かわパパのお気楽日記

お気楽に思ったことをテキトーに毎日書いています。

ペイルライダー

2012-02-20 22:43:16 | 日記
クリント・イーストウッドの傑作西部劇という評価と今まできちんと全編を通して鑑賞したことがなかったのでレンタルしてきた。

60点。

スターを主役にした自主製作映画の趣。観ながらATG(古いねえ)の雰囲気を感じた。
おそらく低予算映画。それにより人物が一人一人丁寧に描かれている。ストーリーもよく考えられている。
ただマイナスなのは、映画好きが作った思い入れの強いアマチュアぽい感じがするんだよねえ。
ちょっと独りよがり。イーストウッドのワンマン映画。

よく指摘されるように自身の「荒野のストレンジャー」にストーリーが類似しており、全体的には「シェーン」を連想した。
ラストなんて、「牧師さん、カンバック!」と少女が言うんじゃないかと思ったほど。
でもそれはマイナスではなかった。


この作品はミステリアスな作品。主人公の説明が全くない。
多くを説明しないまま、ENDとなる。
悪徳保安官がなぜあいつは「死んだ」と言ったのか。
6発も背中に打たれた跡があってなぜ生きていられたのか。
どこから来てどこに行くのか。
なぜお金を持っているのか。生計は何で立てているのか。

私なんか最初犬の生まれ変わりがやって来たと思ったほど。

クリント・イーストウッドの西部劇のなかでは、押さえておきたい作品であることは間違いないのであるが。人気ブログランキングへ
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コメント
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