小沢氏「参院選自民圧勝なら日本は暗い」/横山北斗前衆院議員「白紙」/工藤大輔岩手県議[生活]入党せず

2013-03-20 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

小沢氏「参院選自民圧勝なら日本は暗い」 野党結集に意欲
産経新聞2013.3.20 19:22
 生活の党の小沢一郎代表は20日、広島市で街頭演説し、次期衆院選での政権交代を目指して参院選で野党結集を図りたいとの意欲を示した。「参院選を第一のステップに、来るべき衆院選でもう一度、政権を担える政党をつくらなければならない。それが最後の役目だ」と訴えた。
 公共事業費増や金融緩和を柱とする安倍政権の経済政策を「かつての自民党と同じ」と指摘した上で「夏の参院選で自民党が圧勝すれば、日本の前途は非常に暗い」と強調した。
 街頭演説には、小沢氏と共に日本未来の党で衆院選を戦い、現在はみどりの風に所属する亀井静香元金融担当相(衆院広島6区)も参加。参院広島選挙区で生活の党の候補を支援する考えを明らかにした。
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「党での活動は白紙」と述べた生活の前衆院議員
 生活の党青森県連(代表=平山幸司参院議員)は17日、青森市内で常任幹事会を開き、幹事長に下山勝明・鶴田町議、代表代理に三上隆雄・元県議と山内正孝・元県議を起用する役員人事を了承した。
 幹事会では、夏の参院選の比例候補擁立に向け、県連内に選考委員会を設置することも決めた。平山代表が記者会見し、「自薦他薦を含め県内から複数の名前をいただいている。1か月以内に結論を出したい」と語った。
 また、昨年12月の衆院選で落選した前衆院議員の横山北斗氏は記者団の取材に「生活の党での今後の活動はまったく白紙。しばらくはそういう(政治)活動から離れることも含めて考えていきたい」と述べた。
(2013年3月18日17時32分 読売新聞)
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「生活が第一」県連元幹部の岩手県議 生活の党入党せず
河北新報2013年03月20日水曜日
 民主党を離れ、小沢一郎氏(衆院岩手4区)が率いた「国民の生活が第一」に参加した岩手県議10人のうち、県連幹事長代行だった工藤大輔氏(40)=九戸選挙区、4期=が生活の党への入党を見送った。工藤氏は父が小沢氏側近の元参院議員堅太郎氏で、1999年に自由党公認で初当選して以来、小沢氏とともに歩んできており、波紋を呼んでいる。
 小沢氏も出席し盛岡市で16日開かれた生活県連の総務会に、工藤氏の姿はなかった。堅太郎氏は幹部席に着いていた。
 工藤氏は入党見送りの理由を「地元、地域の後援会の理解を深めるため時間が必要だ」と説明する。無所属となるが、県議会では生活議員で構成する会派のまま活動するという。
 総務会の約1週間前、工藤氏は地元で後援会幹部と向き合った。後援会長が「震災復興が最優先課題の時に党を次々変わるのは理解が得られない。夏の参院選までは無所属でいるべきだ」と促すと、「自分もそういう考えだ」と答えたという。
 後援会長は「小沢氏には世話になり、ずっと応援してきたが、衆院選の対応は残念だった。地方議員が振り回されてはならない」と強調する。
 生活県連顧問を務める堅太郎氏は息子の行動を「一人の政治家として判断したのだから何も言うつもりはない。だが、後援会と相談の上、いずれ入党すると信じている」と見守る考えだ。
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「日中の威勢の良い姿勢、危うい」 小沢・生活の党代表
ニコニコニュース2013年3月18日(月)23時00分配信
 中国の李克強(リー・コーチアン)新首相は共産主義青年団(共青団)書記のころからの知り合いで、私の自宅にホームステイしてくれたこともある。現在の中国は、外には強い姿勢を取らざるを得ないが、首相は政治・経済双方の切り口をうまくやりながら、おかしな結果にならないようにしたいという気持ちはあると思う。
