荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

未解決事件の巻。

2015年12月16日 | 日毎ニュースに正義の理想を




【NHKスペシャル 未解決事件 追跡プロジェクト「埋もれた情報 動き出した事件」】を観ました。

NHKのドキュメンタリー番組は民放と違い、うるさいBGMを伴わないから観やすいですね。

また、元FBIプロファイラーだの超能力捜査官だのを名乗る、怪しさ満点のジンガイのオッサン・オバハンが出て来ないのも好感が持てます。

『たった今、視聴者の方から情報が入りました』と【生放送感】を強調するために、梶原しげるがウザい絶叫をする事もありません。

勿論、大袈裟な顔を晒す、久本雅美や矢口真里のワイプもありません。



番組は4件程の未解決事件を紹介、それぞれのその後を調査しておりました。

僕が気になったのは【世田谷一家殺害事件(上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件)】。

この事件は『20世紀最後の陰惨な殺人事件』として、皆さんの記憶に刻まれている事と思います。

残念ながら、とくべつ捜査の進展を示す番組内容ではありませんでした。

事件発覚が大晦日ですから、年末になると特集が組まれるのです。

風物詩扱いですね。

嫌な風物詩だなぁ…。



さて、このテの番組でちょいと気に食わないのが、事件の重要事項をオミットしてしまう事です。

【世田谷一家殺害事件】で申しますと、宮沢さん夫婦と統一教会の関係。

この重要事項に言及する番組は一切観た事がありません。

【スーパーナンペイ事件】においても、殺害された47歳のパート女性が、高級クラブの売れっ子ホステスであった事を報道する番組もありません。

確かに各被害者の名誉を鑑み、番組放映を自制している可能性もあります。

しかしながら、その重要事項に触れる事無く、一方でプロファイラーだの超能力捜査だののおふざけじゃあ、それこそ各被害者に失礼というものでしょう。



僕は三億円事件に非常に興味があります。

三億円事件と世田谷一家殺害事件との共通項は、リュウ(遺留品)の多さ。

リュウが多いからといって、捜査がスムーズに進むというのは幻想なのでしょう。

いや、リュウが多いからこそ、初動で楽観視してしまったり、振り回されてしまったりするのかも。

買い物だって選択肢が多いと、良い結果にならないのと同様です。

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三億円事件の巻、みたび。
三億円事件の巻、よたび。

【王将社長射殺事件】に進展があったそうです。

世間に対するガス抜きという意見もありますが、少しでも事件が解決に進む事を祈ります。

憎むべき凶悪事件の解決を望むのは国民の総意。

牛歩でも仕方ありません、ニッポン全警察官諸君は不眠不休で事件解決にあたって頂きたい。

当然です。仕事なんだから。

…無理だろうなぁ。所詮、不祥事だらけのノンキな給料泥棒公務員だし。



『365日24時間死ぬまで働け』渡邉美樹(ニッポンの偽善者・1959~)



あと、一橋文哉さん。

そろそろひとり位犯人を見つけてよ


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