PC遠隔操作事件 スマートフォンから片山被告のDNA/弁護人の胸中、相当、苦しいと思う〈来栖の独白〉

2014-05-19 | 社会

片山被告の自宅捜索=「真犯人」メール関連捜査-遠隔操作ウイルス事件・警視庁
 時事通信 2014/05/19-21:46
 パソコン遠隔操作ウイルス事件の「真犯人」を名乗るメールに絡み、警視庁は19日、同事件で威力業務妨害などの罪に問われ公判中の元IT関連会社社員の片山祐輔被告(32)の自宅を、脅迫の疑いで家宅捜索した。同被告は弁護人と連絡が取れなくなっている。
 捜索容疑は、「真犯人」を名乗るメールで特定の団体を脅迫した疑い。容疑者は不詳で、片山被告との関連を調べる。
 「真犯人」を名乗るメールは16日午前、報道各社に届いた。片山被告は同日の記者会見で、メールが届いた時間帯は東京地裁の公判に出廷中で、「メールは自分で出すことはできない。自作自演はあり得ない」と主張していた。
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携帯から片山被告のDNA型 真犯人メールと同じ文言も
 2014/05/19 21:43【共同通信】
 パソコン(PC)遠隔操作事件で公判中の元会社員片山祐輔被告(32)が東京の河川敷に埋めたとみられるスマートフォンの付着物から、片山被告のDNA型が検出されたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。片山被告は所在不明になっており、捜査当局は同日午後、江東区の自宅を家宅捜索した。
 捜査関係者によると、真犯人を名乗る人物から新たに報道機関などに送られたメールと同じような文言が送信されていたことも確認。警視庁は、片山被告が真犯人の存在を装い公判を有利にしようとしたとみて調べている。
 東京地検は19日「証拠隠滅が認められた」として東京地裁に保釈取り消しを請求。
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〈来栖の独白〉
>片山被告は所在不明
 弁護人はいま、その胸中、相当、苦しいと思う。
 弘中惇一郎さんは著書『無罪請負人』のなかで “無罪判決を底の方で支えたのは、私と三浦氏との信頼関係だったと思う。” という。以下。

p145~
 2003年に最高裁で検察の上告が退けられて三浦氏の無罪が確定した。
 無罪判決を底の方で支えたのは、私と三浦氏との信頼関係だったと思う。弁護人を引き受けた当初は、私は、周りから「長持ちするはずがない」と言われたりもした。
 しかし、拘置所での面会、手紙のやりとりなどを通じて、私はそんなふうに感じたことは一度もなかった。三浦氏の考え方は合理的で気遣いが行き届いていた。いつも私は楽しく会話を交わすことができた。そればかりか、ずいぶんと元気を与えられた。

 片山被告をテレビで見るだけの私だが、最初からどうも何か腑に落ちない感を禁じ得なかった。実際の話、彼の勾留中にはメールは何処へも送られていない。自由の身(保釈)のときに送られている。

 ◇ 弘中惇一郎著『無罪請負人』 と三浦和義さんのこと 2014-05-07 | 本/(演劇) 

     

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【PC遠隔操作事件】 佐藤博史&木谷明弁護士が片山祐輔容疑者を「真犯人でない」と主張 2013-03-05 | 社会 
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