 中国が強硬になり、日本でも安倍晋三首相などから強い意見が出てくれば、経済にも大きな影響が出かねない。両国とも、威勢の良い姿勢だけを取っているのは非常に危うい。(記者会見で)
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〈来栖の独白 2013/3/19 Tue. 〉
 大手メディアは小沢一郎氏について「政治とカネ」という灰色のイメージを塗り、政治生命を抹殺した。
 が、今、小沢氏がその手法を採っているように思える。参院選自民圧勝なら日本は「暗い」と言ってみたり、石原慎太郎氏や自民党のことを「大政翼賛会」、安倍晋三首の「強い意見」、日中「両国とも、威勢の良い姿勢」と言ったりしている。
 TPP交渉参加に反対しているが、この人の国家観はどうなっているのだろう。日米中の「正三角形」をそのまま胸に温存しているとしたら、とても安全保障が分かっているとは思えない。
 結局、この政治家の胸中にあったものは、選挙だけだったのではないか。しかし、その選挙でも自ら墓穴を掘った。あんなに多くいた衆院の仲間が還ってこれなかった。今年になって「自公に対抗するためには野党が団結して」と言っているが、先の衆院選で僅かの違い(消費増税案に反対、或いは棄権したが、離党しなかったというだけ)を許容せず、岩手の候補者に刺客を立てた小沢氏だった(刺客候補は、落選)。小沢裁判(既得権益集団)やメディアの暗躍は確かに敗因となったが、小沢氏の昨今の記者会見に接してみれば、政策にも大いに問題がある、と言わざるを得ない。
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「自由貿易」「安全保障」からもメリット大。あまりに粗雑で誤解だらけのTPP反対論を論破する 高橋 洋一 2013-03-18 | 政治(経済/社会保障/TPP) 
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【TPP】小沢一郎氏は二言目には「交渉力」と言うが、国際社会は「交渉力」では片の付かない案件ばかりだ 2013-03-17 | 政治(経済/社会保障/TPP) 
 TPP「米に押し切られる」=小沢氏
時事通信2013/03/16-16:32
 生活の党の小沢一郎代表は16日、盛岡市内で記者会見し、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加について「今の政府の力では米国と対等の交渉はまずできないだろう。押し切られてしまうのではないか。(岩手県でも)農業は壊滅的な打撃を受ける」との見通しを示した上で、TPP参加阻止に全力を挙げる考えを強調した。
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〈来栖の独白 2013/3/18 Sun. 〉
 小沢一郎氏始め、TPP交渉参加を批判するだけの人たちはお気楽だなぁ、と痛感する。3年前、日米中の関係を指して「正三角形」と言ったのと同様の景色だ。原発の問題も然りであるが、彼らは、力と力を見せ合う国際社会で国民の生活を守る、ということをどのように考えておられるのだろう。
 国民・国土を守ってこそ「国家」と言える。守るための根幹となるのは「エネルギー」の確保である。脱原発して、国民の命を守るのに何をエネルギーとするのか。日本に石油を遠く中東から運ぶのに、どのようにして輸送を確保するのか。
 小沢氏は二言目には「交渉力」と言うが、国際社会は「交渉力」では片の付かない案件ばかりだ。「ハードパワー」と「ソフトパワー」の区別も、ついておられないのではないか。
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『アメリカの新・中国戦略を知らない日本人』日高義樹著 PHP研究所 2013年2月27日第1版第1刷発行 2013-02-28 | 読書

    

