クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

頭皮エステ

2011-06-30 19:12:06 | 管理人の挨拶
奥様は「頭皮エステ」なるものを購入。
頭をシャンプーする時、小刻みに手を動かせない。とくに左手が動かない。シャンプーがいい加減になっていた。同病の知人から頭のマッサージ機が便利と聞き購入。

血流が良くなって、白髪も黒髪に変身すればいいけれど。

訳あって

2011-06-27 20:13:43 | 管理人の挨拶
奥様が通うリハビリデイサービスでは、いつも6~8人ぐらいの方とマシーンを使ってトレーニングをしている。
休憩時間、女性陣はよくおしゃべり。家族のこと、昔のこと、元気だったころのことなどなど。
奥様は家風か性格か、自分のことはあまりしゃべらないで、もっぱら聞き役に。やたらと家のことを詮索されるのも不愉快なのかな。

先日、頭のしっかりした85歳のおばあちゃま Uさんに、話の流れから 「主人とは訳あって別居中なの・・・」 と言うと、Uさん 「私も訳あって別居中よ! あちらは土の中だけど・・」

帰りの送迎車で横に座られたので、初めて主人が介護施設に入居していることを簡単に話すと、Uさんちょっとびっくりした雰囲気。それでも「あ、そおー、大変ね」 で終わり。そのあっさりさが心地よかったんだって。

ひまわりの種

2011-06-25 18:40:07 | 管理人の挨拶
奥様は知人から‘ひまわりの種’をもらってきた。
「福島ひまわり里親プロジェクト」 から頼まれたそうで、今年の夏、各地でひまわりを育て、秋に種を取り、その種を福島に送って、原発事故で汚染された畑に植えて土壌改良するそうだ。
奥様は雨が降りそうだったし、薬がしっかり効いている時間が気になったので帰宅後急いで畑に行って隅っこに10粒、庭に一粒蒔く。
後でインターネットで 「ひまわりの育て方」 を検索 (逆でしょう!)。種の蒔き方はだいたい合っていたが水やりが大変そう。 
福島に届けるために気合を入れなくては!

父の日

2011-06-19 18:27:11 | 管理人の挨拶
‘父の日’と言うわけではないが、息子さん夫婦が3月に生まれた子供を連れて奥様と一緒に旦那様のいる介護施設へ。

認知症の旦那様は昼食後車いすに座っていた。まだ薬が効いていたし、顔つきがいつもよりしっかりしていた。部屋で代わるがわる写真を撮る。
奥様が 「どう?」 と問いかけると、やっと聞こえる声で 「・・ま・ん・ぞ・く・・・」、「・・思っても・・いなかった・・・」。聞き取れたのはこの会話だけだったが、いつもよりぶつぶつ発語が多い。奥様のことも息子さんのこともわかっていた。

久しぶりの調子の良さで奥様の滞在時間がいつもより長かったみたい。

2011-06-16 20:20:50 | 管理人の挨拶
雨。
リハビリデイサービスに出かけていた奥様、門のところでデイサービスの送迎車を降りたが、そこで傘をひろげてもたもたするより、玄関まで(10メートル足らずの距離)走った方が雨に濡れる量は少ないかなと思って送迎のスタッフに 「車を見送らないから・・・走って玄関まで行くから・・」 と言うとスタッフが、 「危ないですよ!」 と忠告。

奥様そういえば病気だった! 走るなんてここのところしたことなかった! ことに気がつく。
老化が急激に来た状態と同じような奥様、まだ2年前の健常な時の記憶がはっきり残っているためついつい走ることが出来ると思ってしまう。
転んだら大変なのに。




患者交流会

2011-06-12 18:08:47 | 管理人の挨拶
昨日奥様は2カ月に1回の患者会交流会へ。

患者さん20人、付き添いやスタッフも10人ほど、雨で足元が悪いのによくお出かけになったと感心する。
簡単なヨガで身体をほぐした後、右隣の人を紹介する「他己紹介」(意外と面白い)。
一通り終わった後、紹介中に話題になった「パーキンソン病と痛み」について話し合う。
以前の医療ではパーキンソン病は痛みと関係ないと言われていたが、最近は注目されてきたという。実際参加者の中で痛みのある人に手を挙げてもらうと20人中17人、約8割の人が痛みを感じている。
男性 Fさんは足の指がどんどん丸くグーをしたように固まってきて痛い、同じことが女性 I さんや S さんにもあると言う。男性 T さんは50肩のように痛くて整形外科で注射を打ってもらうが1週間ぐらいで痛みが再発する。また奥様のように腰痛を訴える人も多かった。病歴の長い男性 Sさんが、痛みにばかり目をやっていると痛みが増す。楽しいことに目を向けようとアドバイス。S さんカラオケ、卓球、ボーリング、吹き矢などなど趣味豊か。

休憩時間もそれぞれ同じ痛みを抱えるどうし個別におしゃべり。この雰囲気が患者会の良さ。
痛みやしびれ、バランスの悪さ、筋肉に力が入らないフワフワ感などなど、外見からはわからない内側の不調を共感出来るだけでも気持ちが楽になるみたい。 


バスケットボール

2011-06-10 18:55:20 | 管理人の挨拶
ここのところ時々奥様は午前中からテレビでバスケットボールの試合を見ている。
アメリカのNBAバスケ・ファイナルシリーズ。今日は5試合目。
リハビリデイサービスで一緒の以前アメリカ在住だった女性利用者と若い男性スタッフが楽しそうにバスケットの話をしているのを聞いて興味をもったみたい。

試合をテレビで見ていると2メートル以上の選手たちが激しく動き回り、巧みな技を出し合い、接戦になると超一流選手でもミスを犯す、面白い!

もともとスポーツ観戦が好きな奥様、サッカー観戦と同様、歳とっても楽しめる趣味を見つけたようだ。
この先介護施設に入った折若い男性スタッフと仲良くなるきっかけにもなるかな。

町内会清掃日

2011-06-07 12:04:38 | 管理人の挨拶
一昨日の日曜日は、年2回の町内会の一斉清掃日。
開始時間の10時に奥様は指定された場所に小さな草刈りがまを持って参加。
しゃがんで道の側溝の脇に生えた雑草を抜いていくことに専念。箒で掃いたり、チリトリで拾ってビニール袋に集める作業は腰にくるし、立っての作業はバランスが不安定な奥様にとっては苦手な動作。しゃがんでの移動の方が楽。庭の草取りも好きな作業だし。30分ほどで終了、解散。

同じ班の人には奥様の病気を話しているので、何人かの人から 「大丈夫? 無理しないで!」 と声をかけられる。奥様は「大丈夫です。去年より元気になったみたいだし・・」。
そう、去年の今頃は鬱っぽく、すごく疲れやすくて、暗かったなー。

今年は元気。でも「病気治りましたから!」 と言えないのが残念。