血液検査、お薬スタート

初めて小児科病棟で一晩過ごしました。
小児科には沢山のこどもたちが入院していて、ドキュメンタリーでも見てるかのよう・・・

点滴といつも一緒に行動している子、酸素パイプを装着している子、髪の毛がない子(治療の副作用と思われる)、心電図計測器を肩から吊るして歩き回る小さな子、ほっぺがパンパンに腫れてしまっている子(薬の副作用かな・・)、顔色がとても悪い子、体だけ極端に小さな子・・・
でも、みんな無邪気に笑いかけてくれる。
こどもは天使だね。
この世から病気なんて無くなればいいのに。

小児科病棟というところは、消灯後も夜通しぐっすり眠れたものではありません。
うとうとしては、小さな子がかわるがわる夜泣きをして「我が子か？！」と飛び起きます。
うとうとしては、だれかの心電図やら血中酸素濃度計やらが大きな音をたてて異常を知らせ、気になって寝付けません。



また、暗い中、泣いてしまった我が子を必死で静めよう、なだめようとしている親御さんたちの様子もうかがえて、「大丈夫ですよ・・・気にしないで・・・お互い様だから・・・」と心の中でつぶやきながら、夢うつつで朝を迎えました。

うちの龍くんは今、泣いても声がほとんど出ないので迷惑をかけません。
嬉しいような悲しいような・・・。



さて、今日、血液検査をした龍くん。
小さなおててがかわいそう(;_;)



検査結果とこれからの治療プランについて、篠原先生から説明がありました。
やはり心臓への負担を示す数値がかなり高い。
正常値は20のところ、龍くんは360.9 ！


今日から金曜までの7日間、強心剤と利尿剤の薬を飲んでみて、その数値がさがるかどうか見るということです。


それと並行して、水分量のチェックをしていきます。
オムツを換えるたびに、オムツをはかりにかけてどのくらい出てるか計測、記録。


授乳のたびに、前後に体重をはかり、どのくらい飲めているのか記録をつけていく。




PDA(龍くんの病気)のこどもは、体重増加不良が起こりうるため、経過を観察していくのです。




今日は土曜ですが、としちゃんは仕事を休みにしてくれて、朝からこちら(病院)へ来てくれました。
「土曜たまには休んでよ～」とあれだけ言ってるのに休んでくれないとしちゃん、ここぞとばかりに時間をつくってくれました。
さすが！
龍くんのお世話を一緒にしてくれました。
いとおしくて仕方ないそうですよ( ´∀`)



龍くんの声がますます出なくなってることを母に伝えると、夜、またまた車をぶっ飛ばして来てくれました。
遠いのにっ！！
「そんなん聞いたら気になって気になって～！かわいそうに～っ(*_*)」と。


今日も家族のみんなに感謝。
引き続き加藤家で預かってもらっているあんちゃん&さきちゃん、かしこくしてるかな？
会いたいなぁ。
ぎゅーってしたいなぁ。
つるつるほっぺにハムハムしたいよ～