『アメリカの新・中国戦略を知らない日本人』アメリカは尖閣で戦う! 日高義樹 ハドソン研究所首席研究員 PHP研究所2013年2月27日第1版第1刷発行
p110~
第3部 横須賀がアメリカ海軍の世界戦略の拠点になる
p111~
 ワシントンを出る時、ムロイ予算局長がもう1つ耳打ちしてくれたことがある。
 「アメリカ海軍はいま予算削減と効率化に力を入れており、中東のバーレーンを基地とするアメリカ第5艦隊が組織上、横須賀に統合されてスイフト中将が第7艦隊と第5艦隊の2つの司令官の帽子をかぶることになる」
 この組織改訂は、アメリカ海軍としては、きわめて大胆なものと言わねばならない。横須賀から1万㌔離れたアラビア海やペルシャ湾、インド洋の指揮命令系統を横須賀に一本化し、第7艦隊司令官がその全ての責任を負うことになるのだ。
 アメリカ人は責任者として2つの仕事をする時に「2つの帽子をかぶる」とよく言うが、第7艦隊と第5艦隊の司令官の帽子を2つかぶるというのは、大変なことだ。第5艦隊はペルシャ湾にあるバーレーンを基地にし、その空母機動艦隊の航空機部隊はイラク、アフガニスタン、そしてシリアやリビア、さらにはパキスタンをも戦闘地域として抱え、空母1隻ないし2隻と海上艦隊、潜水艦を擁している。とくにイラクとアフガニスタンでは現在も戦闘が行われている。第5艦隊は、アメリカ海軍の最前線部隊として重要な任務を抱えているのである。
p112~
 ムロイ海軍予算局長が私にこのことを耳打ちしてくれたのは、2つの帽子をかぶることになるスイフト中将と会うからだったのはもちろんだが、同時に日本が1日に使用するおよそ600万バレルの石油の85%を中東から輸入していることを知っていたからである。
p113~
 日本が輸入している石油のほとんどは、ペルシャ湾からインド洋を経由してマラッカ海峡を通り、東シナ海を経て日本に運ばれてくる。このルートを防衛するための司令部を横須賀に集中することは、当然といえば当然である。
p168~
第5部 アメリカは中東石油を必要としない
 アメリカが中東の石油を必要としなくなる。これはまさに歴史的な出来事と言える。その理由はいくつかあるが、最大の理由は、これからアメリカの石油の産出高が増えること、やがてアメリカがサウジアラビアを超える最大の石油産出国になろうとしていることである。
 第2の理由は、周辺の国々のメキシコ、カナダ、コロンビア、ベネズエラが産出する石油が増え、アメリカ国内の産出高の不足を補えるようになっていることである。
 第3の理由は、すでに述べたように天然ガスと原子力発電によるエネルギーの産出が増え、エネルギーの自給体制が確立しようとしているからだ。
p169~
 中東の石油にまず手を出したアメリカの政治家は、フランクリン・ルーズベルト大統領だった。ルーズベルトはイギリスのチャーチルに対して、「イランをイギリスに与える代わりにサウジアラビアをアメリカのものにする」と主張し、話し合いをつけた。
 第2次世界大戦後はイランを牛耳るイギリスと、サウジアラビアを手にしたアメリカが中心となって、ソビエトとの冷戦が戦われた。その冷戦が終わったあとは、中東がアルカイダを含むイスラムの反米勢力との戦いの場となった。
p170~
 ロシアはエジプトに触手を伸ばした。エジプトの人々は、ヨーロッパと並んで近代化を図ろうとした矢先、イギリスに騙され、植民地化されてしまったのに腹を立てていたが、第2次大戦では再びアメリカ、イギリス連合軍の手中に落ちてしまった。
 エジプトの青年将校たちがその後革命を行い、ソビエトとの同盟体制を強化したが、アメリカが入り込み、ソビエトを追っ払った。やがてイランが人民革命に成功し、パキスタンは独自の核兵器をつくり、アメリカによるイラク戦争、アフガニスタン戦争が始まり、現在に至っている。
 そうしたなかでサウジアラビアの石油帝国の位置は揺るがなかったが、油田そのものが古くなっている。日産100万バレルという巨大な油田を有するものの、サウジアラビア全体で1日1300万バレル以上を掘り出すことは不可能になっている。
