katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

亀有カルチャーとさくら教室

2017-01-15 07:54:36 | モザイク教室
今日は今年初めての亀有カルチャー。オードリーが用事があって不在だったので俺1人・・・そんな中、3人。


そうね、今日は人の感じ方なんて話をしたのね。それがひょんな事からユザワヤの話になって、俺が一人でビーズのコーナーで1時間程度いたとしたら?みたいな想像をして貰ったのね・・・すると、クスッって笑われたのね。じゃ逆にみんながいたとしたら?・・・って比較して貰っても、笑わない。

そうなのね、俺は男で、1時間もいるのぉ?って色々と重なると笑いが起こる。ただ、何とか大丈夫と持ち直そうと、平気ですよ・・・って言うものの、さくらがナイスなタイミングで、じゃ先生が買い物している所にこんにちはぁぁって、声掛けられます?って。そうなのね、ちょっとためらうと思うのね。

こんな事と同じように、以前キウイの娘にピンクの自転車を貰ったんだけれど、2回職務質問にあった話をすると、ピンクだからねぇ・・・と言われたんだけれど、それが9時頃と12時過ぎだったのね・・・・勿論夜の。例えば自転車泥棒するとして、いつどんなものをどんな時間に盗るかなぁ?

例えば売るなら高い奴だろうし、ピンクのママチャリを盗むかなぁ?・・・駅に近いから割と人通りがあるのに9時にやるかなぁ?12時過ぎなら判るけれど・・・とか、そもそも声を掛けられた時点で、怪しいと思われた訳でね、容疑者扱いしたんだから、簡単な謝罪は必要なんじゃないのかな?とか、

そもそも状況が揃うと、怪しく見られる・・・って事なんじゃないのかな?とか、普通職務質問って受けるものなのかな?って話。これこそが人は見掛けで判断の典型的な例であって、そう言うものなんだから・・・と思えば、疑わしい感じなんだな・・・と思われる事を極力避けたくなる。

さてこんな枕からどんな展開に繋げるのか?って言うのは、人は見掛けで判断をするのだけれど、そうは言っても知り合いだとそうは思っても助けようとするみたいな・・・そんな感じの話だったとする。ただ、そこに根拠が無いと先生大丈夫ですよ・・・と笑いが起こる。

つまりそこに根拠は無いから、また同じような事は起こり得るって事。それを踏まえて目地をしていないさくらの小物作品を見て欲しいのね。


画像が目地をした方がボケちゃったのでね。さてこれを見てどう表現をするのか?・・・モザイクをやった事が無い人は?ここにいる人は?達者な人達は?そして自分は?・・・その時に、大抵は可愛いぃぃ・・・って言ってしまうのね。確かにその通りだから・・・。

では次は?と言うと、凄いぃぃ・・・細かいって。じゃそれは何処を見たか?・・・当然目なのね。それ以上の細かさは無いのだから。つまり細かい事イコール凄いと言う表現になる。では達者な人達は?と言うと、そこでは無く、体が1枚で切られていると言う事。こんな事やるの?ってね。

つまり一般的な人と達者な人では評価する場所が全く違う。つまり凄いと思う場所が違うと言う事。と言う事は、細かくて凄いでは無く、こんなに厄介な形を1枚で切り抜くの?・・・って感じの表現になる。こんな違いがあった上で、最終的な評価が可愛い・・・。

では更に、その細かいと凄いって言う部分を掘り下げて、もう一度見て貰おう。


お腹の部分・・・1つや2つじゃない。たった1つで凄いなら、50個あったら何て評価するんだろう?そして、これを何て表現するんだろう?可愛いって言った人は?・・・大事なのは、ここの2人が凄いと思った穴の評価は確かに凄いに値はするから、沢山増えればそのまま使えるとは思うのね。

