Chopinのノクターン。どの曲も、心に忍び込んでくるようだ。いま21番ハ短調(遺作)を聴いている。
昨夜、OさんがFAX送信してくれた「あるすの会」のリーフレットを読んだ。Y神父。当別川の鮭のことなど書いてある。北の修道院で、どうしておられるだろう。「列車に乗って病院に行く以外は下山しない。」、「仏教でいう修行僧の集まりで、祈りに始まり、労働と読書、そして祈りで終わる。」とある。相馬のパパが居た頃には感じもしなかった侘しさ、失意がYさんの周りから漂ってくるようだ。パパ、どの様にご覧になりますか?
本日は、広島高裁で差し戻し審公判が開かれているはずだ。真相が明らかにされ、認定されることを願っている。昨日も今日も、弁論要旨補充書を写した。この作業は、かなり長期に渡っている。流石に、頚から肩・背中が痛む。どこまで写せるだろうかと不安にもなるが、なるようになる、と思うしかない。
幾つかのブログやSNSなどで、この弁論要旨等(拙サイト)が採り上げられ、「こういう主張・真相だったのですか」といったメールを戴いたりする。真相を知ることで、人の心(リアクション)は変わるはずだ。メディアも、真相を探り静かに見つめるための一助を担って欲しい。
今日は流石に、これ以上の転写は出来そうにない。体が痛いのと、集中力の限界のようだ。誤植が多すぎて、進まない。
被害者を悼み、被告人への惻隠、そして弁護人の労苦を思わずにはいられない。
司法、闇社会ウォッチャーとしては、安田弁護士に並んで、何とも興味の尽きない人物であります。
読み始めましたが“止められない止まらない”。 検察が事件を“創っていく”、或いは事件が“潰されていく”様とか、昨今話題になることの多い“国策捜査”実態とか、昨年の『累犯障害者』と共に、この国の社会、司法の深層、実相を白日の下に引き摺り出し、読者に無知が罪悪であることを認識せしめる書。
お疲れになったら気分転換にいかが?(『累犯~』の方は却って気が滅入るかもなぁ)
田中氏の著書はピカレスク・ロマンを読む思い。
それと、今や悪徳弁護士扱いの田中氏だが、キャリアもタイプも全く異なる安田弁護士と共通する、“(あくまで括弧付きの)弱者ゆえに罪を犯す”人々への厳しくも優しい視線が感じられます。
『累犯~』(山本譲司著)
来栖さんなら、もう読まれているかなと思っていたのですが。 私が過去5年10年の内に読んだノンフィクションの中で、最も強烈、深刻な印象を受けた作品です。 読了後、間違いなく滅入ると思いますから、元気な時に読まれたほうが良いかも。
「主文 ・・」は、裁判に造詣深い!私には、ワクワクするような出だしです。これですっかり心を捉えられました。岡山弁も分かります。懐かしい。
ありがとう。