 世界経済の拡大とともに石油産出国の立場が強くなり、OPECの操作で石油危機が起き、アメリカをはじめ世界が中東の石油カルテルに振り回されてきたが、その状況が終わろうとしている。しかし中国やインド、日本が依然として中東の石油を必要としているため、アメリカの中東離れによって、さらに複雑な国際情勢が描き出されようとしている。
 はっきりしているのは、中東の石油を必要としなくなった結果、世界の軍事的安定の要になっているアメリカが、中東から軍事力を引き揚げようとしていることだ。
p171~
 アメリカは2014年、アフガニスタンから戦闘部隊をほぼ全て引き揚げることにしている。すでにイラクからは戦闘部隊を引き揚げており、このまま事態が進めば、中東におけるアメリカの軍事的支配が終わってしまう。
p172~
 アメリカは、優れた衛星システムと長距離攻撃能力、世界規模の通信体制を保持している。アメリカが強大な軍事力を維持する世界的な軍事大国であることに変わりはない。
p173~
 だが中東からアメリカ軍が全て引き揚げるということは、地政学的な大変化をもたらす。
 アメリカ軍の撤退によって中東に力の真空状態がつくられれば、中国、日本、そしてヨーロッパの国々は独自の軍事力で中東における国家利益を追求しなくてはならなくなる。別の言葉でいえば、中東に混乱が起き、戦争の危険が強まる。
 日本は、中東で石油を獲得し、安全に持ち帰るための能力を持つ必要が出てくる。この能力というのは、アメリカの専門家がよく使う言葉であるが、軍事力と政治力である。簡単に軍事力と政治力というが、軍事力だけを取り上げてみても容易ならざる犠牲と経済力を必要とする。
 中東で石油を自由に買い求め、安全に運んでくるための軍事力を検討する場合、現在の世界では核兵器を除外することはできない。あらゆる先進国は、自国の利益のために軍事力を強化している。核戦争を引き起こさない範囲で自国の利益を守ろうとすれば、軍事力行使の極限として核兵器が必要になる。先進国が核兵器を保有しているのはそのためである。
 韓国や台湾、それにベトナム、シンガポールといった東南アジアの国々が、いわゆる世界の一流のプレーヤーと見なされないのは、軍事力行使の枠組みになる核兵器を保持していないからだ。日本は日米安保条約のもと、アメリカの核兵器に頼っている。
p174~
 東南アジアの国々と立場は違うが、いまやその立場は不明確になりつつある。
 中国についても同じ原則が当てはまる。中国は軍事力を背景に、アメリカの力がなくなった中東で政治力を行使することが容易になる。いま世界でアメリカを除き、ロシア、インド、パキスタン、イランそしてヨーロッパの国々も中国とは軍事的に太刀打ちできなくなっている。
 中国が中東で好き勝手をやるようになり、石油を独占して日本やインドなどに損害を与えるようになった場合、日本はインド洋からマラッカ海峡、南シナ海から東シナ海を抜けて日本へ至るシーレーンを自らの軍事力で安全にしなければならない。この際、欠かせなくなってくるのが、やはりアメリカの協力であり、アメリカの決意なのである。(略)
 中東には、石油の問題だけでなく、核兵器を持とうとしているイランの問題がある。イランのアフマディネジャド大統領はユダヤ人国家イスラエルの存在を認めておらず、核兵器で壊滅させるという脅しをかけている。宗教的に対立するサウジアラビアに対しても軍事対決を迫る構えを崩していない。
p175~
 石油大国サウジアラビアとイスラエルは世界経済を大きく動かしている。この両国がイスラム勢力によって消滅させられるようなことがあれば、第2次大戦以来、比較的安定して続いてきた世界は大混乱に陥る。 *強調(太字・着色)は来栖
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衆議員選挙から1か月 小沢一郎代議士について考える 2013-01-14 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア 
 〈来栖の独白2013/01/14Mon.