しかし、そのまま流すと、1枚で切った体の部分に気が付かない事になる。ただ当然、おかみさんはそこにも気が付いていて指摘はするものの、鳥の方は判ってはいるけれど、細かいって部分に目を取られるんだろうね・・・。この違いを更に掘り下げると・・・。

この3人が三者三様になるのね。おかみさんは一番冷静な判断だと思うのね。ここが凄い、ここが凄いと凄い部分をきちんと指摘出来る。では鳥の方は細かいって目の部分を特化して評価している。ではさくらは?と言うと、これしか出来ないから・・・って。

ただもし、そう言って小物を見せて、フクロウを作っているのを知ったら?かなりの嘘つきな感じになるよね?これしか出来ないから・・・って言ったのにってね。でも確かに穴の部分は同じだけれど・・・。じゃ鳥の方は?何処を見てどんな評価をするのか?って話・・・。

それが自分の評価に繋がるのね。つまり鳥を細かいパーツにしたくなるが、どんな形に切れば良いか?って言うと、さっきのさくらの場合なら穴を開けた後は、悩まずに丸を切って入れる事になる。つまり入る丸を切る。ではそれに相当する部分は何か?となると、実は鳥の輪郭に沿った部分。

デコボコしていて入り組んでいる。実はここが難しい場所なのね。この輪郭が達磨みたいに緩やかなラインだと簡単になる。つまりそこが難易度としての下地になっていて、今までの数枚の干支よりも格段に難しいのね。でもいつものようにそこまでこだわらなくても鳥にはなる。

そう思って良く見てみると、かなりきちっと輪郭が守られている。つまり何度と無く切り直しをしている成果だと思うのね。だから時間が掛かっているだけなのね。だけど、本人曰く、上手く切れないから時間が掛かってしまう・・・って。明らかに俺の見解とは違うのね・・・。

本当は逆で切る事が以前よりも上手くなった事で、きちんと切ろうとしている。しかし、ガイドのようにそこに沿ってって部分に関しては合わせるって感覚で出来るが、内側をどうして良いか?となると、何の決まりも無い事が考えないとならなくなる。そこが難しいのね・・・。

それとリアル感が好きでは無いと思われるが、可愛過ぎるって言うのも違うようなのね・・・それが一番難しい。つまりそうなると、そもそも下地が合っていない事になるが、ここが難しい話で、これは俺の絵であり、しかも1点モノ・・・この方のみの下絵・・・。

それを好みに合わせるとなると、もうご自分の絵にして頂かないと無理となる。当然オーダーとなると時間も金額も変わるからね・・・。ただこれもほぼオーダーになるんだけれどね。そこでこんな話をしたんだけれど、これから先、十二支には龍なんかがあったりする。

この同じ大きさに絵を描く事は出来たとしても、同じ大きさの中で、お客さんが出来ると思われる絵で描き続けるって言う事になると、同じタッチの雰囲気で続けるのは難しい事がある・・・しかもモザイク教室を重視なのか?飾る事のみを考えるのか?で提案は全然変わってしまう。

さっき言った簡単にするのなら、達磨みたいな輪郭にして入り組んだ部分を辞めれば、簡単になる。しかし龍はそうなるだろうか?つまりこの先、そうなりにくいモノが出て来るが、出来るから丸く、出来ないからデコボコってやったとしたら、見栄えはどうなんだろうか?

そして難易度はどうなんだろうか?これが棟梁のように自分の絵であり、十二支がまとまっているのなら、1つの作品として成立するからそれはそれで良いと思うが、12個俺が提案して全部好みにするのはほぼ無理だったりするから、それにあった自分なりの仕上がりを考えて貰いたいのね。

話はそれたが、上手く切れないから・・・が理由じゃないって事なのね。逆な話で上手く切れるようになって来ているから、の悩みだったりするのね。実は・・・。それを思うように切れない・・・って表現をしたから、1㎝タイルで丸を切って見て・・・と提案したのね。

