川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

ガンバは勝利発進

2006-08-02 20:29:09 | サッカー
亀田の試合が始まる前にエントリーが完成しました(笑)

ガンバ、A3を勝利発進
3-0から2点取り返されるというのは微妙でしたが、とにかく勝利発進。優勝に向けて一歩踏み出しました。

ヴィエラがインテルへ
ユーヴェからの脱落者がまた一人。
当初あまり名前が上がっていませんでしたが、インテルにとってはいい補強ということになりますかね。というより、インテルを1年で去って、イタリア3大クラブそれぞれに1年しか所属しなかったという珍記録を樹立しそうですが(笑)

モウリーニョ「リヴァプールは難しい相手だがライバルではない」
「点を取られれば全員で守りに来るし、ラファ・ベニテスの戦術も脅威である。点を取られればね
クレイグ・ベラミーとジャーメイン・ペナント程度で何ができるかというようなところのようです。まあ、片やシェヴァとバラックですからねぇ。
で、ライバルはマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルだということのようです。

チェバントンがセビージャに
UEFAカップ王者ではありますが、サビオラがいなくなったということで地味な感じで、アルビレックスとの試合もどのくらいの注目が集まるかというそんなセビージャ。
ヒンケルとかドラグティノビッチとかマレスカとかアウベスとか通好みの面子の多いセビージャにまた通好みのウルグアイ代表が参戦。
レコバ以外のウルグアイ人は微妙という感じですが、彼は99年のワールドユース準決勝の日本戦で点を取ったわけですし、日本にとってはなじみのある選手なんですけれどね。

元セビージャのレジェスにはレアル・マドリー移籍という噂が流れていますが、これはどうなるのでしょうか。レジェスも何となく微妙な感じでこのままうやむやのまま消えていきそうな気もしないではないです。

崔龍殊が引退
90年代半ば以降、日本を苦しめた本格派FWが引退…。ただ、ワールドカップではファン・ソノンの存在感などもあって、あまり活躍できなかったという感じがありました。
お疲れ様でした。

レバノン、アジアカップ予選を辞退
前回大会で日本を苦しめたレバノンでしたが、これだけ政治的に混乱している状態だと仕方ないでしょうか。選手数名の行方も分からないという状態のようで、これまた何とも残念な話です。

亀田世界戦

2006-08-02 20:03:13 | その他スポーツ
さて、前振りが延々続くだろうとは思っておりましたが…
一体何時から試合が始まるのでしょうか(笑)

前座で牛若丸あきべぇという門下生が出ていましたが、何ともあっさりとしたもんでしたね~。今、韓国ボクシングは冬の時代だそうで7位といってもほとんど経験がないなんてこともあるみたいなので、こういうものなのかなという気もしますが。
ところで「カリブの剛拳」って何ですか(笑)?
新井田豊とやった時に、ランダエタのことを剛拳と聞いたことは全くないのですが。ミニマム級にしてはKO率が高い、という話は聞きましたけれどね。

