オウム高橋克也被告 第30回公判 爆発物の専門家2人が出廷 都庁郵便物爆発事件の審理終了

2015-03-17 | オウム真理教事件

 産経ニュース 2015.3.16 20:31更新
【オウム公判】「ベニヤ板貫通」「人が死ぬ可能性低い」爆発物の専門家2人が出廷
 地下鉄サリン事件など4事件に関わったとして殺人罪などに問われた元オウム真理教信者、高橋克也被告(56)の裁判員裁判の第30回公判が16日、東京地裁(中里智美裁判長)で開かれた。この日で都庁郵便物爆発事件の審理がいったん終了し、起訴された4事件の証人尋問が終わった。17日から宗教学者らの証人尋問が実施され、23日から被告人質問が予定されている。
 この日は、爆発物の専門家2人の証人が出廷。検察側証人の警視庁科学捜査研究所の係官によると、再現した爆弾を爆発させたところ、ベニヤ板が貫通したという。弁護側証人の東大特任准教授は使用された爆薬量などから「人が死ぬ可能性は低い」と指摘した。
 高橋被告は起爆装置の製造に関わったとして殺人未遂などの罪に問われているが、弁護側は爆発物について「人を殺すほどの威力はなかった」と殺意を否定している。
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