川の果ての更に果てに

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むしろ教えてもらう方

2005-09-30 19:59:40 | ブログ関連
gooのTBのテーマが二週間ぶりに更新。今回は「お勧めしたい映画」とのことです。
う~むむむむ。
川の果てはここ数年、ほとんど映画を観ていません。
以前、歴史が好きということでアカデミー候補になっているという「エリザベス」を見たのですが、そのあまりの陳腐ぶりというか、「何なんだよこれ。フランス大使役のカントナ(元マンチェスター・ユナイテッドの名選手)しか面白みないじゃん」という失望以来、もう海外の映画を観る気は喪失してしまいました。
まあ、基本的にあらゆる年代に受け入れられないといい映画とは言えないわけですから、ある程度簡明化させるのは分かる。ですけど、どうにも構成が単純に思えるといいますか。別に一段高いところに立ちたいとかそういう意識はないんですけど、何か「浅いな~」という印象を抱いてしまう映画が多いんですよね。
むしろ教えてもらいたいくらいです。

昔の映画でいいのなら、「レナードの朝」とか「12人の怒れる男」ですかね。
「12人の怒れる男」では、最後にある陪審員が悔しそうにあるセリフ(ネタバレ厳禁)を吐くシーンがとっても印象的でしたね。

映画俳優で観る方もいらっしゃるかと思いますが、川の果てはあまり俳優で見たりしないタイプです。
ショッキングな事件でも起こさない限り、あまり名前も覚えないですし。
ジェームズ・ディーンとかリバー・フェニックスとか…。

靖国参拝:高裁の判断もマチマチ

2005-09-30 16:55:02 | 日々のニュース
大阪高裁で靖国参拝に違憲判断

違憲の疑いはある、と判断した高裁はいましたが、正面から違憲だと断じたのは今回が初めてで、また色々と泰山鳴動しそうな雰囲気です。まあ、最高裁が違憲と断ずるにはまだ時期尚早、という感じはしますけど。何が時期尚早なのかと問われると困りますが、何となく時期尚早な気がします。勘みたいなもの。

川の果てはこういう、極めて政治色の強い問題を考えるのは好きではないですが、そういうのを避け続けるのも一国民としてあまりに無責任ですので、少し考えてみることにします。
まず、この問題には複数の回答パターンがあるんですね。いわゆる歴史問題からのアプローチと政教分離についてからのアプローチ。簡単にまとめると。
1.歴史問題から見て到底許されず違憲。
2.歴史問題の面では別に問題がないが、政教分離の面では違憲。
3.歴史問題の上で問題はあるが、憲法的に見れば政教分離に反せず合憲。
4.歴史問題の上でも政教分離の上でも問題なく、合憲。

川の果ては2が無難かなと思います。
まず歴史問題。これは正直解決できる問題ではないでしょう。
例えば偉大な歴史教授が「こう」と言っても、それを信じない人も大勢いるでしょうし、事実関係がはっきりしていても価値観によって意味合いが違うものもでてくる(例えば十字軍)。
日本においてすら南部と津軽は仲が悪い、会津若松市と萩市の男女は結婚してはいけないとかあるように、国内においてすらそうであるなら、民族も言葉も違う者同志ではもうどうしようもないわけです。
だから、当時者同士ではほとんど解決できるはずもない、となるわけですね。
とりあえず、国際法的には「歴史問題は解決した」ということになっている。当事者の主張はどちらの主張も一方的ですから、このどちらかに従うのはやや極端に過ぎる。
責任放棄ではありますが、社会通念に従うのが一番無難なわけでして、とりあえず日本には歴史責任の類はもうない、ということで。まあ、道徳上の問題などがあるかもしれないということについては、道徳と国際法の責任は別だということで。
大体、自国民を虐殺する中国や北朝鮮が「責任どうこう」というのも、何か腑に落ちないですし。

