katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

玄関の床の仕込み

2017-02-21 08:17:21 | モザイク教室
今日は丸々1日店舗の床の仕込み。


この大判1枚が終われば、ほぼ終了となる。そんな中、お客さんから他のタイルの注文の確認の連絡が来て・・・ついでと言っては何だけれど、仕込みの様子を聞くと、この大判が4.5枚残っているとの事・・・・日曜日までに終わる事が良いのだけれど・・・最悪の場合、それもこっちでとなるのかも。

何しろ細かいパーツなんで、きちんとボンドが付いていないと剝がれやすい。そんな事は大抵誰でも知っている事なんだけれど、数回教えただけのなのだから、不安いっぱいの中での制作。しかも何度か仕上がったものを逆さまにすると剥がれてしまった事がある。

原因は簡単で仮置きして進めたからなんだけれど、どうして仮置きするか?の原因もはっきりしていて、色にこだわりがあるから緑はここ、黒はここみたいに仮置きして配置を決めつつ張っているからなんだけれど、常に隣り合わせで張って行けば、まずそう言った事は起こりづらい。

これも常に言っている事なんだけれど、もうこんなに切羽詰まったら増々そう言う事が起きる可能性は大きい。何しろ時間が無いのだから。最後は終わらせる事が一番大事であって、次は剥がれない事、こだわった色合いなんてもんは最後の最後になる。それが時間内に・・・の宿命。

要するに今月中に・・・と張っていては、すぐに目地が出来ない以上、バラバラの段階での目地は不可能になる。そうなると1日には張ってしまう事になるのだから、目地は他の部分と同じに最後に一緒に・・・となる。つまりそんな確認が出来ないと言う事になる。

ただこれは安全安心な話であって、最悪の場合は施工2日目の夜であれば、何とか出来ない事も無いが・・・何しろ外用のボンドは常連であってもいつもの室内用とは、かってが違って、非常に難しい。何しろ使い勝手が悪いので、いつもの室内用のボンドで手を汚したり、うっかり・・なんて事がある。

しかもそこに慌てる・・・が付くのだから、ボンドだらけになる。ちなみに俺のここまでの仕込みを拭いて見たが、ボンド落としをするのに、1時間掛かった。確かに薬剤を沢山付ければ取りやすいが、取れると言う事は、張ったボンドに流れれば、剥がれやすいって事にも繋がる。

それを少量含ませてこまめに・・・って手間を掛ける事になるから、当然ひと手間も、ふた手間も掛かるのね。何をやっても後は楽々なんてもんは無いのね。何しろ建築なんでね・・・・丈夫って事は頑固やら強固やらに繋がる事になるから、ボンド1つでも当然基本を守ったか?守らないか?で、

後で良いか・・・と後に回すと、やらなきゃならない事が増える事になる。なのに時間は無くなるのだから、気持ちも焦る。余裕の時間は作るもので、常に先人の凄い人達は口を開くと、準備・・・と言っている。その準備するには時間・・・ただどんな事も大抵時間は決められている。

だからこそ何事も優先順位があって・・・残念ながら美しさのこだわりでは無く、終わらせる時間に入ったかなと思われる。

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