川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

おしゃぶりの恐怖

2006-05-31 21:49:40 | 日々のニュース
「ネコを電子レンジに入れてはいけません」とか、ウケを狙っているとしか思えないような話をたまに生み出すPL法。
また、その伝説に1ページが?
「おしゃぶりであご変形」 母子がコンビに賠償提訴(共同通信)
おしゃぶりを3歳まで使い続け、あごが変形するなど深刻な障害が残ったとして、横浜市の少女(6つ)と母親が31日、おしゃぶりを販売した大手ベビー用品会社コンビ(東京)に約1000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
訴状によると、おしゃぶりはドイツのメーカーが開発し、コンビが輸入した。少女は生後2カ月ごろから1歳まで1日約15時間使用。その後も3歳10カ月で歯科医に止めるよう言われるまで、就寝中に使った結果、あごが変形したほか、歯並びが悪くなった。
歯並びは矯正治療で改善したが、「受け口」や舌足らずな発音、口でしか呼吸しないなどの症状が残ったという。
完全に治すには、今後13年間かかるとして、治療費などに相当する賠償を求めた。

昨日の受動喫煙の話と異なり、原告の名前も年齢も非公表なのは、「公表するのは親の名誉がなぁ」という配慮が働いている、ということなんでしょうかね? 子供の年齢は6歳と出ているだけに何となく違和感を感じます。
asahi.comには母親は40歳となっていました。

おしゃぶりについては、「子供が泣かなくなり便利だけれど、かみ合わせが悪くなる。子供の集中力が疎外される。静かになる分、親の子供への言葉かけが少なくなり、結果子供の育成に悪影響…」などなど弊害があるのだそう。指しゃぶりだと子供が別のことに興味を向ければ自己の意思で外すことができますが、おしゃぶりは外せないという弊害もあるのだそうで。
育児関係のページも見ていると、おしゃぶりの常用もある意味ネグレクトである、ということなんでしょうかね。というか、1日15時間ってのはかなり酷い話です。「長時間の使用はやめましょう」という記載がないということですが、なければ何をしてもいいということにもならないのでは。それこそ、車中に幼児を放置して死なせた場合などについても、「暑い日に車の中に幼児を放置しないよう」の記載がないから…なんてことになりかねませんし…
親はメーカーを訴えましたが、子は親とメーカーを訴えたいくらいでは…本当に。

ちなみに以前、「おしゃぶりを咥える時間が長ければ長い程、ラバーに対する執着が強くなり、ボンデージ志向が強くなる」という恐ろしい説を示している本を読んだことがあります。
それはまぁ、幼児の頃に積み木などで遊ばせることによって知能発達が図れるなどということもありますし、何が乳幼児の教育に効くのかは分かりませんが、それはいくら何でもねぇ…と思うのですが、どうなんでしょう?

遂に!

2006-05-31 15:14:54 | ブログ関連
gooが重い腰をあげて、トラックバック・コメントの事前承認機能を装備しました。
これで違法・アダルトTBについては自分のブログに反映させることなく、管理画面で消去して「はい、おバカさん、さようなら」という処遇を下すことができるわけで、とっても素晴らしい話です。いや、本当に。スパム・アダルトTBの多いところは是非設定メニュー→ブログ情報→トラバ、コメの取り扱いで変更されてはいかがでしょうか。

…とはいいつつ、現時点ではここではつけるつもりはないです。
スパムやアダルト、ないことはないのですけれど、3日に1度くらいですのでこのくらいなら自分で消せばいいや、と思いますので。いい加減、ちょっと見ただけで訪問せずともそのTBがスパム・アダルトであるかどうかくらいは見抜けるようになりましたので、見たら速攻削除、という感じで結構やっているつもりです。

ただ、「おまえのところのTBを辿ったらアダルトのところに行かされた、何とかしろ」とか、何度もスパムTBが飛んでくるようになったりすれば、これは今後考慮の余地ありということになるかもしれません。
後者については、事前承認がついたことでこれまでgooが装備していた特定単語のあるエントリのTB禁止などの措置が解除される可能性がありますし。
例えば、「自殺」などのワードがあるエントリではTBできなかったりするのだとか。gooブログ間ではOKらしいなど色々あるようですが。

まあ、今後もサービス機能を進化させてほしいものです。カスタム(特にjava系の付与)と無料版でのアクセス解析は全然つけそうな気配もありませんが(笑)

