ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Rebel Music (MOJO Magazine) / Varitous Artists

2013年06月12日 | 雑誌付録CD

Rebel_music 

Rebel Music (MOJO Magazine) / Varitous Artists (2008)

英洋雑誌「MOJO Magazine」の2008年11月号付録は「SONGS OF PROTEST AND INSURRECTION(抗議と反乱の歌)」をテーマとして編集・選曲されていて、ジャケットはフォントも含めてクラッシュ(The Clash)のCombat Rockの裏ジャケ風(いちいちやる事がニクイね)。ちなみにコレ↓

Clashcombatrock1206 

クラッシュはもちろん、フォーク、ソウル、レゲエなどの多分に政治的な曲を14曲収録。ラストのクラッシュのライヴ・テイクはCDとしてはここだけで聴けるもののはず(DVD「Revolution Rock」からのテイク)。どの曲もアプローチは様々だけれど、「体制」というものに歯向かう反骨心があり、特に搾取される側の人間の音楽であったレゲエという音楽の出自の側面が印象に残る。

レゲエという音楽はともすればジャマイカの民族音楽と紹介されがちで、その出自はなかなか一般的には理解されていない。今となっては民族音楽という側面もなきにしもあらずだが、そもそもはナイヤビンギなどの土着の宗教音楽に、アメリカ大陸からラジオなどを通して流れてくるR&Bやソウル・ミュージックが結び付いた新しい音楽。甘いラヴ・ソングが歌われる一方で抑圧される側の人間の反抗が歌にされて民衆の支持を得た。そういう自分も最初は歌詞なんて注目していなかったから、のんびりしたリズムの南国音楽だと思っていた。最初に買ったレゲエのレコードはなんだっけ。ボブ・マーレー(Bob Marley & The Wailers)の「Live!」だったかな?

オークションにて購入(¥136)

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