ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

旭家食堂 @岐阜県土岐市

2015年01月26日 | 岐阜県(東濃・老舗)

岐阜県の東濃地方に残る特色ある「かつ丼」をいくつか食べ歩いている。瑞浪では「あんかけかつ丼」、土岐では「てりかつ丼」と、普通の玉子でとじたものと違うかつ丼が、なぜか峠を越えたそれぞれの町に残る不思議。こちら土岐にある「旭家食堂」ではもちろん「てり」の方(※品書きには玉子とじのかつ丼もあります)。

こちらの店、創業は大正13年(1924)とのこと。国道から一本入った所にある店舗は建物は大きいのだが、暖簾をくぐって中に入ると、店舗スペースは意外と小さく、小さいテーブルが3つと小上がりに小さいテーブルが2つのみ。この日は高年齢の客が多かった。昔から通っているような客なのかな。壁には木札の品書きが掛かっていて、いわゆる麺類食堂のラインナップ。中華そばが人気なのか、目立つ紙に「中華そば(小)、かつ丼(小)」と書いてあったので、大盛だと困るかなと、ついついかつ丼を「小」で頼んでしまったが、後からじっくり木札を見てみると、何のことはない、かつ丼には20円の差で普通サイズと小とがあるのだった。普通サイズで頼めばよかった…。周りはやはり中華そばを頼んでいる人が多い。その姿は蒲鉾がのった、いかにも古(いにしえ)の、という感じでなかなか旨そうだったな。

しばらくして丼が運ばれる。丼のご飯の上には千切りキャベツとカットされたかつ、そしてその上からてりソースがかけられている。ソースはとろみがあるもので、酸味はそれほどでもなく、どちらかというとデミっぽい濃い味のもの。旨い。でもこの量ならやはり普通サイズがよかったなァ…(どのくらい増えるのか知らないけれど)。少し後悔。たくあんをポリポリと食べて、お茶を飲んでごちそうさま。(勘定は¥740)

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旭家食堂

岐阜県土岐市泉大島町3-16

(旭家 旭屋食堂 あさひや食堂 土岐 てりかつ丼 てりカツ丼 亜種 )


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