Other Games

2006-05-31 14:45:27 | サッカー
試合をしているのは日本とドイツだけではない…ということで、他国の試合結果も見てみましょう。

チェコはコスタリカに勝利
チェコはネドヴェドがお休みも途中投入のロクベンツのゴールで勝利したようです。

ポーランドはコロンビアに苦杯
ポーランドは控え戦力もかなりテストしたようで、想定内の敗戦でしょうか。

コートジボアール、チリにドロー
チリは偽スアソ(笑)ことウンベルト・スアソが先制したものの、ディンダンのPKでドロー。ちなみにチリがスウェーデンの最後の相手となっています。

チュニジアはベラルーシに快勝
チュニジアは大半の親善試合で交替枠を3までしか使っておらず、かなり本番を意識しています。この試合ではハグイを退場させて10人で戦う状態までシミュレーション。さすがトルシエの師匠ルメール、恐ろしい…
なお、ベラルーシはフレブを90分間ベンチに置きっぱなしでした。

アルゼンチンはアンゴラに順当勝ち
マクシとソリンのゴールできっちりと。興味深いのがリケルメout → メッシーinという交替。ペケルマンはリケルメの控えをアイマールではなくメッシーに任せるつもりでしょうか?

イングランドはハンガリーに3-1
圧倒的に支配している中、ランパードのPKが止められたりとモタモタしていましたが、FKからスティービー、テリーがヘッドでゴール。FKを蹴ったのはもちろんベックスで最近若手に押され気味の中しっかりと存在感をアピールしたようです。一度は詰め寄られたものの、クラウチのスーパーショットで突き放したのだとか。
尚、ウォルコットが同国代表史上最年少デヴューを果たしています。

ドイツ代表監督の主張
「0-2からの引き分けはとてもいいことだ。我々は非常に多くのチャンスを作っていたし、これで世界の終わりだなどと思わないでほしい」みたいなことをクリンシーは言っていたようです。
非常に多く…そうですか……ドイツにとっては大きなお世話でしょうが、何だか先行きが不安です(笑)

茂庭が召集
田中誠アウトのようで、茂庭がかわって召集されました。これ以上の交代者が出ないことを願いたいものです。

大久保、「国にこだわりない」
フランス2部に次々集うなんてことになったりして…

デル・オルノもアウト。ペルニア召集へ
帰化してワールドカップを目指した思いが通じたということでしょうか。デル・オルノは一年通じてロクなことがなかったですね。

サロモン・カルー、チェルシーへ
シェヴァを取って、バラックを取って、若手ホープの一人も取って…
この上テベスとかマスチェラーノまで取ったりすると…((((;゜Д゜)))

ドイツ戦

2006-05-31 06:57:24 | サッカー
う~、眠いです…
さてさて、バイアレーナでのドイツとの試合…
今年に入ってから、相手がその時点でのベストを組んできたのはBiHとドイツだけですからね~。期待したいところです。
しかし、これ、ライヴではないんだとか。この時間帯にズラす意図がよく分かりませんが、あまりに酷い内容だと一部を編集したりする気なんですかね(笑)

日本
23:川口
22:中澤 5:宮本 19:坪井
7:中田 15:福西 10:中村 14:三都主 21:加持
9:高原 13:柳沢

ドイツ
GK:1:レーマン
DF:2:ヤンセン 21:メッツェルダー 17:メルテザッカー 19:シュナイダー
MF:7:シュバインシュタイガー 13:バラック 8:フリンクス 18:ボロウスキ
FW:11:クローゼ 20:ポドルスキ
バラックが間に合ったのは何よりです。

前半
38':JPN 21:加持out → 3:駒野in
booked
15' 13:柳沢(JPN) 18:ボロウスキ(GER)
45' 13:バラック(GER)
10分くらいまではドイツが馬力を生かして優勢ですが、日本は12分のヒデのシュートを機にカウンターで何度か好機を作ります。加持の負傷交代以降は再度ドイツが攻勢となりますが、結局0-0のまま終了しました。
気になった点を…
・13分くらい、柳沢のポストからのヒデのシュート。まあ、これがヤナギを待った理由ということでしょうか。イエローは少し分かりませんが、引っ張られただけであそこまで見事に破れるのはユニフォームとしてどうなのか…
・17分の中村のカットからの柳沢のシュートも狙うべき形。外れたことはヤナギなので仕方なし(笑)。
・ドイツの攻めは例によってサイド意識ながら崩しきるには至らない印象、本当のチャンスとなると偶発性が絡んだものがほとんど。つまり今までの日本と同じ(笑)
・加持は代わりが予定されていないので、重傷だと心配ですね。
・41分のクローゼとシュナイダーのワンツーからやられたシーンは前半ではドイツ最大の決定機。まあ、こういうのはきちんとやっていても一試合に1、2度はやられるもんですので仕方ないともいえますが。
・むしろその少し前のミドルへの詰めが甘かった方が気になります。ドイツは左から最後好機を迎えましたが、もう少し駒野をついてもいい気が
・バラックが福西との競り合いでファウルをしなければ…というのはコンディション不良にしてもドイツにはショックでしょう(笑)。福西とヒデはいいですね。
・日本はこの相手に対してやらなければならないことはほぼ遂行できていたといえるでしょう。こうなると、逆に今までの格下とかコンディション不良の相手ばかりの親善試合がどうなるのかということになりますけれど…