もっとも、憲法的にはどうかというとこれは全く別問題ですね。
で、川の果ては公的参拝は明快に憲法違反だと考えます。
遺族会の主張は、「お国のために戦った人達に感謝を捧げるのがどうしていけないのか」というものですが、別にそれがいけないのではないのではない。
ただその感謝の意が「靖国参拝」という形を通してだけで、おまけに税金まで使うのであるからいけないわけですね。例えば仏教徒はどうなるのか。兵士達の中には浄土宗を信仰した者や禅宗を信仰していたものも大勢いるはずです。彼らは信じるもののために戦い、仏のもとに行ったはずなのに、小泉首相は本願寺とか永平寺には全然行かないわけですね。
ですから、靖国だけを特別視するそのエコヒイキが問題なわけです。それが政教分離に違反しているわけです。
だから、国会議員が全員自費で参拝するのなら、これは全然問題ないわけです。あるいは毎年、全主要なお寺を全部公費で参拝するとか。もっとも、こうすると小さい宗派潰しとなりかねないという点で問題になるでしょうが。

だからまあ、個人として参拝するのが一番いいんじゃないでしょうか。

話は変わりますが、ずっと前から気になっているのは、小泉さんって首相になる前は靖国参拝とかしていたのかなということ。これ、調査不足もあるのかもしれませんが、よく分からないんですね。
正直、議員時代とか厚相時代からしていたというのであれば、正直小泉さんの靖国参拝は信念に基づくものであり、それを軽々しく批判するのはどうなのかと思わないでもない。ただ、首相になってから途端にやりだしたというのでは、ちょっと別の動機も感じてならないわけでして、その場合はちょっと…。
誰か知っていたら教えてください。

阪神優勝

2005-09-30 15:46:37 | 野球
今の巨人が宿敵と呼べる存在なのかという疑問はあるにしましても、甲子園で宿敵を倒しての優勝。阪神ファンの皆様、おめでとうございます。
もちろん、ヤクルトファンである川の果てにとってはうれしいことでも何でもないですが。

ま、しかし、天邪鬼的にちょっと興味があるのは、藤川投手がMVP候補の一人になっている、ということ。通常脚光を浴びるわけではない中継ぎ投手が候補になるというのは正直すごいことです。
これは注目度の高い阪神ならではと言えるでしょう。
昔横浜(ヤクルトにも在籍しましたが)にいた島田とか日ハムにいた島崎とは雲泥の差です。

藤川投手だけでなく、今年の阪神はいわゆるJFKが一つの目玉だったわけですが、この中継ぎ、特に巨人が悩んでいることとメジャーブームで、最近ではかなりその重要性を認識されています。
ただ、メジャーの中継ぎはどちらかといえば先発の負担回避のための完全な分業のためのもの。それに対し、日本の中継ぎは勝つためのもの、という認識がありますので、ちょっとズレています。
正直、日本の野球価値観においてはできないのなら無理に整備しなくてもいいのでは、という部分があるんですね。日本で中継ぎが真価を発揮するのは、例えば「ウチにはJFK(島田・五十嵐・佐々木…古い)がいるから、6回までとにかく頑張って投げよう」、または「6回までにとにかくリードを奪うんだ」という一つの目安を他の選手達に与えることだと思います。
それを与えられない中途半端な中継ぎ陣、「ウチの五十嵐と石井はどこに飛ぶか分からないロケット弾だからなぁ」などは、日本的にはいい中継ぎ陣とはいえないわけで…。
もちろん、先発の負担軽減で中4日ローテを確立するための中継ぎを揃えるチームが1チームくらいはあってもいいとも思いますが。

個人的に藤川投手といえば、高知商時代に平安の川口投手と投げ合っていた試合が印象深いですね。甲子園で実際に観ていましたし。もちろん当時は川口の方に注目が集まっていたわけですけど。
もちろん藤川のことも知っていましたが、能力面というよりは球児という恐ろしく人生を束縛されていそうな名前と(笑)兄弟バッテリーという影響の方が大きかったですね。何かひ弱そうな外見もあって、阪神が一位指名をしたのはちょっと意外だった記憶があります。

