死刑執行の薬物注射に失敗し、死刑囚が苦しみながら死亡する事故 米南西部アリゾナ州 2014.7.23

2014-07-24 | 死刑/重刑(国際)

死刑囚が執行中、2時間苦しみ死亡 薬物投与に失敗、死刑議論再燃も 米アリゾナ州
 産経ニュース 2014.7.24 10:20
 【ロサンゼルス=中村将】米南西部アリゾナ州で23日、死刑執行の薬物注射に失敗し、死刑囚が苦しみながら死亡する事故があった。4月にも南部オクラホマ州で同様の事故があり、死刑をめぐる議論が再燃する可能性がある。
 ロサンゼルス・タイムズによると、死亡したのは、1989年に元交際相手の女性とその父親を射殺したジョセフ・ルドルフウッド死刑囚(55)。23日午前1時50分ごろ、麻酔薬物を注射されたが、間もなく意識が戻り、2時間以上苦しみ続けて死亡した。死刑囚の弁護士が途中で執行の中断を求めたが、聞き入れられなかったという。当局は事故原因を調べる。
 オクラホマ州の事故の際には死刑廃止派から「拷問を与えた」との批判があがり、死刑議論に火がついた。
 ◎上記事の著作権は[産経新聞]に帰属します *リンクは来栖
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