後半
57' 日本1-0ドイツ  9:高原
65' 日本2-0ドイツ  9:高原
76' 日本2-1ドイツ  11:クローゼ
79' 日本2-2ドイツ  7:シュバインシュタイガー

55':GER 21:メッツェルダーout → 6:ノボトニーin
63':GER 18:ボロウスキout → 22:オドンコールin
70':GER 20:ポドルスキout → 10:ノイヴィルin
77':JPN 9:高原out → 16:大黒in
81':JPN 13:柳沢out → 20:玉田in
booked
66' 22:オドンコール(GER)
70' 7:シュバインシュタイガー(GER)
後半最初によかったのは日本。12分に相手CKのカウンターから高原が独走し、これをきっちり決めると、20分にも高原がDF2人を抜いてのゴールで2-0。
後のなくなったドイツはオドンコールを投入しパワープレーで切り崩しを図ります。それが実り、セットプレーから31分にはクローゼが、35分にはシュバインシュタイガーが決めて同点。その後はパワープレーのドイツ、カウンターの日本という構図になりますが、そのまま2-2で終了しました。

・7分のダイレクトパスの連続からシュートまで持ち込んだシーンは高原のパスがズレてよかった。あれが完璧でヤナギが決めていればクロアチアとオージーが青くなって気合を入れ直してきたでしょうから(笑)
・カウンターからの俊輔→ヒデスルー→柳沢→高原独走からのGOOOOAL!!!はお見事の一言。ただあのコース…カーンなら弾いた気も…グループFのGKなら大丈夫でしょうけれど(笑)
・高原の2点目のGOOOOAL!!!は高原も果敢な突破の意識とシュートの正確性が見事なんですが、ドイツDF、どうなんでしょ。特にノボトニー…
・相手が前がかりになってくる…そういうことをしたくないのは分かるが、三都主ももうちょっと守備を頑張ってほしい。
・バラックと俊輔が中盤でルーズボールをヘディングで競り合う…完全に大人と子供でバラック頭一つ以上圧勝…笑ったらいけないけれど笑いました。
・クローゼのGOOOOAL!!! 振り切られたのは宮本。これは心配…豪州やクロアチアがなりふりかまわずパワープレーに出てきた時、彼をどう扱うか。
・セットプレーからのシュバインシュタイガーのGOOOAL!!!は一応ついてはいたので、本番では相手が外すことを期待するしかないですかね。
・82分の大黒のシュートはシュートそのものよりもトラップがより完璧ならば。それができるなら二部じゃなくて一部にいるでしょうけれど(笑)
・駒野の襟元は変なのか破けているのか…(笑)
・90分近くなってあの競り合いでPKはないでしょう。

いい面も悪い面も含めて、印象が具体化されたという試合ですかね。
いい面:技術と速さを生かせばある程度チャンスは作れるのでは → 作れる
悪い面:相手が強さを全面に押し出してきた時に太刀打ちできないのでは → できない
解説のM氏が「負けなかったのがよかった」といいますが、本来は「勝たないといけない試合」。とはいえ、自分たちのサッカーをやっての同点は親善試合を考えればさほど責めることではないでしょう。
もちろん本番でこれをやることは許されないですが、ただ、パワープレー対策のDFがいないので、そのあたりどうするかを残り時間で詰めないと、というところでしょうか。

タクシーも分煙であるべき?

2006-05-30 20:39:50 | 日々のニュース
そういえば、最近近くでは「禁煙タクシー」なるものを見かけますね。この車はタバコを吸わせないタクシーですよということみたいですが。
まあ、換気していても前の乗客が吸ったりした車だと、禁煙派には気持ちのいいものではないでしょうしね。

この話もそうした流れを受けてのものでしょうか。
乗客の「煙害」で心臓病 タクシー運転手が賠償提訴(共同通信)
乗客が喫煙中に窓を開け、処分された個人タクシー運転手安井幸一さん(72)=東京都杉並区=が30日、乗務中の「煙害」で心臓病を患ったとして、処分した財団法人東京タクシーセンターに約1000万円の損害賠償を求める訴訟を30日、東京地裁に起こした。
訴状によると、安井さんは1986年2月、乗客が喫煙中、換気のため運転席の窓を5センチ程度開けた。乗客の苦情を受けた同センターは「いかなる場合でも禁煙を願い出ることはできない。乗客の気分を害しただけで、指導・処分対象」として「接客態度違反処分」としたため、受動喫煙を余儀なくされ、94年に心臓病と診断された


