野火止のキササゲです

2009-05-29 00:06:53 | Weblog
写真は 野火止用水九道の辻付近の キササゲ(?)です
ササゲとは、私の、乏しい知識に寄れば
小豆と似ている豆で、私の田舎で、祖母が、赤飯やおかゆに煮てくれたものでした。
しかし、この花は木に咲いています。そこでキササゲというのでしょうか?

野火止の府中街道と接するあたりに木があり、
府中街道の拡幅に伴い、切り倒されそうになっているのを
富士見町の方が、珍しい樹木なのに、残してほしいと
要望をされ、一部は北山公園に移植され、一株が残っています。

先日、知り合いが、しみじみと眺めていて、
ああそうだと 写真をとりました。

花の形はマメ科の植物です。
実も やはりササゲのようにインゲンのような長い実を付けます。
ノウゼンカズラ科の樹木のようですがあまり似ていません。

何時頃から咲いているのでしょうか
少なくとも、私が越してきてから23年が過ぎ、
府中街道の拡幅がされたのは3~4年前なので
20数年前から花をつけていたのでしょう
一部は移植され、一部は残されて花を愛でることができる
嬉しいと思うと 同時に

珍しい植物、絶滅危惧種 と言われる植物が存在しなければ
大型開発や、大型道路建設から自然環境を守ることができない
いや、絶滅危惧種が存在しても、再開発の、道路の、建設用地として
情け容赦なく踏み潰す 日本の建設事業と
政治の貧困を 改めて感じました。

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