東村山市で大雨のたびに洪水の危機に見舞われる前川の治水対策を質問しました

2009-06-07 21:42:17 | Weblog
さて、今日は 私の一般質問の報告第2弾です。
質問の2項目目は 前川の治水対策です。

前川とは、市内を流れる小さな川です。
普段は 水量も少なく 水辺には野草も咲いている川です。
ところが、梅雨時や 台風の時期に 大雨が降ると
あっという間に水量が増えて いつも 水害の危機に見舞われる地域があるのです。

川の近所の人々は床下浸水を絶えず心配しながら
家の前の道路が川のようになるのを見守るしかできない
そんな時もあります。

せっかく、家を買って 移り住んできたら
大雨のたびに増水の危機では 財産も守れない
引っ越したくなった などの声が 10年以上
いいえ それ以上前からあり
私の先輩議員も 改善を要求していました。

私が 議会で改善を求め始めてからさえ すでに 10年近くなります。

その度に、下流の埼玉県など河川拡幅が進まなければ
下流地域に水害を及ぼすので 市内の川を広げたり、川床を掘って水深を下げることはできない
と 答弁され 一体市民は 行政から守ってもらえないのかと 腹立たしく思っていました。
しかし、地域に移り住んできた Mさんが
私とともに 独自にも 水害被害を具体的に訴え
ここ数年 繰り返し 行政に状況をつぶさに訴え続けた結果
やっと昨年 改めて 水害の原因調査と対策の研究予算がつきました。

昭和59年に 私の先輩議員である 小松きょう子元都議会議員が
市議会で要求し 調査結果が報告されて以来の 専門家による調査です。

その結果、緊急対策として、雨水浸透枡の設置、川床の掘下げなど
今年度実施計画を作り 来年度から実施し、
中期対策として 雨水を別な川へバイパスで流出させることなど
もう少し大掛かりな工事が必要なことについて、国都の補助金導入を研究したいと
答弁を貰いました。 

私は ここで行政の水害対策への大きな一歩を 住民の皆さんのために喜びながら
同時に 財政問題で 次々に先送りすることが無いよう
重ねて 水害対策の実行をお願いしました。

これまで 大雨のたびに 野口町の危険箇所を見回りながら
行政に実態をお知らせしてきましたが
引き続き 住民の皆さんの安全を見守りつつ
水害対策の実施も見守って生きたいと思います。 

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