酢豚のひとりごと

楽しい芝居と映画探しつづけま~す!

『それにつけてもおやつはカール』

2017-08-27 19:10:21 | お出かけ
「それにつけてもおやつはカール」
暑さ復活で自重していましたが、久しぶりにスーパーまで買い物。



店頭に、あれっ!『カールおじさん』が。でも「カール」は販売停止って
新聞に書いてなかったっけ? 在庫整理それともお礼の挨拶回り?

ともかく子供たちが喜んで一緒に写真を撮っていました。
それにつけても夏休みはもう終わりなのかな。

『初代宮川香山 技と美の饗宴』 展

2017-08-20 18:14:34 | 美術
『初代宮川香山 技と美の饗宴』展     於:宮川香山 眞葛ミュージアム





「宮川香山 眞葛ミュージアム」に行って来ました。横浜駅から徒歩で10分くらいかかります。

陶磁器には詳しくありませんが、小さい美術館ながら、香山の見ごたえのある作品が並んでいます。
眞葛焼は京都でやきものを生業としていた家に生まれた宮川香山が、横浜で眞葛窯を開窯したのが始め。
浮彫りの作品が海外で評価され、国内でも人気が出たとのこと。




たまたま見にきていたおじさんが、花瓶を見ながら百年も前にこの色を出せたのは凄いとさかんに感心していました。

私は浮世絵の河鍋暁斎の影響をうけたという蛙の浮彫りの花瓶に興味を持ちましたが、暁斎はあまり花瓶のイメージには合わないような・・・。

浮彫りが面白くて、誰でも楽しめますが、開館は土曜・日曜だけなので要注意。

『メロン』

2017-08-19 22:51:32 | 食べ物



北海道の知人からメロンが送られてきました。病気のことをつい話してしまって、心配してくれたみたい。
おいしくいただきました。





散歩で見た『風船蔓』。なんとなくかわいい。

『生誕140年 吉田博展ー山と水の風景ー 後期』

2017-08-16 17:14:09 | 美術館


『生誕140年 吉田博展ー山と水の風景ー 後期』   (於)損保ジャパン日本興亜美術館

散歩しかしないとだんだん電車に乗ることさえ不安になる。病人とは情けないものだ。

暑さが和らいだので、思いきって新宿の「損保ジャパン日本興亜美術館」へ出かけた。吉田博という名前も知らずに、行ったのだが、入口から前に進まないほどの混みようにちょっとびっくり。
順路をたどるうち、その多才さと実力がわかり納得した。

山の絵などが得意な画家で、油彩、水彩に加え木版画もやっている。
展示は181点と多数。

私の好きな絵は小品ではあるが、「アルプス山中の村」と明るくて魅力的な「バラ」を描いた数点の作品。版画では思いきった赤を使った「ルガノ町 欧州シリーズ」など。


最後はこの美術館の目玉のゴッホの「向日葵」。久しぶりにみたが今日は迫力が全然感じられない。自分の体調が投影してしまうのだろうか。
隣に展示されているゴーギャンの「アリスカンの並木道 アルル」の方が地味だが独特の色彩で魅力的に見えた。

会期は8月27日(日)まで

『青柿』

2017-08-11 16:23:29 | 風景



今日は暑さが和らいだので散歩です。何日ぶりでしょうか。
前回は気づかなかった、青柿を見つけました。ぷりぷりして元気もらえます。





青柿の近くにははこんな実もありました。何の実か、凸凹して面白い形です。





かわいいお花も。よく見ますが名前は知りません。
少し雨模様になったのであわてて帰りました。

『薗田憲一とデキシーキングスコンサート 世界は日の出を待っている』

2017-08-02 20:02:25 | コンサート


『薗田憲一とデキシーキングスコンサート 世界は日の出を待っている』

新聞で珍しくデキシーランドジャズの宣伝を見つけました。それもなつかしい「薗田憲一とデキシーキングス」
急きょ申し込んで早速行ってきました。体調悪くても我慢できなくなるのです。
場所は中野のZEROホール。年齢層は高く男性の白髪が目立ちます。
「聖者の行進」「アメリカンパトロール」「思い出のグリーングラス」など知った曲も多くお客さんは出だしからみんなのりのり。

実は薗田憲一さんは10年ぐらい前に亡くなっていて、今のリーダーはその息子さん。バンド名はそのままにしているとのこと。

演奏はベテランが多くもちろん上手いのですが、私が一番ひかれたのはクラリネットの益田英生。本来のメンバーではなく今日は応援だったよう。さりげなく弾いているのですが、とろけるような音色というのがぴったり。若く見えますが見事なものです。

会場を出たところで演奏し、お客さんと握手をし写真をとるなど、最後までサービス精神の旺盛なグループでした。



会場出口で客に見送りの演奏をするメンバーたち。

デキシーはにぎやかで明るくて楽しいのに、哀愁を感じてしまうのは何故なのでしょう。

読書気分(29年7月)

2017-07-31 18:13:10 | BOOK



読書気分(29年7月)

使える薬がなくなり、とうとう抗がん剤のない生活が始まりました。
頼るもののない不安はありますが、あとはがんと仲良く付き合っていくしかありません。
でもいままで攻撃してきたので、がんは仲良くなってくれるかな?