まだ1度もやった事が無いし、教えた事も無い。たださくらも見ていたが、小さくはなったものの丸くなった。そうなのね、出来るようになったのね。何も教えてなくても・・・。いつも言うように決まりのある丸はいちいち描かなくても頭に浮かぶから意識無く意識出来る。

ただ何も描いていない下地にフリーにやるのが難しい・・・どう切ったら良いか?って思いつつ切るから進まないだけ。そこのこだわりが強い分、思い通りに切れない・・・って勘違いしているだけなのね。そんな事を踏まえての、アトリエに戻ってからのさくら教室は、全く同じ話。

最初さくらはこのフクロウの下絵ありきで同じものを作るって言ってたんだけれど、進歩や進化を求めようと、まず素材のチャレンジとしてガラスタイルを使う事になった。ここで初めてと言う事もあって、謙虚に出来たら良いな・・・位でスタートしたのね。

ただ道中、フクロウの写真のついたカードくらいの大きさのものを見るようになったのね。そうね、ここにはリアルなフサフサ感があったのね。
それが今日は拡大してあったのね・・・ほら変えた。最初は資料無く、以前の下絵のままやっていたのが、カードの大きさから拡大って・・・。

意識無く・・・ただ見づらいからって位だろうね。ただそこが大きく変わった。ワンセグで女優さん見るのと、映画のスクリーンで見るとでは全く違うよね?厳しい現実もいっぱいある・・・。つまり小さい画像の時は、見えづらいからこそ、しっかり見ようとしても良く見えなかったはず。

その中で出来る事と思われるものを拾い集めて作っていたはずなのに、ここに来てもっともっとと欲張ったのね。そう言う意識無く・・。だから、その意識の無かった分、拡大したら思った事と違かった・・・ってね。だから、ここもあそこも違うって。

そう言う事をしたいのなら、最初から図面のような下絵を描く為にも、最初からしっかり拡大した画像を見つつ描くべきだし、そもそも同じものを作るって話から大きく反れているよね?って話。つまり欲が出たって話。悪い事では無いけれど、そこの中で出来る事と出来ない事を判断するのは、

最初であって、その都度変えてしまったら、これも違う、これも・・・になる。それが小物ならスペースが無い分、メインを作れば何も出来なくなるからさくらには都合が良いが、大作の場合、調子が良いと調子が良いから欲張りたくなり、調子が悪いと出来なくなると嫌だから・・・と抑える。

その癖、穴を開けるってスタイルは常に全く変わらず出来る。そんな事を踏まえての、人の気持ち・・・技術を得るのも大事なんだけれど、オリジナルって言うのは、最終的には何がしたいか?って自分のやりたい事が判る事も大事。しかし、出来る事と出来ない事がそこにはあったりする。

その見極めが下手って言うのなら判るが、これだけやれているのに、下手なはずは無いのね。今日悩んでいた2人への提案はそんなに悩むなら、しるししてから切ると良いのね。それをやるとその通りに切れないとダメージを受けると思われるから、進めなかったが、余りに迷うのなら・・・・。

そうして見るのも良いかもね。ただ、それとて根本的な所がグラッとすると、上手く切れても満足は出来ない事になるけれど・・・。いずれにせよ、大事なのは自分の思っている事とやっている事のギャブだったり、結果が思うようにならないって事だけを気にしたりする事だったり・・・。

それを大事なのは経験者に意見を聞ける事なのね・・・こうした場所は。しかもみんなカルチャーって感じの作品では無いのだから。その目を持ってして意見を聞いた時に、明らかに自分の考えとは違う事をみんなが言った時、そこを立ち止まる事が出来て考える事も出来たりもする。

そもそもそんな事を必要としないのなら、1人で進める事も出来る訳で・・・。ただ、誰でも良いから聞くでは無くて、きちんとした意見を言ってくれる経験者・・・ここ。それがあるのと無いのとでは、全く違うし、それこそが財産になる事がある。と思うのね。




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