私が所属する委員会は、「教育民生常任委員会」ですから、
放射能問題は、学校の敷地の除染や給食食材の安全性などについて、
各課から聞き取り調査を行います。
表題の問題は、産業経済常任委員会が様々な形で、この問題の取り組みを
行っています。昨日は、東京電力の担当者と意見交換を行ったようですが、
その内容については、まだ確認していません。
昨日、椎茸生産農家を数件訪問してきました。今の時期は農繁期で忙しいため
ゆっくり話を聞く事はできませんでしたが、その苦悩ぶりが、政府(国)、そして
(県)の対応の遅さである事が、非常に気になります。
岩手南農協管内では、「ほだ木による保証」という連絡が、連休前に入ったため、
収穫もされないままの椎茸が、見事なほど育ったまま放置されています。
このまま収穫されないと、原木は青カビ等に犯され、今後使用できなくなるそうです。
それを嫌い、一部収穫し乾燥している農家もありました。
それに対して、磐井東農協管内では、すべて収穫して乾燥を行っているようです。
同じ、一関市内の農家でありながら、全く別の対応を行っています。
燃料が高い事や、人件費の発生によって、経営に影響が出る事は確実です。
ほだ木が今後使えない事を考えれば、明確な指示による対応を急ぐべきと思います。
昨年の保証も未だされていない生産農家の苦悩は深刻です。
つなぎ資金の対応も未だ確定していないようです。
国と県の対応の遅さが、あまりにひどいと言わざるをえません。