小沢氏「一兵卒になり、党員の1人として総選挙に臨む」/嘉田氏が小沢氏との対談公開 主導をアピール

2012-12-01 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

小沢氏 未来の党勢拡大目指す
NHK NEWS WEB 12月1日 20時30分
 日本未来の党に合流する国民の生活が第一の小沢代表は、新潟市であいさつし、「国民の立場に立った政党の力を、日本の政治の中で生かしていかなくてはならない」と述べ、今月の衆議院選挙で、日本未来の党の党勢拡大を目指す考えを強調しました。
 この中で、小沢代表は、民主党と自民党それに日本維新の会が、連携する可能性に言及し「非常に右寄りの危なっかしい政権になる」と述べたうえで、「『そんな政権が、本当に国民の暮らしを守れるのか』という危機感を、みんなが抱き始めたところに、嘉田知事が、日本未来の党を設立してくれた。力を合わせて国民の立場に立った政党の力を、日本の政治の中で生かしていかなくてはならない」と述べ、日本未来の党の党勢拡大を目指す考えを強調しました。
 また小沢氏は、「日本未来の党のスタートと同時に、私は、またまた一兵卒になり、党員の1人として、この総選挙に臨む」と述べました。
 一方、日本未来の党の森ゆうこ副代表は、党運営に関連し「『小沢一郎が影で糸をひいている』とすぐマスコミは書きたがるが、その何がいけないのか。一番力のある人にこの国の未来のため、一番力を発揮していただく」と述べました。
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小沢氏「また一兵卒」【12衆院選】
WSJ Japan Real Time 2012年12月1日16:12 JST
 国民の生活が第一の小沢一郎代表は1日午後、新潟市内の会合であいさつし、日本未来の党への合流を説明し、「またまた一兵卒になり、党員の一人として総選挙に臨もうということだ」と述べ、当面は要職に就かない意向を示した。
 また小沢氏は、日本維新の会の石原慎太郎代表について「昔から核武装論者だ」と指摘。野田佳彦首相や自民党の安倍晋三総裁の名も挙げ、「(衆院選後は)右寄りの危なっかしい政権になる」と語った。[時事通信社]
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「再稼働今は困難」 嘉田氏 あらためて強調
東京新聞2012年12月2日 朝刊

    

 日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は一日、原発の再稼働について「放射性廃棄物の処理が担保されないまま、毎日使用済み核燃料が出ることをどうするのか。今は困難で必要もない」と、認めない考えを示した。都内で記者団に語った。
  これに先立つ民放番組で「原子力規制委員会が安全性を担保し、政府が必要と判断した場合は再稼働になる」と発言し、再稼働容認との見方が一部で出たことに対しては「規制委が安全基準をつくり、(現在の)政府が必要性を判断したら、という手続きの説明をした。誤解を与えたら、おわび申し上げる」と釈明した。
  嘉田氏は安全基準が作成された後の稼働の是非は明言してこなかった。
  今後示す「卒原発」の具体的なプロセスでの再稼働の可能性については、安全面や経済面の上で「そう簡単ではない」と否定的な見通しを述べた。
 ■「卒原発、存分に」 会談で小沢氏エール
  嘉田由紀子代表は一日、インターネット番組で、日本未来の党に合流する「国民の生活が第一」の小沢一郎代表と対談した。対談は報道陣に公開された。嘉田氏が掲げる卒原発について小沢氏は「国家的な大目標として思う存分やってください」と述べた。
  嘉田氏は新党の立ち上げ前に小沢氏と三回会談したことを明らかにした上で「なぜ、私に声をかけたのか」と質問。小沢氏は「二〇〇六年の県知事選で現職を倒した時から注目していた。(公約を実現する行政の手腕は)大したものだ」と答えた。
  嘉田氏が小沢氏を「苦いけど効果的な薬」、自らを「漢方薬」と例えていることについて、小沢氏は「現実に行政を担当し、変えていくには漢方薬だけではできない。嘉田さんは漢方薬と西洋医学の薬、両方を持ち合わせている」と述べた。
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嘉田氏が小沢氏との対談公開 主導をアピール
信濃毎日新聞12月1日(土)20:46

     

 「国民の生活が第一」の小沢代表(左)と公開対談する、日本未来の党代表の嘉田滋賀県知事=1日夜、東京都千代田区
  日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事と、同党に合流する「国民の生活が第一」の小沢一郎代表との対談が1日、都内で報道機関に公開された。小沢氏は脱原発について「国家的な大目標として嘉田代表が思う存分やってください」と強調した。公開対談を通じ、小沢氏主導との見方を打ち消す狙いがありそうだ。
  嘉田氏は小沢氏が生活で脱原発を掲げてきたことを念頭に「卒原発プログラムを2日に発表する。小沢氏からバトンタッチさせてもらいたい」と党の政策をリードしていく姿勢をアピールした。嘉田氏は2日午後1時から、都内のホテルで記者会見し、公認候補と政権公約を発表する。
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嘉田滋賀県知事と小沢氏との対談公開
日刊スポーツ[2012年12月1日20時27分]
 日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事と、同党に合流する「国民の生活が第一」の小沢一郎代表との対談が1日、都内で報道機関に公開された。小沢氏は脱原発について「国家的な大目標として嘉田代表が思う存分やってください」と強調した。公開対談を通じ、小沢氏主導との見方を打ち消す狙いがありそうだ。
 嘉田氏は小沢氏が生活で脱原発を掲げてきたことを念頭に「卒原発プログラムを2日に発表する。小沢氏からバトンタッチさせてもらいたい」と党の政策をリードしていく姿勢をアピールした。嘉田氏は2日午後1時から、都内のホテルで記者会見し、公認候補と政権公約を発表する。
 東京電力福島第1原発事故に関し嘉田氏は「福島の人が命を脅かされ、日本中が目を覚ました」と指摘。小沢氏は「政府は昔の大本営発表のように真実を国民に知らせなかったが、少しずつ真実が分かり『大変だ』となった。放射能をしっかり封じ込めないと日本の未来はない」と述べた。
 対談に先立ち、小沢氏は新潟市の会合で「わたしは一兵卒になり、党員の一人として衆院選に臨む」と強調した。(共同)
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