あと、阪神ファンの一部では結構岡田監督って評判が悪いらしいですね。
彼らは岡田監督は勝てば自分を持ち上げ、負ければ選手を叩くみたいなところがあると言って譲らないんですね。
もちろん、内情は分かりませんが、「どうせ誰がやっても程度問題」という部分があると思いますので、そういうのは不当な批判なのではないかなと思わないでもないです。

二年後は風林火山

2005-09-29 11:10:42 | 歴史と天体
川の果ては天邪鬼ですので、静御前よりも義経正室河越氏の娘の方がより悲劇のヒロインだ、というようなことを主張してみました。
が、彼女は何故、その悲劇性の割に無名なのか、といいますと本当に運命に翻弄されただけで、ちょっと主体性がないからです。だから余計悲惨ではあるのですが、ある意味、感情移入ができないといいますか。
静御前みたいに自分で自分の運命を選択するーみたいなところがないわけですね。

そういう点で、無名ながらも静御前の選択性、河越氏の娘波の悲劇性を兼ね備えた人物はいないか。時代が下ればいます。
あの武田信玄の息子、武田勝頼の正室です。名前は不肖です。桂林院という名前があるようですが、これは生前の名前ではないっぽい。
北条氏康の娘で、甲相同盟の際に武田勝頼に嫁いだ女性です。もちろん政略結婚。勝頼の時代には氏康は死んでおり、彼女の兄北条氏政が相模小田原の領主となっています。
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武田勝頼というと長篠・説楽ヶ原の戦いで無能呼ばわりされることの多い戦国武将ですが、信玄時代を含めた武田氏の負の遺産が全て発露したあの戦いで勝頼の評価を決するのは多くの勝頼側史家が言うように不当な部分があります。
が、しかし、勝頼はもっと致命的なミスをこの三年後にやっています。それが桂林院とも関係あるところなのですが。

信玄のライバル・上杉謙信が死んだのがこの年。で、あまり知られていないことですが、謙信の死後、家督争いが生じたんですね。謙信は未婚だったので子供がいませんでしたが、二人の養子がおり、この二人が争ったのです。
一方は北条氏康の子供、つまり氏政の弟である景虎、もう一人は謙信の腹心の子で上杉景勝。
当然、北条氏は景虎を応援し、勝頼も当初は景虎を応援していました。
で、当初はというところでもう次の展開がお分かりでしょうが、情勢が不利になった景勝側は勝頼に対し、北信濃の割譲・金の贈呈などで和睦をもちかけてきます。で、勝頼はこれを容れてしまうんですね。北信濃というと、かつて親父の信玄が謙信とその帰趨をめぐって争っていたところ、それだけのところを自分が手に入れるというちょっとした優越感があったのかもしれません。
結局、これがきっかけとなり景勝側が勝利を収め、景虎は自害してしまいます。
当然、北条氏は激怒。武田と絶縁し、敵対的行動に出てきてしまいます。一方の上杉景勝はというと、武田が攻められようが知らぬ顔。
これは長篠の戦の十倍といっていいほどの勝頼の政治的判断ミスです。これが直接武田氏滅亡につながったといっていいでしょう。

で、桂林院ですが、当然、兄の北条氏政が反武田を打ち出した時点で、北条氏の女として小田原に戻るべきだったはずです。
が、彼女はそのまま甲斐に残ったんですね。自分の選択で、勝頼のもとにいたかったということです。
義経についていくしかなかった河越氏の娘とこの点で異なります。
武田の家臣が敵となった北条氏の娘をどう見ていたのか、はっきりとした資料はないですけれど、少なくとも勝頼は正室を大切に扱っていたそうです。
自業自得ながら滅亡へと向かう淵で懸命にもがく男女、というところですか。歳は結構離れてますけど…。
が、結局、1582年、武田氏は滅亡。彼女も天目山で勝頼に殉じてしまいます。
愛する者に殉じた点で出家した静御前より悲劇性が高いです。