って言うか、窓開けただけでセンターに苦情を言う客って最悪ですね。その前に「タバコ吸うな」などで一悶着あったのかもしれませんし、すごい大雨とか、あるいは強風の日だったのかもしれませんけれど、こういうのがいると普通の喫煙派が肩身の狭い思いをせねばならないわけで。

まあ、最近はバスは禁煙、電車もほぼ禁煙で特急クラスですと喫煙と禁煙が分かれていますか。分煙が原則ですから、一応輸送機関であるタクシーだけが混同というのはドライバーも迷惑、乗客も時に不快な思いをすることになるのかも。
喫煙用タクシーと禁煙用タクシーに分けて、乗客にも選択権を与える、ドライバーにもどちらか好きな方に志願させる方がいいんじゃないですかねぇ。
そうすればドライバーも吸えるわけで…それは無理か。

訴訟の行方はどうなるか分からないですけれど、最近の流れでいくと全額とはいかないまでも原告勝訴となりそうな気が…あるいは当時の状況では無理と考えますかね。

展望:グループD

2006-05-30 15:41:44 | サッカー
メキシコ
把握人数:4  選手:よくできました  完成度:大変よくできました  監督期待度:よくできました  サプライズ期待:大変よくできました
私見:32チーム中ダントツトップで攻撃的スタイルをとるメヒコ。中盤の技術の高さは言うに及ばず、高いボルヘッティ、勝負強いフォンセカ、スピーディーなフランコが次々とゴールを狙います。反面守備は弱く、スピードはともかく高さのあるDFがいないという状態です。
取るか取られるか、今夏、メキシコの超攻撃的サッカーが世界の注目を集めるでしょう。
目標:攻撃力でカサにかかればアンゴラ、イランの攻略は容易。ポルトガルは高さではなく早さで攻めるチームなので辛うじて噛みあう。向こうの狙いの消耗戦ではなく、派手な打撃戦に持ち込んでケリをつけたい。

ポルトガル
選手把握:大勢  選手:よくできました  完成度:大変よくできました  監督期待度:大変よくできました  サプライズ期待:よくできました
私見:アンドラーデの負傷がなければ32ヶ国中トップとも言える高い完成度を誇るポルトガル。守備は堅く、デコを中心にC・ロナウド、パウレタ、フィーゴといったエースを多数擁しています。
中盤センター2人の試合勘だけがやや気がかりという状況でしょうか。
目標:アンゴラとイランは一蹴したい。その上で、守備の人数の少ないポルトガル相手にはカウンターで得点を重ねるのが理想。中盤での攻めあい、得点の取り合いだけは避けたい。もちろん勝ち点9を狙う。

イラン
選手把握:3  選手:ふつうです  完成度:がんばりましょう  監督期待度:がんばりましょう  サプライズ期待:ふつうです
私見:カリミ、ハシェミアン、マハダビキア、ザンディらを擁する攻撃陣。全体のスピードがやや不足しているものの対人プレーに強いレザエイなどを擁する守備陣。地味ながらもミルザプールもアジアでは高いレベルのGK。
とはいえ、チーム全体の規律という点ではかなり疑問符がつき、一体感には欠けるのが現状。能力の高い個がマッチすれば意外な躍進もありえますが…
目標:同程度のアンゴラ相手にはしっかりと勝ちたい。攻撃偏重のメキシコには中盤を制される可能性が高いも、マハダビキアの一発とハシェミアン、ダエイの高さに期待。ポルトガルにはとにかく喰らいつきたい。

アンゴラ
選手把握:1  選手:がんばりましょう  完成度:よくできました  監督期待度:よくできました  サプライズ期待:できました
私見:ポルトガルからの補強は残念ながら実らず。選手層という面では苦戦を免れないでしょう。とはいえ、選手達はこの機会にステップアップをと目論んでいるでしょうし、内戦明けの国民の期待という点でもかなりのものがあります。大舞台でたじろぐことがなければ意外な躍進を見せるかもしれません。
目標:ある程度ボールキープをされ、攻められる展開は仕方ない。ポルトガルは最近初戦に弱いので、とにかく必死に前に出て何とかし、できればC・ロナウドを退場させたい。イランは能力的には勝てない相手ではないので相手を苛立たせてレザエイあたりがキレるのを待つ。メキシコは前がかりになるのでカウンターがはまりやすく、少ないチャンスをものにする。
勝ち点4はミッション・ポッシブルではある。実現可能性は低いけれど…

