散歩

奥さまの2歳違いのお姉様(一人住まい）が最近、地方から娘の住む近くへ引っ越して来た。昨日奥様初めて新居（築20年の家だが）を訪問。奥さまの家から電車を1回乗り換えて約1時間15分ほどの距離。なにかと理由をつけて家に引きこもりがちの奥さまにはちょっとしたチャレンジ。

その場所は地図で見るとたまたま二人の卒業した小学校の近く。到着してから一息入れてお散歩に出る。昔の面影が残る松林や丸石をセメントで固めた生け垣などを懐かしみ、お姉様と小学校時代のことを思い出しながら３０分ほど歩く。
認知症の予防として「回想法」と言う療法があるそうだがまさにそれを実践した感じ。結構歩いたし、認知症の進行とパーキンソン病の進行がちょびっとでも予防できたかな。

ゴミ箱

昨日奥さまはパソコンを大きな手提げに入れてお出かけ。
ワードを使って文章を書くにあたってパソコンの操作がわからないため、ボランティアで開いているパソコン教室で教えてもらうんだって。
車で20分ほどのところにある会場では定年退職後のおじ様たちやおば様たちが無料でわからないところを教えてくださる。ありがたいこと。
忘れないようにメモを取りながら約1時間、おじい様と言う感じの先生からマンツーマンで教えてもらう。今まで自己流でやっていた奥さまは知らなかったことがいっぱい。とても楽しかった。そんな時は薬もばっちり効いていたし。
ただ、担当されたおじい様から「ゴミ箱がいっぱいですね。ゴミ屋敷みたいになりますよ」　と注意される。ゴミの出し方（パソコンの外へ）も教えてもらう。
実際の家も掃除があまりされていないが、パソコンの中も掃除しなくてはいけないんだって。ゴミでは死なないが、動きが悪くなっているのはごみのせいみたい。

麻薬

テレビの報道番組ではチャゲ＆アスカのＡＳＫＡが麻薬使用で逮捕されたことが報道されている。それについて『ビートたけし』さんがテレビの番組内で　「麻薬を止めるには麻薬のない国に行かなくてはだめ。頭ではやってはいけないとわかっていても体が要求するものだから。麻薬は怖いよー・・・・」

奥さまの主治医が　「パーキンソンの薬は麻薬と同じだよ。怖いよー」と言われたことがある。薬が効いてきて体がすかーーとした感じ、体が覚えると薬が欲しくなる。怖い、怖い。でも生活するには飲まなくてはやっていけないし。

パーキンソン病患者も麻薬使用患者も薬のない南の島にでも行ってのんびりした生活をすればひょっとしていいかも・・・ちょっと乱暴かな？　

パーキンソン病は進まなくても認知症が進むかな？

生きる

奥さまは椅子に座るとすぐに足を組む癖がある。癖というか組まなくては座っていられないというか。
先日デイサービスでテーブルに座っていると隣に座られた97歳のおばあちゃまと足がぶつかってしまう。「ごめんなさい」　と言うとおばあちゃまも「私もすぐ足を組む癖が・・・・」。近くにいた看護師さんが　「腹筋、それも内蔵奥深いところにあるインナーマッスルが弱っているから・・・・」　と話してくれる。直し方も。簡単にはいきそうもないが。
奥さまが冗談半分に　「生きるって大変ですねー」　と話しかけると笑いながら　「本当に大変なのよ！」。
親子ほどの年齢差がある二人なのに、話が合うから不思議。

収穫

昨日畑から収穫してきたスナップえんどうと赤玉ねぎ。
スナップえんどうはもうそろそろ終わり。奥さまは飽きるほど食べた。
玉ねぎはこれから。

情報

全国パーキンソン病友の会から会報4月号が届く。
目を通すと参考になる記事がいっぱい。
パーキンソン病と上手に付き合っていらした方々の言葉や付き合い方の記事には教えられることが多い。
＊薬の飲み方で満腹時は避けて飲むこと、薬を飲む前後1時間以内に牛乳などの蛋白質やバナナを食べないようにしている。
＊気合で生き抜きましょう！　気持ちがとても大切だと思います。
＊目標を持って何かに挑戦することが一番のリハビリである。

また、奥さまは毎年参加していた患者会「Ｌ会」の熱海宿泊交流会に親戚の法事のため参加できなかったが、参加したＫさんから聞いた話の中で、2日目に行われた順天堂の服部先生の講演がとても良かったという。
＊リハビリが大切。パーキンソン病用のリハビリを小冊子にまとめ、全国展開をしたい。どんどん外へ！　どんどん話せ！　積極的に動け！
＊黙々とリハビリもいいが、楽しくリズム（ビートな音楽）に合わせて体を動かすのが良い。

Ｋさん、熱海参加はとても楽しかったし、これから頑張ろうという気持ちになったという。

寒かった冬もとっくに終わっているのになかなかエンジンがかからない奥様、同病の方々からの情報を得、休みがちだったリハビリを自分なりに頑張ろうと思ったという。

腰痛

奥さまは整体治療を受けにお出かけ。

整体を受けながら、最近腰痛が出、困っていることを先生に訴える。

先生は、春先、ここの所腰痛を訴える人が多いいこと。暖かくなり骨盤が緩んでくるが、左右同時に緩むとは限らないので身体がゆがんでくるからと言われる。
ストレスでも腰痛が出る。ストレスがあるとどうしても呼吸が浅くなる。そうするとエネルギーが腰まで届かないから腰痛を起こしやすい。歌を歌ったり笛を吹いたりすれば呼吸が深くゆったりして腰にもいいとも。
説明がすーっと体に入っていく。後は実行するだけ・・・。

奥さまの場合このほかに庭の草取りのやり過ぎも腰痛を引き起こしているのかもしれない。適当に切り上げなければ。

連休終わり

ゴールデンウィークも今日で終わり。
毎日が日曜日の奥さまにとっては連休は関係ない。実際3日はヨガ教室、旦那様のところに様子見、5日はリハビリデイサービス、今日はヘルパーさんとマッサージの先生が来てくださる。そんなマイペースの生活をしていてもどうも調子が悪い。テレビや新聞などで騒ぎすぎるから調子がくずれるのかなと他人のせいにしたりして。
奥さまはブログ更新もついつい連休にしてしまう。インターネット利用はトラブルが起きやすいとの情報に警戒してか。

毎日付き合っている「パーキンソン病」も時々連休があるといいのになーと思うんだって。