以下、素人↓の採点。
1R。微妙に亀田ペースかなぁという感じでしたが、残り30秒くらいでランダエタが手を出してきた、でもこのラウンドは亀田かなと思ったらカウンターが入って亀田がダウンしました。なので当然10-8ランダエタです。
2R。亀田はとりあえずボディが入ってますね。亀田でしょうか。
3R。顔に当たってるのは亀田の方が多いですね~。でも、効いているパンチはランダエタのボディのような気もしますが。一応亀田としておきます。
4R。手数は亀田でしょうけれど、このラウンドはランダエタですね。
5R。このラウンドはクリーンヒットの多い亀田でしょうか。
6R。このラウンドは亀田が多少足を使って軽打をまとめてきました。
7R。前半は亀田で後半はややランダエタ。トータルとしてみると亀田でしょうか。
8R。ランダエタは少し離れ気味になってきました。実況が「亀田が攻め込んでいる」というほど攻めている感じもないですが、ランダエタの反撃自体が大したことないですし、まあ、亀田でしょう。
9R。ランダエタは大分口が開いてきました。で、ボディから亀田が詰めそうなシーンもありましたが、そこはランダエタ。巧くしのぎます。ランダエタは当ててはいますが、有効打という感じではないので亀田でしょうか。結構バテているようにも思いますけれど。
10R。このラウンドは亀田のクリーンヒットがないのでランダエタでしょう。
11R。このラウンド、亀田もいいパンチもありましたがバテましたね。多分数に質がついてきたランダエタのものでしょう。
12R。数の多いランダエタでしょう。
一応1ポイント亀田の方が多いですか。まあ、多分亀田が勝つのでしょうけれど、亀田のボディを判定がどう評価するかというのはあるでしょうね。あれは見た目に効いているのかどうか分からないですしね。
まあ、亀田も1Rでダウンしながらも最後までよく頑張りました。亀田の今後を考えるとダウンからの立て直しはタイトルそのものより大きな価値があるかもしれません。

結果は115-112 113-115 113-114で亀田の勝利と。合計すれば同点ですね。まあ、非常に判定の難しい試合ですし、ランダエタも納得していないでしょうが。
亀田は嗚咽していてパフォーマンスなどできそうな状況ではないですが、元来ボクシングとはこんなものですよね。亀田はもちろん納得できるパフォーマンスではないでしょうが、この方が普通の人にも面白かったのではという気はします。

追記:何だか亀田負けという方が圧倒的に多いようで、自分の見る目がないのかなとちょっと不安になりつつありますが(笑)
一応自己弁護するなら、全体としてみるか独立としてみるかという違いがあるような気はします。確かに1はもちろんのこと、ランダエタ側につけた4,10,11,12あたりは明白にランダエタですが、残りはまあ、私的につけるなら亀田かなという感じでしたので。
なのでトータルとして見た場合はかなりランダエタのような気がします。ただ、ジャッジは全体ではなく個別に判定してしかも10ポイントマストシステムですから、10対9でも10対9.99999(これすなわちホームディシジョンというわけですが[笑])くらいの差でも同じ10対9になるということで。
なのでまあ、判定にクレームをつける際には全体の印象でなく、まずラウンドごとに出してもらいたいなという気はします。ちゃんと出している人もいますけれどね(笑)。


そういえば、デラ・ホーヤとフェリックス・シュトルムの試合もこんなだった。
あの時もデラ有利と自分では考えつつ、でもデラのボディと倒す気のないシュトルムのジャブをどう評価するんだろうと思っていてデラの勝利でやはり非難の嵐でしたし。
自分は見る目があるのか、あるいは単に体制派なだけなのか(笑)

Sneewittchen 5

2006-08-02 15:37:58 | 日々のニュース
[前回までのあらすじ] → 
毒りんごを食べて昏倒した白雪姫。そんな彼女を蝋人形と勘違いした王子様は部屋に飾るべくお城まで運ばせることにしました。しかし、横着な部下は川に流せば楽できるだろうと川に棺を浮かべてしまいました。

どんぶらこっこ、どんぶらこっとと棺は流れます。
そうしているうちに、岩に衝突するなどして棺の底に穴が開いてしまいました。そこから川の水が入ってきて、少しずつ棺の中へと浸水していきます。
そのうち棺は川はずれの水路にひっかかってしまいました。さて、水が入ってきてもう大変。白雪姫の頭が水没し、口の中へも水が入っていきます。水はリンゴの欠片を押し流し、そして気管の中へ…
「ゲホッ、ゲホッ」
たまらず白雪姫は咳き込んでリンゴを吐き出しました(安易だ)。
「あれ、ここは…?」
あたりを見渡すと、自分は何ともひんやりとした棺の中に閉じ込められています。しかも、水路にひっかかっていてどんどん浸水してきます。このままでは水に浸かることは明白で白雪姫は慌てて外に出ようとしますが、蓋が重くて開きません。そうこうしていると水が完全に浸かってきました。
「うわ~ん、死ぬのは嫌~」
とか言っているうちに完全に浸かってしまいました。
しかし、水は酸素を沢山含んでいたため、何とか窒息はせずに済みました。