予想
POR:アンゴラ○、イラン○、メキシコ○ 勝ち点9
MEX:イラン○、アンゴラ○、ポルトガル● 勝ち点6
IRA:メキシコ●、ポルトガル●、アンゴラ○ 勝ち点3
ANG:ポルトガル●、メキシコ●、イラン● 勝ち点0
順当に2強が2連勝で2試合で決定。共にペースダウンした3試合目はカウンターがはまったポルトガルが制する。勝ち点が欲しい下二つ同士の試合はイランがタレントの差で勝利。

波乱
MEX:イラン○、アンゴラ△、ポルトガル○ 勝ち点7
ANG:ポルトガル○、メキシコ△、イラン● 勝ち点4
POR:アンゴラ●、イラン○、メキシコ● 勝ち点3
IRA:メキシコ●、ポルトガル●、アンゴラ○ 勝ち点3
ポルトガルが初戦に弱いというジンクスを発揮した場合にはこんなことも。
アンゴラはエドソンがパオロ・フェレイラの中途半端な横パスをかっさらってのミドルで先制。直後にマントラスが突破を図ったところペティートにファウルで止められ、PKゲット。これをアクワが決めて2点目。ポルトガルの反撃をロナウドのヘッド一発で凌ぐ。
その後メキシコにも何とかドロー、しかし後の無いイランに大差負け…ダメかと思われた矢先、メキシコがポルトガルに勝利して棚ボタで決勝Tゲット。ポルトガルは後がない状態で真っ向からメキシコと打ち合う形になってしまい終始劣勢。前半1-1で凌いだものの、後半ボルヘッティに追加点を決められ、最後フォンセカにダメを押される。
後でメキシコのシーニャが「ハーフタイム明けにピッチに戻ろうとしたら、フィーゴが『引き分けでいいじゃないか』と言ってきた」とコメントして物議を醸す。

展望・グループC

2006-05-30 14:59:23 | サッカー
完成度については、戦術が高度とかそういう観点ではなく、チーム内に集まっている23名がレヴェルの高低は問わず、自分の役割をきっちりこなしてくれるかという観点でつけています(もちろん採点は印象であり、緻密に決定されたものではありませんが)。日本は高めになりますが文句言わないよう(笑)

アルゼンチン
把握人数:大勢  選手:大変よくできました  完成度:できました  監督期待度:できました  サプライズ期待:よくできました
私見:リケルメを唯一無二のエースに据えてソリン、ルイス・ゴンザレスを露払いと太刀持ちとして採用。メッシー、テベスで彩りを加えたアルヘンは安定感という面ではブラジル以上といっても差し支えないくらいの出来を誇っています。課題はクレスポ、エインセのコンディションくらいでしょう。
目標:まずはオランダ戦までにきっちりと連勝を。オランダ相手でもタレント的には上なので、できれば勝ちを狙いつつドローでも仕方ない。ただし、最大の目標はオランダ戦は主力を休ませ、極度の疲弊を避けること。

オランダ
把握人数:大勢  選手:よくできました  完成度:よくできました  監督期待度:よくできました  サプライズ期待:大変よくできました
私見:コクー、ファンデルサール、ジオ、ニステルローイと各ポジションに経験豊富な選手を据え、周りを有望な若手で固めるというかなり興味深い人選を取っている今回のオレンジ軍団。二年後を見据えたチームというのが専らの見方も意外に早い完成もありうるのではと見ています。
また、ピークを迎えたロッベン(年齢どうこうではなく、彼のスタイル、故障歴を考えるとここ二年くらいがピークのはず)の超人的プレーにも期待したいところです。
目標:アルヘンと同じくまずは二連勝。できれば三連勝といきたいところも、状況に応じて疲弊を避けたいところ。

コートジボアール
把握人数:2  選手:できました  完成度:できました  監督期待度:よくできました  サプライズ期待:大変よくできました
私見:ドログバというモンスターを擁し、ゾコラ、エブエなど若いも優秀なタレントを引き連れているアフリカ最大のタレント国です。
若手が多いとはいえ、伝統的にアフリカのチームは選手に中堅が多くなると対立・腐敗がはびこるので、若い今回は実は最初にして最大のチャンスかもしれません。
目標:1対1でドログバに勝てるDFは世界中探しても中々いない。当然グループCの三カ国の中にもいない。当然、2人がかり、組織的に潰しにくるところをどう打開するか。SCGは中央のチェックが早いのでエブエらサイドからの攻撃に活路を見出したい。オランダ相手にはロッベンの速さには何とか対抗できるので、とにかく頑張ってついていき完全に抜かれないようにし、あとはコクーの行動範囲を絞るようY・トゥーレあたりが積極的に潰しにかかる。アルゼンチンには勝てなくても仕方ない。