 新年が新政権で迎えられたことは、まず喜ばしい。もう2度とノダ、マエハラ、アズミ、カン、センゴクといった面々の画像にお目にかかりたくない。民主党「ガキっこ」による政治ごっこには食傷である。とりわけ外交能力は極めて低く、中国という覇権国家、ならず者国家に対応できる政権ではなかった。
 2009年の小沢一郎氏秘書逮捕以降、私は氏のカテゴリーを設けて弊ブログで考えてきた。検察は氏を2度起訴できず、検察審査会に強制起訴を委ねた格好になったが、控訴審「無罪」確定で幕を閉じた。小沢裁判は元々無理筋のでっち上げであったから当然の帰結だった。そこに蠢いたのは、検察・メディア・政治家・・・あらゆる既得権益集団の「我欲」の姿だった。必ずしも小沢氏を有罪に定めるのではなく、容疑をかけ、刑事被告人に縛るだけで事足りた。「小沢一郎の政治生命を絶つ」という目的は達せられるのだった(そして、そのようになった。2012年12月16日の衆議院選挙で、小沢一郎氏は惨敗した)。
 小沢氏は周囲に「近いうちに選挙はある」と言い、公約の1つとして「脱原発」を掲げ、ドイツへ視察にも赴いた。自らの地元岩手県を始めとして、要所要所に民主党候補者に対する「刺客」擁立も進めた。岩手ではそれまでともにやってきた階猛(しな たけし)氏、黄川田徹氏に刺客を立て、野田前総理の千葉でも刺客を立てた。
 千葉で野田前総理の刺客として立候補した三宅雪子氏は「党が違えば、ましてや政策が違えば、各党が候補者を出すのは当然の話。民主党も離党者のところに出しているし我が党が突出しているわけではありません」と言われるが、岩手の階氏も黄川田氏も小沢氏に付いて離党こそしなかったものの、消費税増税法案採決について階猛氏は反対票、黄川田氏は棄権であった。小沢氏が選挙で掲げた公約の筆頭は旧党名(『国民の生活が第一』)も示すように、反消費税増税であったはずで、ならば、いかほどの政策の違いというのであろうか。衆院選挙惨敗後の「生活の党」森裕子代表の民主党すり寄りなどを見せられれば、刺客擁立も[日本未来の党]分裂も、その論拠を喪うのである。
 やや情緒的に偏するかもしれないが、ドイツへ視察に赴く小沢氏の姿を見れば、選挙を「脱原発」で戦う『国民の生活が第一』からの立候補者、例えば青森の立候補者の苦衷を私は思わずにはいられなかった。また、私の郷里は岡山だが、岡山から鞍替えして千葉で衆院選に立候補が決まった姫井由美子さんの苦難をも思わずにはいられなかった。彼女は参議院議員だったから、今年夏までの議員としての寿命を縮めて、何の縁もないところで立ったのである。なんという過酷であることだろう。
 「生活の党」森裕子代表は13日のNHKの番組で「私たちは小沢氏の『自立と共生』の理念の下に集まっている」と発言したという。俄かに『自立と共生』という極めて観念的、抽象的な言葉を繰り出している。これでは「生活の党」と名乗ってはいても、政策が掴みにくい。どの党でも、標榜可能だ。意味はどのようにも取れる。
 いま一つ、重要な問題がある。小沢氏は昨年、安倍氏や石原慎太郎氏の言動を「まるで大政翼賛会」と評したが、小沢氏の国家観については疑義を禁じ得ない。2009年、民主党幹事長のとき、氏は団を組んで訪中した。中国の現在の覇権主義は、近年に始まったものではない。用意周到に遅くとも1970年代から練られたものだ。氏は日米の関わりについて、必ずといって「同盟国とは“対等な”国同士のことを言う。日米は対等ではない」と言われる。確かに日米は対等ではない。が、日中について、日米以上に「対等」な関係が結べるだろうか。
 アメリカは少なくとも民主主義国家である。が、中国はそうではない。すべての国が民主主義国家になるわけではない。中国は戦略を練りに練って尖閣に揺さぶりをかけ、挑発を繰り返して国連憲章の敵国条項を該当させ日米を分断、日本征服を企んでいる。
 2009年からすべての既得権益はマスコミを走狗としてイメージ作戦(政治とカネ)で小沢潰しに走ったが、いま小沢氏が「イメージ」で生き残ろうとしているかに見える。「まるで大政翼賛会」と揶揄する手法だ。
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震災遺族として 黄川田徹:誓いの選挙戦 「〝股裂き状態〟にした。これが小沢先生のやり方なんです」 2012-12-23 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
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小沢「王国崩壊」/黄川田徹氏は当確直後、和子夫人に「お陰様で当選できました」 2012-12-20 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
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小沢の恐ろしさ 「国民の生活が第一」衆院選岩手3区に佐藤奈保美氏 ~民主残留 黄川田徹氏に刺客 2012-10-12 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
「日本未来の党」岩手1区 達増拓也知事の妻陽子氏 擁立 小沢氏が直接、説得 2012-11-30 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
「夫のため」刺客に 岩手1区『生活』達増知事夫人 出馬/ 民主・階猛氏の妻は「陽子さん、かわいそう」と涙 2012-12-01 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
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小沢一郎妻に「離縁状」を書かせた男 2012-12-24 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
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