碧南強殺 第3回公判 11/5 佐藤浩被告証言「堀慶末被告に頼まれ」/里美さん「子どもは殺さないで」と…

2015-11-06 | 死刑/重刑/生命犯

妻殺害「堀被告に頼まれ」 碧南強殺公判で共犯者証言 
 中日新聞 2015/11/6 朝刊
 愛知県碧南市で一九九八年、パチンコ店責任者の馬氷一男(まごおりいちお)さん=当時(45)=夫妻を殺害して金品を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた堀慶末(よしとも)被告(40)=本籍・岐阜県土岐市=の裁判員裁判が五日、名古屋地裁(景山太郎裁判長)で開かれた。共犯の一人、佐藤浩被告(39)=強盗殺人罪などで起訴=が出廷し、妻里美さん=当時(36)=について「堀被告に頼まれて絞殺した」と証言した。
 検察側証人として出廷した。佐藤被告によると、仕事仲間だった堀被告から「借金返済のため強盗を手伝ってくれ」と頼まれ、報酬を条件に加担。堀被告が下見していた馬氷さん宅の無施錠の玄関から侵入し、里美さんに遭遇した堀被告が「やくざに追われている」などと言って信じ込ませ、一男さんの帰宅まで居座ることになったという。
 小学生だった息子2人の就寝後、佐藤被告は堀被告から「車を取りに外出する間に殺してくれ」と頼まれたと証言。背後からロープを首にかけて葉山輝雄被告(46)=同罪などで起訴=と引っ張ると、里美さんは「子どもは殺さないで」と言い残して動かなくなったという。起訴状によると、堀被告からは98年6月、佐藤、葉山両被告と共謀して馬氷さん夫妻を殺害、6万円などを奪ったとされる。堀被告は里美さん殺害について無罪を主張している。

 ◎上記事は中日新聞記事からの書き写し(=来栖))
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“被告に頼まれ妻殺害”と証言
 NHK NEWS WEB 11月06日 09時53分
 17年前、愛知県碧南市の夫婦を殺害し、現金を奪ったなどとして強盗殺人などの罪に問われている被告の裁判で、共犯とされる男が証人として出廷し「被告に頼まれて妻を殺した」と証言しました。
 岐阜県出身の堀慶末被告(40)は平成10年、仕事仲間だった2人と碧南市の住宅で、パチンコ運営会社の営業部長の馬氷一男さん(45)と妻の里美さん(36)夫婦を殺害し現金6万円などを奪ったなどとして、強盗殺人などの罪に問われています。
 これまでの裁判で堀被告は「2人を殺すつもりはなかった」と殺意を否定したうえで「里美さんの殺害には一切関与していない」として、一部無罪を主張しています。
 5日、名古屋地方裁判所で開かれた3回目の裁判には、共犯として起訴されている佐藤浩被告(39)が証人として出廷しました。
 佐藤被告は「堀被告から家の外に車を取りに行くので、その間に奥さんを殺しておいてくれと頼まれて、もう1人の男と首を絞めて殺した」と証言しました。
 堀被告はこの事件とは別に8年前、携帯電話の「闇サイト」で知り合った男2人と車で女性を連れ去り殺害した罪で、すでに無期懲役が確定しています。
 ◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
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碧南夫婦強殺事件 証人尋問…馬氷一樹さん「倒れた父、馬乗りの男」 名古屋地裁 2015/11/4 
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