セルビア・モンテネグロ
把握人数:4  選手:できました  完成度:大変よくできました  監督期待度:よくできました  サプライズ期待:よくできました
私見:強固な守備を擁するSCG。ヴィディッチ、クルスタイッチにジギッチを加え、空中戦の強さは32ヶ国中一番かも。セットプレーが脅威になりそうです。
また、高さに気を取られているとケジュマン、スタンコビッチが変化を加え、中途半端なチームはたちまち飲み込まれるのではないでしょうか。
目標:コートジボアール相手には中盤で執拗に追い回してイライラさせ、ドログバまでボールを回さない。オランダ戦ではロッベンを自由にしない、コクーを後ろにくくりつけるよう中盤が精力的に。アルヘンはパワーで潰す。まずは勝ち点3をどの国にも与えないようにし、その上で相手のミスにつけこんで逆に3を拾いたい。

予想
HOL:SCG○、コートジボアール○、アルゼンチン○ 勝ち点9
ARG:コートジボアール○、SCG△、オランダ● 勝ち点4
SCG:オランダ●、アルゼンチン△、コートジボアール△ 勝ち点2
COT:アルゼンチン●、オランダ●、SCG△ 勝ち点1
オランダは要所でコクーが活躍。無難に勝ち抜けを決める。アルゼンチンはSCGの守備を攻めあぐねて予想外に苦戦し、オランダ控え組相手にも奔放に振舞われて苦戦。リケルメ頼みに若干翳りがさす。SCGは守備だけでは限界があり、コートジボアールは局面局面では凄いとうならせるが、結果にはつながらず。

波乱
SCG:オランダ○、アルゼンチン○、コートジボアール△ 勝ち点7
COT:アルゼンチン○、オランダ○、SCG△ 勝ち点7
ARG:コートジボアール●、SCG●、オランダ○ 勝ち点3
HOL:SCG●、コートジボアール●、アルゼンチン● 勝ち点0
チェルシーに捨てられた(そうな)FWが「江戸の仇を長崎で」果たす。SCGは堅守で相手に付け入る隙を与えさせず、大舞台では何より守備が大切であることを皆に痛感させた上で、ケジュマンがゴールラッシュ。コートジボアールはドログバがその怪物性を遺憾なく発揮、アジャラが衰えエインセは復調しなかったこと、マタイセンやボラルーズは偽者であることを世界のサッカーシーンに痛感させる。クレスポは最終戦でオランダ相手に奮闘するも、ペケルマンの消極的采配のせいで消化不良のまま終わる。
尚、メッシーは初戦エブエに派手に吹っ飛ばされるも、これがダイビングと見られて二枚目の黄色を受けてしまい退場。テレビで見ていたモウリーニョが一人うんうんと頷いている(笑)

亀田興毅はランダエタと

2006-05-30 10:45:44 | その他スポーツ
昨日の徳山のエントリに関連して、何だかそれに相前後する形で、8月2日に亀田興毅がWBAライトフライ級の王座決定戦をする…という話があったのだそうです。私完全に見落としていて「仮に徳山とやったら…」とかシミュレートしていましたが(笑)。
ちなみに徳山との対戦については無視を決めこんでいるようで、変に反応すると期待するような状態になって、それはまずいというところでしょうか。とりあえず長谷川がやりたがっているから押し付けておけと(笑)。

ま、そのあたりはいいとしまして、亀田がWBAの王位決定戦で対戦するのはフン・ランダエタになる模様だとかで。
追記:決定しました。
ランダエタというと新井田豊が現在保持しているミニマム級タイトルの統一戦で戦った相手で、新井田が僅差判定で退けています。
ただ、テレビ放映をしていた日テレが幾つかのラウンドを省略しており、その判定が妥当なのか不当なのか判断のしようもないという状態という恐ろしい放映方法でした。今思い出しても腹がたつ。もちろんG+でやっていたんでしょうけれど、昼にそんなのを見せられて、では夜改めて全部観ようかという気にも中々ならないもので…
ちなみに実況は「これ以外のラウンドもこんな感じ」と言っており、それが正しいのであれば新井田の判定勝ちは不当、という結論になりますけれど…