戦国の悲劇の女性というとお市の方が有名ですが、彼女、一回目はちゃっかり出戻りしています。その点、最期まで付き従った点でより悲劇性が高い。
けど、無名。
まあ、こういう人って探せばいくらでもいるでしょうけど。

活性化を図ろう

2005-09-29 10:12:00 | 野球
シーズン終盤を迎えて、それなりに盛り上がっているプロ野球ですが、一方では巨人の人気低迷とかそれに伴うセ・球団(どことは申しませんが)の減益とか暗い話題も多いですね。

ただ、その球団が「試合数を増やせ。巨人戦を戻してくれ」と嘆いているのはちょっと情けない、というか後ろ向きです。少ないパイの取り分を少しでも増やそうと仲間内で争い、あがいているのは傍目にも見よいものではないですね。結果パイ(ファンの興味)はますます小さくなっているのではないでしょうか。
かく言う川の果てもそういう人間の一人ですが。
野球人気・巨人人気の低迷については、正直今までの独占状況が健全でなかったのであり、均質化が進んでいるだけと見ています。
もちろん来季移行強くなれば、視聴率などは上がるでしょうが、それでも今までのような常時20%超えとなることはないと思います。
ですから、巨人人気の劇的回復などには正直期待すべきではありません。

となると、それ以外の方法も積極的に導入しないといけない。
まあ、いろいろ考えつくは考えつきますが、まずは人の行き来を活発にするということですかね。新しい選手が来れば、とりあえず話題になる。出て行っても、一応は話題になる。
海外に行きたい選手は自由に行かしてあげればいい。短期的には損をするかもしれませんが、自由に行かせるという姿勢なら、向こうで失敗しても戻ってきやすくなります。やる気のない選手が溜まるということはなくなるので、競技力向上という面で好作用を及ぼすのではないかと思いますが。
また、指導者層。
何せ日本にはプロ野球の監督のポストは12しかなく、二軍を合わせても24しかない。しかも、大半は既に実績のある者がついてしまうので、これからを狙う若い監督は中々実経験をつむことができないわけです。
ならば、大学や高校の指揮を採らせればいい。そうすればフロント側も監督の力量を評価しやすくなります。
また、プロ経験のある監督が就任したとなれば、その高校や大学も話題になりますし、教育論やトレーニング理論などの融合や進化が進むのではないでしょうか。

あと、選手達の意識改革もなすべきでしょう。
はっきり言えば、野球自体は社会的に全く意義のないことであり、にもかかわらず野球選手は一般人より遥かに高給をもらっている。
何故か。それはもちろん、野球というスポーツを通じて、ファンや社会に夢や目標を与えているからですね。
とすると、成績がどうだからもっと給料をアップしろ、というのはある部分までは正しいにしても、全面的に正しいわけではない。彼らの社会貢献はファンや人々に夢を与えることなのであり、結局ファンがその選手にどれだけ夢や目標を感じるかがその選手の価値になるわけですからね。
その部分をもう少し、選手達は考えるべきでしょう。

チャンピオンズリーグ

2005-09-29 09:33:15 | サッカー
予想通りの組もあれば、そうでない組もある。
当たり前ですが、事前の予想なんて始まってみると全然当たりません。