酸素入りの水が人気、でも「飲む」とどうなるの?(asahi.com)

それでも、このままだと肺に水がたまって水死することは明白です。
そこにたまたま四人の小人が通りかかりました。四人は野球部の練習明けでした。
「おや、水路に女の子が閉じ込められているぞ」
四人は大層勇敢でしたのですぐに助けに向かいました。そして見事に棺を担いで外に上がり、蓋を開けて中の水を出してあげました。
「ありがとう! でも、ここはどこなのかしら?」
前後の事情が分からないので白雪姫は首を傾げます。四人は棺を調べました。「お城の王子様のところに運ぶもの」という荷物の処理票を発見しました。四人はそこで棺と白雪姫をお城に運んでいくことにしました。
お城では王子様が棺の到着を首を長くして待っていました。そこに四人が棺を持ってきます。王子様は運んできた人が自分の部下ではないので若干不思議に思いましたが、すぐに蓋を開け、そして驚きました。人形と思っていた白雪姫が何と生きていたからです。
王子様は「生きているならコレクションできない」とガッカリしますが、王子様のオタク趣味に困っていた王様と王妃様が「これは運命である」と無理矢理説得して二人は結婚することになりました。
そして、運んできた四人の小人にはお城の競技会に参加できるというご褒美が与えられました。

始球式は人命救助の野球部員4人 甲子園の開会式(asahi.com)

さて、その翌日。
白雪姫の母親の王妃様はまたまた鏡に向かって問いかけました。
「鏡よ鏡。世界で一番美しいのは誰?」
「王妃様。王妃様は美しい。しかし、隣の国の王子様の花嫁はその1000倍美しい」
「……そう。ワタクシのブラックリストに、掲載されるべき女がまた一人現れたということなのね」
「今までライバルを皆排除してたんですね。でも、芸能界とかミスコンの世界では本当にそんなこと起こってそうですが」
「四の五のうるさいわよ。…まずは敵情調査に乗り出さないといけないわね」
「国境線で銃撃戦をやらかしますか?」
「隣の国ならそれもアリだけど」
「アリなんですか?」
「まずは相手がどういう性格の持ち主であるかを調べる必要があるわ。その上できっちりとした対応をとって外交的に抹殺するか実力行使で抹殺するか決めないと。ちょうど結婚式に誘われているから、まずはその席で調べるわ。まあ、あわよくば毒でも盛るけれど」
「怖~」
こうして王妃様は結婚式へと出かけました。

しかし、その動向を白雪姫はつぶさにチェックさせていました。
結婚式の当日、花嫁を探してキョロキョロしている王妃様に後ろから声をかけます。
「私をお探しですか、お母様?」
「し、白雪!」
振り返って驚く王妃を尻目に白雪姫は冷たい笑みを浮かべます。
「この間は美味しいリンゴをありがとう。お母様。お礼があるの」
白雪姫がパチンと指を鳴らすと、侍従が真っ赤に焼けた黒い靴を持って来ました。
「この靴を履いて、今日は楽しく踊ってくださいね」
「…ひぇ~っ」
今度ばかりは白雪姫の方が一枚上手でした。内情調査のつもりだった王妃様と違い、白雪姫は端から仕留めるつもりで待ち受けていたのですから準備の程が違います。
王妃様は逃げようとしますが、取り押さえられて焼けた靴を無理に履かされ、死ぬまで踊り続けることになってしまいました。

数日後…
「鏡さん、鏡さん。世界でもっとも美しいのは誰かしら?」
鏡は答えます。
「はい。白雪姫、それは貴方です」
白雪姫はにっこりと笑いました。
「そうよね。ありがとう…」

以下、エンドレス。