余計な話になりましたが、要は新井田とミニマム級を争っていたランダエタがライトフライに上がってくる。亀田は元々フライ級なのをライトフライに落とす。
ということは基本的に両者の体格には二階級に近いくらいの差があり、キャリアでは明らかに劣る亀田興毅であっても勝てる公算がある、ということなのでしょう。
…まあ、今やフィーバーにもなっていますから、「負けてもいいから実のある対戦を」なとどいうのは視聴率的に許されないのでしょうけれど、ここまで露骨にやられると…
長谷川穂積のように「できればランキング1位の相手、一番強い相手とやりたい」と言うほうがどれだけボクシングファンには格好よく思えることか…
といっても、徳山-長谷川実現にも色々障害などあるそうですけれど。そもそも、徳山は完全に引退するつもりでいたところ、看板選手に引退されたくないジム側が無理矢理慰留させたという様相もあるそうですし…

果たしてボクサーとしての亀田兄弟にとって現状はシアワセなことなのか、とも思います…

車中に放置

2006-05-29 23:48:49 | 犯罪・刑事関係
巡回中に見つけた話ですけれど、またまた両親がパチンコに夢中になっている間に乳児が衰弱死してしまったなんて話が起きたのだそうです。
乳児放置死:パチンコ夢中の夫婦を逮捕 愛知(毎日新聞)
二人もいるならどちらかが…というような常識はもう通用しないんでしょうね。子は親を選べないといいますが、何とも気の毒なものです。
しかも、この両親、一旦は「スーパーで買い物をしていたら…」という虚偽報告をしているそうです。どちらにしても保護責任者遺棄致死罪という罪には変わりがないような気がしますが。パチンコで遊んでいて子供を死なせたとなるとまずい、ということくらいは認識していたということでしょうか。だから何の意味もあるわけでもないでしょうけれど。

しかし、親の方だけ責めていていいのか、という気もしますね。
こういう事件が多いということはパチンコ店も認識しているのでしょうし、それ相応に大きな駐車場を用意しているところであれば、当然子供よりパチンコが好きなヒトデナシもいると想定すべきではないでしょうか。託児室を作るなり、職員・警備員あたりを巡回させるなりして未然に防止しようという意識くらいは見せてほしいものです。

そういえば一時期、パチンコも依存症めいたところがある…なんて話もありましたが、そういうのを認めると、この手の事件についても心神耗弱とかが適用されたりする…なんてことにもなるのかもしれませんね。
個人的にはそんな阿呆なって感じですが。
ただ、この二人、9時から2時までおそらく食事もとらずに打ち続けているわけで、ここまでこられるとある種病気なのではという気もします。中毒性の高そうなハイレートな台などを打つにあたっては、ある種の制限を加えるなんてのもアリなのではという気がします。

蛇足ですけれど精神分野でいうと、山形で縁戚の被害者に幼少時に性暴力を受けていて、それが爆発して襲撃した一家二人を殺害した容疑者については幼少時にふるわれた暴力についてPTSDの疑いがあるのだそうで…
実際はどうか分かりませんが、この容疑者については、そういう部分があったのかも。ただ、最近かなり多くの人がPTSDと認定されていますが、そういう人達が今度は加害者に回りうる…ということも一応認知しておかなければならないのでは、という気がしています。認定してしまった以上、加害者に言い訳を与える、ということにもなるわけですので慎重に判定してほしいものです。
と、こういう書き方をすると、まるで現状がおかしいかのように思っているように映るでしょうけれど、そこまで思っているのではなく、ただ、何か「とりあえず害もないし可哀相だから認定しておけ」みたいな感じで認定していそうな気もするというだけです。

展望・グループB

2006-05-29 20:53:21 | サッカー
唐突にドイツ戦の展望ですが、1点差負けということで。ドイツは快勝しすぎたので攻めが雑になり、日本が意外といいところまでいくのではと。

イングランド
把握人数:大勢  選手:大変よくできました  完成度:よくできました  監督期待度:ふつうです  サプライズ期待度:がんばりましょう
私見:選手選考で迷走を繰り返し、チーム完成度と監督への期待を失墜させた感のあるイングランド。幸い、オーウェンがある程度できるようでクラウチとの2トップになるでしょうけれど、出場停止を喰らうなどすれば途端に手詰まりになる恐れも…
中盤から下についてはほぼメンバーが揃っており、センターバックの質と量については32ヶ国中ダントツのトップ。ただ一部ポジションについては控えの層の薄さも指摘できるでしょう。
目標:37年間勝てていないスウェーデンとの試合までに連勝して楽をしたい。その上でジンクス打破を目指す。ただ無理をせず1でも可。

