋業界に長くいたので、そこそこの数の椅子を所持しておりました。

よく『お尻はひとつでしょ』と別れたカミさんに言われたもんです。

そんなデザインに富み、歴史も深い椅子に比べると、どうしてもテーブルってのは地味なアイテムに感じてしまいます。

とはいえ、テーブルがないと不便ですね。

昨年、2002年に購入したYチェア2脚とブローダーネ・アンダーセン社のダイニングテーブルを売却しました。

部屋にある家具はIDC大塚家具の3人掛ソファのみ。

株屋のあんちゃんが打合せに来てくれるのですが、テーブルがないのでしばらくは近所の喫茶店で打合せをしておりました。

ミニマル生活に憧れ、勢いでダイニングセットを処分してしまったわけですが、さすがに困ったものです。

で、折りたたみのテーブルを購入することに決めたんですね。

ところが、良いデザインのものがないんですな。これが。

唯一『これだ!』と思えたのが、新居猛デザインの【シャミドテーブル】。


名前の由来は天板の形状が【三味線の胴】みたいだからとか。

発注そして納品。いや、なかなか良いですな。

デザインもさることながら、まあまあ軽量。

普段は折りたたんで納戸に収納しております。

しかも、定価23,000円ほどのところ、ネットで8,000円台で購入することが出来ました。

実にすがすがしい買物をしたものであります。

こうして株屋のあんちゃんを自宅に呼ぶことが出来る様になったのでした。

『テーブルとイス、フルーツとバイオリン。このほかに、人が幸せであるために必要なものがあるだろうか?』アルベルト・アインシュタイン(ユダヤの理論物理学者・1879~1955)


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