ただ、A組は予想通り。ユーベとバイエルンの二強が順当。
B組はアーセナルが珍しく(失礼?)連勝スタートな中、トゥーンが二位に。
トゥーンのライバルはおそらくアヤックスになるはず。ひたむきさに欠けるアヤックスは決して勝てない相手ではない。1勝1敗で乗り切りたい。あとはベルカンプが来ないであろうホームでのアーセナル戦で勝ち点が欲しいところ。
C組はバルサの一人旅になりそう。残りは混戦が予想されるかな。
D組はマン・Uが頭一つだけリード。注目していたリールはマン・Uとの試合前に勝ち点1でちょっと辛いか。
E組はミランが少しだけリード、この段階でつまづくとは思えませんのでこのまま勝ち抜きを決めるはず。フェネルバフチェが予想外の大勝をPSVに収めたことで2位争いが混沌としてきました。
F組は当初予想と反してリヨンが突っ走っています。ローゼンボリは現時点ではまずまず。ただ、2位以内になるなら主目標はR・マドリーに切り替えるべき。ホームでレアル相手に2点以上の勝ちをおさめ、サンチャゴ・ベルナベウでは消耗戦に持ち込んで何とか1点差負け以内に収める。アウェーのリヨン戦では何とか勝ち点を取りたいところ。幸い、5節にはリヨンはほぼ勝ち抜けを決めている可能性があるので不可能ではないはず。まあ、その場合6節のレアルにも勝ち点を明渡す可能性が大ではあるが。
G組はイングランドの2チームが順当か。ベティスは可能性はあるものの、ホームのリヴァプール戦敗北は痛い。チェルシーは楽々と勝ち点を譲るチームではないしね。
H組。最弱と言われたアルトメディアがアウェーでポルトに3-2の勝利!
素晴らしい。6戦全敗必至と言われていただけに、この勝利は大きな自信になったはず。逆にポルトは次がインテル戦でもうアウトか。
今後奇跡の勝ち抜けをするうえで邪魔になるのはレンジャース。しかし、宿敵セルティックとの連戦が組まれたので、ここでかなり消耗するはず。チャンス到来だ!

クモやサソリに御用心

2005-09-28 16:16:34 | 日々のニュース
大阪でセアカコケグモ590匹
サソリが見つかったり、少し前にはニシキヘビが見つかったりと、ワニもいましたっけ。奇妙な動物は意外に身近にいたりするというわけですね。まあ、アミメニシキヘビがオークションに出てたりするんだものなぁ…。

セアカコケグモについては東南アジアから輸入されてくるものに紛れて入ってきたりしたようですが、何となく珍しいから飼ってみたものの、飽きてすぐに捨てたとか逃げられたなんてケースも多そうです。

そして、これって本当に防ぎようがなさそうで困りものです。
隣に住むのが挙動不審者なら警戒もできるかもしれませんが、隣人がサソリやクモを飼っているのかなんて普通分からないですし。
しかも、犬や猫と違い、サソリやクモならマンションで飼うこともできますし。

仮にこういうサソリやクモに刺されて入院とでもなれば、もちろん飼い主の責任ということになるのでしょうが、逃げた連中が繁殖してしまった場合にまで責任が及ぶのか。ま、多分及ぶでしょうが、そうなると、結構大変なことになりそうです。

なので、こういう動物を飼うのなら、最後まで面倒を見てあげましょう。

攻撃重視はダメってこと

2005-09-28 15:42:10 | NFL
まあアメフトに限らず、一般に
チケットを売るのはオフェンスで、試合に勝つのはディフェンス
と言われていますが、今年のNFLの序盤、攻撃重視で臨んだ2チームがはや苦戦の状況、レイダースとカーディナルズです。

レイダースはオーナーのアル・デイヴィスの方針の下、ショートパスでリズム良く攻撃を作るタイプのギャノンからロングパスの投げられるコリンズにQBを移行。合わせて、ロングパスのターゲットとなれるR・モスを獲得しましたが、ここまでのところ、その攻撃自体が若干おとなしめで勝てません。
まあ、対戦相手が苦しい相手というエクスキューズはあるものの、今後のスケジュールもあまり楽でもないですし、ベテランが多いので中途半端に読んでしまうという弊害もあります。

QBにウォーナーを揃え、若いイキのいいWRを活かしてダークホースになるかもしれないと目されていましたカーディナルズはレイダース以上に惨敗の多い三連敗。同地区対戦が既に二試合入っており、ここから巻き返してプレーオフはまずなさそう。

もう一つの三連敗チームは、ここ数年常に安定した成績を収めてきたパッカーズ。ここはまあ、冬場になるとホームで無類の強さを誇ります(最近は必ずしもそう言えなくなってきた部分もありますが)ので、まだ見極めるには早いでしょう。QBファーヴはラストシーズンとも言われているだけに、何とか持ち直して、せめてプレーオフには出たいところです。

