ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

天津楼 @名古屋市東区・高岳

2014年06月13日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

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以前にとなりの喫茶店「ボンボン」を訪問した時に気になっていた隣の中華料理店「天津楼」。こちらはボンボンと同じ経営のお店。なぜ洋菓子、喫茶と中華だったのか面白いところ。東片端(ひがしかたは)の交差点の南にあります。駐車場はボンボンと同じなのでたっぷり。昼に店の前を通った時はそうでもなかったが、夜に照明看板に明かりが灯ると、これぞ「正調・昭和の中華料理店」という雰囲気。夕食には少し遅い時間とあって、店に入ると先客は数名。オープンな厨房の中には調理の方が3名もいて、薄手で半袖の白い調理服と帽子も、自分が思い描く中華料理店のイメージにドンピシャリ。カウンターの丸いスツールには「天津楼」の名前が入っていて、こんなクラシックな意匠もまた昭和を感じさせる。でもこんな雰囲気にノスタルジックな感情をいだくのも、もう自分のような40歳代くらいまでなんだろうな…。カウンターに座って数多いメニューの中から思いつきで「寧波炒麺」と書いてあるあんかけやきそばを注文した。

注文が入るとすぐに調理が始まり、鍋振りの方のところの材料がスタンバイOK。最初に麺に焼き色がつけられ、カツッ、カツッと北京鍋を振る音がしたかと思うと、手際良く、あっという間に出来上がって配膳された。その間わずか3分。ランチ時なんかはフル回転なんだろうな。ぽってりとした餡がのった焼そばは昔ながらの黄色い色をした麺。麺には焼きが入れてある。餡はやや甘く感じられる。総じて特筆すべき点は無いかもしれないが、安心して食べられる味だ。少し酢をかけたりなんかして楽しんだ。まだ他にも食べてみたいものがたくさん。次はぜひ天津飯でいってみよう。(勘定は¥570)

※コロナ禍で一時休業し、改装予定とのことです(令和4年2月現在)

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天津楼

愛知県名古屋市東区泉2-1-22

 

( てんしんろう 天津樓 ボンボン 喫茶ボンボン 一時休業 閉店 改装 )

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