産経ニュース 2015.1.26 19:49更新
【オウム公判】元信者の男性「狂信的だった」 被害者に謝罪
地下鉄サリン事件など4事件に関わったとして殺人罪などに問われた元オウム真理教信者、高橋克也被告(56)の裁判員裁判の第7回公判が26日、東京地裁(中里智美裁判長)で開かれた。証人尋問で、VXガス事件の実行グループの一員だった元信者の男性(49)が出廷し、「自分は狂信的で危険な人間だった。被害者は死んでも生まれ変われると思い、命をものすごく軽く考えていた」と被害者に謝罪した。
男性は実刑判決を受け、すでに出所。この日の尋問では20年前の事件の詳細について「覚えていない」と繰り返した。VXの威力に当初は懐疑的だったものの、事件前に別の男性を襲撃した事件で「効く」と認識を変えたと証言した。
高橋被告はVX事件について、「VXの威力を知らなかった」などと無罪を主張している。
◎上記事の著作権は[産経新聞]に帰属します
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇ オウム高橋克也被告 第6回公判 1.23 VX事件 新実智光死刑囚証言「尊師が事前に『猛毒の兵器』と説明」 2015-01-23 | オウム真理教事件
...............................