一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

岩手日日新聞に期待する

2015-07-29 20:31:47 | 日記

今年は、6月から我が家に「産経新聞」が配達されています。

年間通して購読している「岩手日報」「岩手日日」の3紙が毎朝、雨が降っても

雪が降っても、ほぼ定時に配達されます。

子供の頃から、当たり前のように馴染んできたこのシステムというか、サービスの

素晴らしさにあらためて感謝します。

政治で国内世論が割れるときは、全国紙を読み比べたくなりますが、一般家庭では

経済的になかなか難しい問題です。

我が家では、長い間、「毎日新聞」を購読していましたが、読売さんと朝日さんの

主婦目線の勧誘に、我が家では簡単に陥落し、ここ10年は、朝日と読売を交互に

購読しています。

そのような中、

以前ブログでも書きましたが、ロサンゼルスに暮らす、一関出身の方からメールを

いただき、「従軍慰安婦」問題に関する、市議会の意見書について、深く考える

経験をしました。私たちは、基本的に新聞報道を真実と認識しますし、新聞社の報道

には、それだけの信頼をしてきました。

まあ、様々な理由はありますが、大好きだった「毎日新聞」が配達されなくなり、

「朝日新聞」から距離をおくこととなりました。

 

ところで、新聞の2面から3面にある「社説」「論説」「主張」・・・は、

新聞社にとってもっとも重要なものであり、不可欠なものであると思っています。

一関に暮らす私たちにとって、もっとも身近にあり、情報の基本となっている

「岩手日日新聞」には、残念ながらこれがありません。

一関のマスコミとして、市民が関心を寄せる、政治、大きな市政課題に関して

「岩手日日新聞」の主筆、主幹が、社説なり論説なり、主張を載せるべきと私は、

個人的に期待しています。

 

 

 


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議員として重要な市制課題(汚水処理)で対峙する。

2015-07-18 06:21:12 | 日記

今日の(7月18日)の岩手日日新聞一面の記事に少し驚きました。

記事の内容は、15日に開かれた議員全員協議会での「浄化槽整備事業の統一」にrついて、

あたかもその統一が決まったような書き方をしています。

新聞は、最近だけでも、安保法案、新国立「白紙」、従軍慰安婦問題、・・・等、私たちが問題を考える

時のもっとも大きな情報源であるといっても過言ではないと思っています。

では、今日の日日の一面は、どうか?

この問題は、合併時からの大きな行政課題でした。私は、財政と浄化槽の整備手法に関して、十分な

調査を行い、市に対して意見提案を続けてきました。

さて、新聞はどうか?私は時々、日日新聞は、市民に対して、市の重要課題に関して、その影響力から見ても、

マスコミとしての考え方を社説として、示してもいいのではないか?時々そう感じます。

私は、この問題に関して5年ほど前から、市と対峙してきました。

私が主張し、市に意見提案を続けてきたことは、

①一関市の汚水処理人口普及率が低いこと

②下水道計画区域を縮減すべきこと

③浄化槽事業は市町村設置型で統一すべきこと

の大きく3点についてでした。

その大きな理由は、市の厳しい財政運営にあります。市の下水道事業に対する投入予定額は、

約400億円であり、その内一関地域と千厩地域で96%の392億円(平成23年、私の調査による)