逆に三連勝はというと、爆発的な攻撃力はやや不発ながらも守備が奮闘しているコルツと同じく守備が好調で点も取れるベンガルズ。
前者はできればホームフィールド・アドバンテージを獲得して今度こそスーパーボウルへの道のりを確保したいところ、後者は台風の目としてチームを撹乱して、久々シンデレラチームになりたいところ、といったところでしょうか。

あえて楽天フロントを擁護してみる

2005-09-28 15:16:35 | 野球
二回ほど連続で楽天について批判調の文を繰り返してきましたが、どうも世間も楽天非難一色。
人と同じことをしていては、天邪鬼の名がすたる、ということで今日は楽天を擁護する形で田尾監督解任劇を展開したいと思います。

まず、楽天批判の中で一番多いのが、「補強もしなかったくせに監督に責任を押し付けた」というパターンのもの。
補強をしなかったことについては、新規加入チームということを考えるとやむをえない面があるでしょう。前年の収支などのある他チームであればどこをどう改善して経営面を安定させていけばいいかが分かるものですが、楽天にはそれがない。完全な出たトコ勝負ということになります。確かに、前売り券の販売が好調であるなど、勝負に出てもという要素はありましたが、それでも最下位確定と言われる状況下、負けが混めばどういうことになったかは正直経営者であれば不安にもなるでしょう。最初はある程度様子見になるのは、やむをえないことと言えるかもしれません。
もちろん、これが企業なら目玉商品でも出して最初が勝負、ともなりますが、おそらく楽天にはそうした戦力をつれてくるだけのノウハウもなかったでしょうし、第一外国人は当たり外れが大きい。失敗×失敗が重なって大損失ともなると新規参入一年目から大変なことになる、との計算が働いた可能性もあるわけですね。
とすると、少なくとも補強ができなかったのは仕方が無いといえるでしょう。岩隈投手を獲得するあたりまでが限界だったのかもしれません。

監督解任はどうか。これは最初に田尾監督解任のところで触れましたが、結局、何に比重を置いて、どういうスタイルで勝利を目指したいのか、そのあたりが曖昧だったように思えるんですね。繰り返しになりますが、「将来的に勝てるチームを」というのは素人でも言えることですから。「将来的にはこういう風に勝つチームを作る」というのがプロならば必要なわけですね。
ま、そういう点でそもそも人選ミスがあったということなのでしょう。その場合はダメだと早めに見切って途中で解任したとしても、それはそれでやむをえないような気がします。
まあ、ロッカールームとかそのあたりのことは分かるはずもないので、不当な批判と言われればそうなのかもしれないですが。

ところで就任に前向きと言われる野村監督、何か今日のスポーツ紙には巨人で戦力外になった元木・ローズらを狙いに行くとも言われています。
一年やそこらで戦力獲得のノウハウがつくものでねない以上は、そういう戦力整備しか方法がないのかもしれないですね。とすると、再生工場といわれる野村監督には向いているのかもしれません。

カレーのルーの位置

2005-09-27 19:08:08 | その他
今日もまた面白い記事を見つけました。
カレーのルーは右、左?

何かいろいろなこだわりがあるようですね。
川の果ては結構カレーが好きで、一日一回とまでは行かないまでも、それに近いペースで食べているはずです。
で、ここ最近食べたカレーについて思い出してみる。
まず、外食時、店員が置いた場合、多分そのままの位置で食べています。わざわざ回したりはしません。
自分で盛り付ける場合はどうだろう、これも結構適当な感じがします。ライスの真上からかけていたとき(全周囲派?)もありますし、別々の時もあったりする。

結局、川の果ては食事には余計なポリシーを持たない、ということでしょうか。
フランス人やイタリア人のようにはなれんということか、もっと行って文化的な人間にはなれないということかもしれない。