厚木市 斎藤理玖ちゃん(5歳)放置死 父親・斎藤幸裕被告、殺意を否認 横浜地裁初公判 2015.9.15

2015-09-16 | 死刑/重刑/生命犯

神奈川・厚木5歳児放置死、父親は殺意を否認 地裁初公判 
 日本経済新聞 2015/9/16 1:35
 神奈川県厚木市で昨年5月、死後7年以上たった斎藤理玖ちゃん(当時5)の遺体が見つかった事件で、わずかな食事と水しか与えずに放置し死亡させたとして殺人罪に問われた父親の斎藤幸裕被告(37)は15日、横浜地裁(伊名波宏仁裁判長)での裁判員裁判初公判で「私は理玖を殺していません」と殺意を否認した。
 弁護側は保護責任者遺棄致死罪にとどまると主張。死亡後に家族手当をだまし取ったとされる詐欺罪については、起訴内容を認めた。
 検察側は冒頭陳述で「医師の診療を受けさせれば、救命の可能性があったのに受けさせず、衰弱させた。飢えさせた態様は残酷で、殺意が認められる」と指摘。
 2004年10月に妻が家を出て、理玖ちゃんと2人暮らしになったが、05年夏ごろ、別の女性と交際を始めたとし「06年12月中旬ごろに理玖ちゃんが痩せ細り、食事をうまく食べられないなどの異常が生じた。その前から2、3日や1週間に1回、栄養不十分な食事しか与えなかった」と事件に至る経緯を説明した。
 起訴状によると、06年11月下旬ごろから自宅に閉じ込めてわずかな食事と水しか与えずに放置し、07年1月中旬ごろ、栄養失調で死亡させ殺害したとしている。
 さらに、理玖ちゃんが死亡したのに当時の勤務先の運送会社に届け出ず、07年8月~昨年5月、家族手当計41万円をだまし取ったとしている。〔共同〕

 ◎上記事は[日本経済新聞]からの転載・引用です
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