スウェーデン
把握人数:大勢  選手:よくできました  完成度:よくできました  監督:よくできました  サプライズ期待度:できました
私見:屈強なDF陣+イサクション、バランサーのリンデロートを従えて堅守を誇ったのは2年前までのこと。現在はコンディション低下、負傷などもあってややもすると守備に綻びが出てる感もあります。
攻撃陣も主力が全て揃えば参加32ヶ国中でも高いレベルを誇りますが、怪我がちの選手が多いので騙し騙しという部分があるでしょう。最後の大会となるラーションあたりの奮起が望まれるところです。
目標:まずはトリニダードトバゴを粉砕。パラグアイの堅守は攻めあぐねてもカウンターさえ許さなければ良し。イングランド相手も同様で、過去のジンクスも生かしつつ。できればどちらかをモノにして7を取りたい。

パラグアイ
把握人数:4  選手:できました  完成度:大変よくできました  監督期待度:大変よくできました  サプライズ期待度:大変よくできました
私見:伝統的にタフで負けない戦いを展開するパラグアイ。恒例のFWの難点は克服できていないものの、中盤にスキルフル・頭脳派を揃え、相手がどこであっても一定以上の戦力を維持しています。通過候補と見られていたイングランド・スウェーデンが怪我人などの影響で戦力ダウンしている分、ますますその安定感が脅威になりそうです。
目標:トリニダードトバゴに勝つことは絶対に。その上でイングランド、スウェーデンの両者に勝ち点を与えない展開にもちこみ、あわよくば3を狙う。中盤の底の守備力にやや不安のあるイングランドには二列目三列目がミドルで揺さぶりをかけ、DFがやや不安定なスウェーデンにはドスサントス、バレットの若手世代が精力的に飛び込んで揺さぶる。最低5、最高9を。

トリニダードトバゴ
把握人数:1  選手:もっとがんばりましょう  完成度:大変よくできました  監督期待度:よくできました  サプライズ期待度:ふつうです
私見:知っているのはヨークと控えGKのヒスロップくらい。でも、いくら何でもイングランド4部はなしだと思いますので選手層には限界ありと見ます。ただし、選手力で劣ることを自覚してかもっとも早い段階から始動し、早々に23名を選出した点は買い。決勝T進出は無理でしょうが、一試合くらいは相手をヒヤリとさせるかも…
目標:正直、勝ちぬけよりはまずは初の勝ち点を目指すことに。それが可能なのは攻撃陣に人の揃うスウェーデンではなく、やや攻撃力に難のあるイングランド、パラグアイのどちらかになるか…

予想
PAR:イングランド△、スウェーデン○、トリニダードトバゴ○ 勝ち点7
SWE:トリニダードトバゴ○、パラグアイ●、イングランド○ 勝ち点6
ENG:パラグアイ△、トリニダードトバゴ○、スウェーデン● 勝ち点4
T&T:スウェーデン●、イングランド●、パラグアイ● 勝ち点0
順当では面白くないのでイングランドに敗退願おうかなと(笑)。既に予想というより願望込みになっていますが(笑)、願望よりかは可能性ありなので穴予想ということで。ついでに最近スウェーデン絡みのグループは波乱率高いので(笑)。
イングランドはFWの人数が極端に少ないので、初戦でオーウェンを欠き、最初の二試合でクラウチが黄色をもらってしまうと、スウェーデン戦はFWがおらず。そんな状況では自慢のランプス、スティービーも生きずにやるせなき終戦。無骨なパラグアイと騙しきったスウェーデンが進出。
というか、あの自棄っぱちの23名で進める程イングランドのタレントの質・層は高くないでしょう。

波乱
PAR:イングランド○、スウェーデン○、トリニダードトバゴ○ 勝ち点9
T&T:スウェーデン○、イングランド△、パラグアイ● 勝ち点4
SWE:トリニダードトバゴ●、パラグアイ●、イングランド○ 勝ち点3
ENG:パラグアイ●、トリニダードトバゴ△、スウェーデン● 勝ち点1
パラグアイは中央の競り合いでは全く勝てずもミドルシュート2本で勝利。スウェーデンも攻めあぐねた上にズラタンがラフプレーで一発退場してしまい、挙句メルベリがまたまたまたハンドでPK献上。ジョンに決められジ・エンド。落胆したスウェーデンはパラグアイ相手にも競り合いを落とし、調子に乗ったT&Tはイングランド相手にも意外な健闘を見せる。二試合ドローのイングランドはクラウチが累積、オーウェンの負傷で2トップを欠く緊急事態。急遽ルーニー、ウォルコットの2トップで挑むも全く体をなさずに敗戦。
これはさすがにありえないか(笑)、というかあったら嫌。