奥様は先日NHKで放映されていた『 チョイス パーキンソン病 』 で国立精神神経センターの村田美穂先生を中心にパーキンソン病のことが話題になっていた。
パーキンソン病の特徴として ＊便秘 ＊立ちくらみ ＊不安感 ＊抑うつ を挙げられていた。どれも奥様の現状が描かれているかのようだ。①便秘ーー大変。パーキンソン病と診断されてから延々とおつきあい。薬が効くように最高でも3日に1回は排便があるようにと思うがなかなかむづかしい。寒天で完熟トマトジュースでゼリーをつくってヨーグルトと一緒に朝晩食べているがすっきりしない。 ②立ちくらみーー蒸し暑いとき椅子から立ち上がったり散歩の途中階段を登り切った時くらくら。こんな感じで転ぶのかなと想像する余裕はあるが。 ③不安感ーー我が家のトイレなら許せるがよそ様のトイレで失敗しないかといつもひやひや。お出かけがわかっている時前日は便秘薬を飲まないが、いつどうもよおすかわからない。 気を遣う。④抑うつ ついつい悪いほうに考えてしまう。夜中目が覚めた時もこのままもようさなかったら病院に入院かな・・・。入院の荷物は・・・。など考えて頭がさえてくる。困ったものだ。
久しぶりにパソコンを開く奥様。
最近疲れているとパソコンを開くのがおっくうになり、開けても決まった画面を覗くだけ。どうしちゃったのだろう。目からの刺激が大きすぎるのか、見ているだけでも体や頭が固まってきてしんどくなる。単なる加齢によるものか？
久しぶりに開いている画面は通信販売の画面とブログ。まあいいか。
真冬と同じ寒さが続いている。春が来たなと思ったのに。
昨日、奥様は朝起き掛けに腰を痛めてしまった。ベットの掛け布団（羽毛布団）をちょっときちんと折りたたもうと思って両手で持ち上げた時だった。腰と臀部の間にぴぴーーと電気が走ったよう。動けない！ 目が覚めてから少しお布団の中でごろごろ身体を動かせばよかったのに。すぐ起きて立ち上がり布団を持ち上げるなんて、若くないのだから無理。前日病気の先輩から筋肉が固まりがちだからこまめに動かしたほうがいいとアドバイスがあったのに。
湿布薬とホッカイロを張って腰にコルセットをして一日を過ごしたら何とか治る方向へ行った感じ。あーぁ、よかった。
ストレッチ、筋肉ほぐし、ヨガ、やることがいっぱい。
奥様、今日3月11日（金）、7年近く通っている整体院の治療へお出かけ。
予約の時間は2時15分から3時00分。そう、5年前の3月11日（金）もちょうど整体治療を受けていた。同じ日、同じ時間、同じ場所で。
マンションの一室で治療中突然大きく揺れだし、ふぁーー、ふぁーーと大きな船に乗っていて揺れている感じ。先生と順番待ちの人と3人でおしゃべりして揺れが落ち着くまで待っていたのを思い出す。
あれから5年、奥様の病状は・・・？ 被災地の復興状況は・・・・・？
昨日患者会のメンバー８名が集まって19日に予定している交流会を前にミーティング。交流会などでは話せない病気の話や体験談などなど、話が途絶えることがなかった。病歴の長い人の発言は参考になることが多かった。
＊筋肉が固まりやすい病気なので椅子などに座っていても30分に1回は立ち上がって体を動かしたほうが良い。 ＊「オン・オフ」のオフ と 「ウェーリングオフ」のオフは違う。＊「パーキンソンには負けないぞー！」など対決姿勢はストレスを生みかえってよくない ＊パソコンのホームページを上手に利用すれば経費的にも情報取得の面でもらく。
５寒かったり、暖かかったり。でも3月に入った！ 冬から春へ！
奥様の体調も良かったり悪かったり。家に籠りがちはどうしたらいいのだろうか。
先日駅前の銀行まで行くが途中で薬が効きだすだろうとしっかり効いていない状態でバスに乗り込む。ところが寒いせいか効きださず。もたもたしながらもなんとか銀行の用事は済ませる。疲れたー。
帰りはタクシーにする。乗ったタクシーの運転手さんが話してくれた話。「この地域は坂道が多いので高齢の方の利用が多い。先日も高齢の女性を乗せたが乗ったと同時に『おしゃべりしてもいいかしら』と言うので 『「どうぞ』 と言うと、乗っている間中おしゃべりして降りて行かれた。いつも一人で誰とも話さないのだそうだ。おしゃべりしまくったあとて 『「ああーしゃべってすっきりした。一日誰ともしゃべらないでいると頭がおかしくなってしまいそうになる。そんな日が続くとタクシーを呼んで運転手さんと話すのよ』という。タクシーの利用の仕方もいろいろあるようだ。
パーキンソン病の症状の中に便秘があり、困っている人が多い。筋肉の動きが悪くなるので小腸・大腸の動きも悪くなり、便秘につながるのだろうか。
奥様も便秘で苦しんでいる一人。
先日リハビリデイサービスで便秘が話題になり、奥様が冗談に 「鉄分を軟便の固まりの中に混ぜ込み、お腹の外から磁石を当て、肛門の方に誘導する方法はどうかしら」 と提案する。小学生のころセルロイドの下敷きの上に鉄の物を乗せ、下から磁石で動かす遊びを思い出しながら。便秘で苦しむ人にとってはやってみたくなる方法。大笑いしながら考えている人も。iPS細胞治療より身近で可能性もありそうな気もするが。
今日、朝、奥様は左足のふくらはぎがつって痛くて起きてしまう。キューーと固まっていくふくらはぎは筋肉がカチカチに。どうしたらいいものかと考えているうちに少し緩んできたが痛いこと痛いこと。
デイサービスで時々つった時の筋肉の痛さが話題になるが、加齢にともなう症状でもあるらしい。年寄りの仲間入りしたということか。パーキンソン病だけでいいのに。
昨日奥様は眼科へ。10年近くの緑内障の定期健診。
眼圧を測る時、「もっと大きく目を開けてください！」 と言われるのはいつものこと。昨日は検診後目を洗う時 「もっと上を見てください！ 天井を！」 首が自分では気が付かないが下を向いているみたい。前かがみの上に頭が垂れて・・・・まるでパーキンソン病患者のよう・・・患者だから仕方がないか。
それよりも奥様は昨日出かける時、薬箱を忘れて行った。バスに乗った時いつも小さな薬箱に薬を入れてズボンのポケットに入れる習慣になっているが無いのに気が付く。
どうしようかとちょっと焦ったがいつも持ち歩くバッグとお財布のサイドポケットに１０錠ごとに入っているシートを思い出してそこから１錠取り出すことに。非常用に2~３か所に分けて持ち歩く必要性を感じたんだって。
先日奥様は2か月に１回の診察日。
お正月前の暖かい陽気が続いたときは調子よかったが寒気が来たら薬の効きが悪くなり、朝などは動きが悪くて家事ができない状態を訴えるが、先生は 「寒いときはしょうがないよ。次は季節の変わり目、暑さ寒さが繰り返す時調子を落とすから・・・」。
進行性の難病と言われているが１年に１回でも調子がいい季節を作ってくれないと気分的に落ち込んでいくばかり。何とかしてよ！