7月に読んだ本
近藤史恵『ときどき旅に出るカフェ』
三崎亜記『チエーン・ピープル』
佐藤勝明『俳諧の歴史と芭蕉』
金子敦句集『音符』

☆近藤史恵『ときどき旅に出るカフェ』
主人公は会社勤めの37歳の独身女性。舞台は会社で後輩だった女性が一人で経営するかわいいカフェ。10編の短編が並ぶ形式をとっているが、それぞれの話を進めていくなかで、カフェの若い女性店主の核心へとミステリー風に迫っていく。内容はドラマチックだが、外国のお菓子がふんだんに出てきて、イメージはソフト。

☆三崎亜記『チエーン・ピープル』
ルポルタージュという仕事を生業とする人物がちょっと変わった人物に取材した6編のお話。少し理屈っぽい文体だが、話は中々ユニークで面白い。現代社会の怖さがじわっと来る感じ。お薦めだがぼんやり本を読みたい人には向かないかも。

☆佐藤勝明『俳諧の歴史と芭蕉』
伊賀市が芭蕉生誕370年を記念して開いた五回の講座の講演録がまとめられたもの。
1章の貞門、談林の部分は少し退屈だが、芭蕉の話になると俄然面白くなる。例えば、五月雨の句を例にあげて、芭蕉の句とそれ以前の句の違いを述べているなど具体的でわかりやすいのもいいところ。芭蕉に関心のある人にはお薦め。

☆金子敦句集『音符』
浴槽にあひるの浮かぶ良夜かな
冬晴の渚までゆくクラス会
炎帝が雷門を跨ぎけり
半分に割り焼藷の湯気ふたつ
定員は妖精ふたり花筏

『鴨屋 そば香』

2017-07-27 20:56:18 | 食べ物
蝉の声を聞きながら久しぶりに散歩。
家の新築現場や昔ながらの床屋さん・洗濯屋さんなど見ながら、ぶらぶら歩きます。





今日の昼食は、菊名で人気のお蕎麦屋さん『鴨屋 そば香』。いつも並んでいるのですが、時間が遅かったので待たずに入れました。
選らんだのは、冷たい「たぬき蕎麦」。青海苔入り揚げ玉と大根おろしやワカメが添えられています。さっぱりして暑い時にはもってこい。おいしくいただきました。

『桔梗』と『百日紅』

2017-07-19 22:24:34 | お花
さすがにこの暑さでは、日中に外に出るのは危険。
でもずっとベッドにいたら、薬の副作用でしびれている足が動かなくなる不安も。
そこで夕方になっておそるおそる出かけました。風があったので助かりました。



しばらく見ない間に新しい花が咲いていました。桔梗かな。





いつのまにか百日紅も満開に。

気分が変わって少し元気になれました。

『22年目の告白-私が殺人犯です-』

2017-07-13 16:32:08 | 映画



「22年目の告白-私が殺人犯です-」
◆監督:入江悠  脚本:平田研也、入江悠
◆出演:藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩松了、岩城滉一、仲村トオル

藤原竜也フアンに連れられて映画を見に行った。「22年目の告白-私が殺人犯です-」

息をつかせぬどんでん返しの面白さは十分見ごたえがある。
ただ暗い殺人シーンが多く流れ、見終わった時の爽快感もそれほど無い。
何故映画ランキングで三週一位になるほどヒットしているのかはよくわからなかった。

ラストシーン近く伊藤英明が殺す相手がいないのにピストルをずっとかまえたままとか、藤原竜也の年齢は何歳に設定されているのか(整形顔だから考えなくていい?)とかちょっと疑問な点もいくつか。

それはともかく、同行者は映画そのものよりも、色っぽい藤原竜也の活躍に大満足の様子。めでたし、めでたし。
(そう言えば先日終わったテレビドラマ藤原竜也主演の「リバース」もなかなか良かった)




映画の前の昼食は「そじ坊」初台の新国立劇場や三軒茶屋のシアタートラムの芝居の時にもよくいくお店。「おろしざるそば」が思いのほかおいしかった。