一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

椎茸生産農家の苦悩を考える

2012-05-10 21:16:55 | 日記

私が所属する委員会は、「教育民生常任委員会」ですから、

放射能問題は、学校の敷地の除染や給食食材の安全性などについて、

各課から聞き取り調査を行います。

表題の問題は、産業経済常任委員会が様々な形で、この問題の取り組みを

行っています。昨日は、東京電力の担当者と意見交換を行ったようですが、

その内容については、まだ確認していません。

昨日、椎茸生産農家を数件訪問してきました。今の時期は農繁期で忙しいため

ゆっくり話を聞く事はできませんでしたが、その苦悩ぶりが、政府(国)、そして

(県)の対応の遅さである事が、非常に気になります。

岩手南農協管内では、「ほだ木による保証」という連絡が、連休前に入ったため、

収穫もされないままの椎茸が、見事なほど育ったまま放置されています。

このまま収穫されないと、原木は青カビ等に犯され、今後使用できなくなるそうです。

それを嫌い、一部収穫し乾燥している農家もありました。

それに対して、磐井東農協管内では、すべて収穫して乾燥を行っているようです。

同じ、一関市内の農家でありながら、全く別の対応を行っています。

燃料が高い事や、人件費の発生によって、経営に影響が出る事は確実です。

ほだ木が今後使えない事を考えれば、明確な指示による対応を急ぐべきと思います。

昨年の保証も未だされていない生産農家の苦悩は深刻です。

つなぎ資金の対応も未だ確定していないようです。

国と県の対応の遅さが、あまりにひどいと言わざるをえません。


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