ショパン  Y神父  光市事件のことなど

2007-07-24 | 日録

 Chopinのノクターン。どの曲も、心に忍び込んでくるようだ。いま21番ハ短調(遺作)を聴いている。

 昨夜、OさんがFAX送信してくれた「あるすの会」のリーフレットを読んだ。Y神父。当別川の鮭のことなど書いてある。北の修道院で、どうしておられるだろう。「列車に乗って病院に行く以外は下山しない。」、「仏教でいう修行僧の集まりで、祈りに始まり、労働と読書、そして祈りで終わる。」とある。相馬のパパが居た頃には感じもしなかった侘しさ、失意がYさんの周りから漂ってくるようだ。パパ、どの様にご覧になりますか?

 本日は、広島高裁で差し戻し審公判が開かれているはずだ。真相が明らかにされ、認定されることを願っている。昨日も今日も、弁論要旨補充書を写した。この作業は、かなり長期に渡っている。流石に、頚から肩・背中が痛む。どこまで写せるだろうかと不安にもなるが、なるようになる、と思うしかない。

 幾つかのブログやSNSなどで、この弁論要旨等(拙サイト)が採り上げられ、「こういう主張・真相だったのですか」といったメールを戴いたりする。真相を知ることで、人の心(リアクション)は変わるはずだ。メディアも、真相を探り静かに見つめるための一助を担って欲しい。

 今日は流石に、これ以上の転写は出来そうにない。体が痛いのと、集中力の限界のようだ。誤植が多すぎて、進まない。

 被害者を悼み、被告人への惻隠、そして弁護人の労苦を思わずにはいられない。


6 コメント

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Unknown (rice_shower)
2007-07-25 12:22:22
ヤメ検、田中森一氏の著書『反転』がすごく売れているようですね。  
司法、闇社会ウォッチャーとしては、安田弁護士に並んで、何とも興味の尽きない人物であります。
読み始めましたが“止められない止まらない”。  検察が事件を“創っていく”、或いは事件が“潰されていく”様とか、昨今話題になることの多い“国策捜査”実態とか、昨年の『累犯障害者』と共に、この国の社会、司法の深層、実相を白日の下に引き摺り出し、読者に無知が罪悪であることを認識せしめる書。

お疲れになったら気分転換にいかが?(『累犯~』の方は却って気が滅入るかもなぁ)
読みます読みます~♪ (ゆうこ)
2007-07-25 13:11:42
え、そんなに面白い本が、この世にあるんですか!!早速、本屋さんへ行って・・・・。教えてくださって、ありがとう。
Y神父様のこと (かよこ)
2007-07-25 18:19:34
 如何お過ごしでしょう。相馬司教様がいらした頃が懐かしく思い出されます。
Unknown (rice_shower)
2007-07-26 10:13:57
>早速、本屋さんへ行って<
田中氏の著書はピカレスク・ロマンを読む思い。
それと、今や悪徳弁護士扱いの田中氏だが、キャリアもタイプも全く異なる安田弁護士と共通する、“(あくまで括弧付きの)弱者ゆえに罪を犯す”人々への厳しくも優しい視線が感じられます。

『累犯~』(山本譲司著)
来栖さんなら、もう読まれているかなと思っていたのですが。  私が過去5年10年の内に読んだノンフィクションの中で、最も強烈、深刻な印象を受けた作品です。 読了後、間違いなく滅入ると思いますから、元気な時に読まれたほうが良いかも。
“止められない止らない” (ゆうこ)
2007-07-26 22:05:00
 昨日歯科治療の帰りに本屋さんへ行き、買いました。読み始めたばかりですが、面白いです。
「主文 ・・」は、裁判に造詣深い!私には、ワクワクするような出だしです。これですっかり心を捉えられました。岡山弁も分かります。懐かしい。
 ありがとう。
かよこ様 (ゆうこ)
2007-07-26 22:07:38
 「北海道へ行ってくれば」と夫から勧められましたが・・・。Y神父、気がかりです。

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