です。その計画もまさに机上の論であり、最終事業着手予定が平成44年、完成予定が平成55年

となっています。まさに、非現実的な計画を合併後も見直すことに着手できずにいました。

私は、市議会の一般質問を通して、財政の観点からも、汚水処理整備事業の課題について

意見提案を続けてきました。

2012年1月10日発行の私の議員活動報告では、以下のように主張しています。

汚水処理整備事業の整備促進は、一関市が抱える大きな行政課題です。私は、合併後の10年を

一つの計画目標として、汚水処理人口普及率をあげるため、大きな政策転換を行うべきであると考えます。

一つが、財政的に非常に大きな負担となる下水道事業の縮減です。

そしてもう一つが、今後一関市の人口の6割が利用すると考えられる浄化槽の整備手法を「市町村設置型」

で統一することです。

今回の全教の説明においては、下水道計画の見直しに関しては、私の意見提案と同様の方向性を示されましたが、

最も大事であると考える「汚水処理人口普及率」の改善については、一切触れることはありませんでした。

私は、議員になるとともに、当市の厳しい財政運営について直面しました。その大きな課題が、この下水道計画

であり、毎年一般会計からの繰入金が10数億円と膨らむ、計画は看過できません。

人口減少が急激に進む中、汚水処理人口普及率をあげながら、財政問題に対峙していくには、市の大きな

行政手法が必要となります。私が意見提案を続けてきた、財政問題に関する課題は一つ前進しましたが、

それによって、一関市の総合計画に示されている

・水と緑を守り育み自然と共生するまちづくり

に示された、各戸の水洗化を促進し、快適な水環境のまちづくりを目指します。という「中東北の拠点都市一関を目指す」

という大命題に対して、市民とともにしっかり考えて結論を出す必要があると思います。


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市議も学ぶ、小樽商科大学へ

2015-07-11 15:54:21 | 日記

昨年の高知工科大学での研修に続き、今年度は小樽商科大学に行ってきました。

今回の調査事項は、文部科学省が進める

「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」についてです。

  

この事業は、自治体と連携して地域の課題解決に取り組む大学を国が支援し、

地域コミュニティーの中核的存在としての大学の強化を図るもので、小樽商科大学は、

所在する「後志地域」を中心とした、観光を軸とした地域振興策を展開し、「魅力」と

過疎化などの地方の「課題」解決に向けた取り組みを進めています。

今回は、31に及ぶプロジェクトから特にも

高野宏康 地域経済研究部 研究員による

・ヒューマンストーリープロジェクト

川本雅史 企画戦略課地域戦略係による

・キャラクターでつなげる地域の輪プロジェクト

江頭 進 経済学科 教授による

・歴史的建造物の保存活用のためのファンド形成プロジェクト

の3事業について概要説明と取り組みについて説明を受けました。

 

今回は特にも、鈴木副学長、江頭教授・学長特別補佐には、視察研修事業の

すべての時間にわたり対応をいただくことができました。

  

一関市としても、ILC誘致により、地域がどのように変化していくのか、学術都市としての

役割や地域経済への波及効果等について、また、世界遺産を活かした観光資源の利活用など

岩手大学、東北大学、県立大学等との連携を深めていくことが必要であり、一日も早くその取り組みに

着手すべきであると考えます。

 

 

 

 


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恐山、講演(南 直哉院代)聞いてから行けば良かった・・・

2015-07-04 12:58:51 | 日記

7月2日、3日と東北地区高等学校PTA連合会「青森大会」が開催されました。

 

高校PTAの役員は、一高で4年間、現在二高で2年目とかれこれ6年目となります。

高校PTAは、小中と違い大きな負担感?がないため、いつも人との出会いを楽しみながら

続けています。昨年は、二高の女性副校長先生と大館に行き、今年は、佐々木校長先生と

さらに遠い、青森まで出かけてきました。高校の校長先生や副校長先生は多忙であり、

なかなか話をしたくても難しいのが現実です。このような機会は、現職の校長先生と

教育問題について意見を交わす絶好の機会となります。

一関市の花泉高校の今後が心配な時でありますが、佐々木校長先生は、さらに生徒数の

現実が厳しい、大迫の出身だそうです。大迫や遠野は、交通の便が良くなったため、

進学やスポーツ優先で、花巻や北上の高校に通うのかもしれません。高校再編は、

県内全体の非常に大きな課題となっています。

 

ところで、PTA研究大会の目玉といえば、お昼のお弁当と記念講演です。

いや、、地元高校生の工夫を凝らしたアトラクションも素晴らしいのです。

 

ところで、その講演ですが、今年の演題は「魂のゆくえ」そして講師は、南 直哉氏と

あります。知識のない私は、今回はあまり期待しないままその時をむかえました。

物静かな風貌とその佇まいが、演題とともに難しい話と静かな語り口を想像させます。

ところが、最初の言葉を聞いた時から、会場は笑いに包まれます。扇子を片手に

講談師を思わせる軽妙な語り口に会場の皆さんは、その話に引き込まれました。

難しいと思われる、「魂」、そして、人の命の話を聴かせてくれます。

私がいだいていた僧侶のイメージが全く変わってしまいました。

恐山とイタコの関係、幽霊とテレビ局とイタコの漫談のような実話・・・

実に有意義な時間を過ごさせていただきました。

南 直哉氏は、数多くの本を出していますし、およそ禅僧らしからぬタイトルの

「恐山あれこれ日記」というタイトルのブログがあります。興味のある方は、ご覧下さい。

 

昨年、妻と下北半島を巡り、恐山にも寄ってきました。

あらためて、「講演聞いてから行けばよかった」・・・となります。

機会があれば、あらためて「魂のゆくえ」の講演を思い、親と子の関係を関係を

思い、愛する人を失う悲しみをみつめ、「恐山」に出かけたいと思いました。

 

 

 

 


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