私のささやかな日常。
3月4日(土)、
滋賀県大津市にある石山寺で開催された
JR西日本 ちょこっと関西 歴史たび 特別企画
「源氏学院プラグラム」に参加してきました。
石山寺 東大門
この「源氏学院プログラム」は
1月21日(土)、2月11日(土)、3月4日(土)の3日間限定
事前予約制にて行われました。
石山寺座主・副座主によるお話と
『源氏物語』の世界を感じる体験(3つのうち2つを選択)
お食事をセットにした特別企画であったのでした。
当日は、梅園の梅が咲き、「夢の桜」も咲き始め
過ごしやすい暖かな一日でした。
当日の境内の様子は後日別のブログ記事にてご紹介します。
さて。
「源氏学院プログラム」のこと。
午前中は、石山寺明王院にて
石山寺座主様による「石山寺縁起」と
石山寺副座主様による「石山寺と紫式部」をそれぞれ拝聴。
興味深いお話がてんこもりでした。
石山寺は紫式部が「源氏物語」執筆の着想を得た場所と伝わります。
この伝説(?)について、室町時代初期に成立した
「源氏物語」の注釈書『河海抄(かかいしょう)』で
紹介されていると広く知られています。
けれども、副座主様のお話によると平安時代末期にはすでに伝説があったもよう。
清水婦久子先生の著書「源氏物語の真相」にも紹介されているのだとか。
このご本、私も持っているのでまた読み返さないと!
源氏物語の真相 (角川選書)
昼食は、近江の食材を活かした京懐石弁当「源氏夢想」をいただきました。
石山寺の近くにある「日本料理 新月(しんげつ」さんによるお弁当。
とても美味しかったです!!
午後からの体験は3つのうち、2つを事前に選べたのでした。
・源氏香遊び
・源氏物語書写
・源氏ひな作り
私は「源氏香あそび」と「源氏物語書写」を選びました。
■源氏香あそび
組み合わせた香木の香りを聞き分ける遊び、組香のひとつです。
床の間に紫式部が描かれた絵が飾られている部屋での「源氏香」の体験でした。
「源氏香」は、5回聞いた香りが同じか違ったかを聞き分けますが
その組み合わせは52通りあります。
「源氏物語」の桐壺と夢浮橋を除いた
52帖の名前がそれぞれ付けられているのでした。
香りを判別して記憶するのはとても難しかったです。
この日の「源氏香あそび」では、
私は、篝火 だと思ったのですが
正解は 初音 だったのでした。
■源氏物語書写
『源氏物語』から石山寺ゆかりの「関屋」の冒頭部分を写しました。
筆を手に取り、紙と江戸時代に書かれた『源氏物語』に向き合う時間もいいものですね。
墨の香りって心を落ち着かせる作用があるとどこかで聞いたような。
このような流れで「源氏学院プログラム」は終わったのでした。
朝から夕方まで石山寺で『源氏物語』に親しむことができて幸せでした。
またこのようなイベントが開催されるとしたら参加したいです。
⇒ webサイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』
⇒ Twitter
⇒ Instagram
web拍手ボタン
☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本
3月4日(土)、
滋賀県大津市にある石山寺で開催された
JR西日本 ちょこっと関西 歴史たび 特別企画
「源氏学院プラグラム」に参加してきました。
石山寺 東大門
この「源氏学院プログラム」は
1月21日(土)、2月11日(土)、3月4日(土)の3日間限定
事前予約制にて行われました。
石山寺座主・副座主によるお話と
『源氏物語』の世界を感じる体験(3つのうち2つを選択)
お食事をセットにした特別企画であったのでした。
当日は、梅園の梅が咲き、「夢の桜」も咲き始め
過ごしやすい暖かな一日でした。
当日の境内の様子は後日別のブログ記事にてご紹介します。
さて。
「源氏学院プログラム」のこと。
午前中は、石山寺明王院にて
石山寺座主様による「石山寺縁起」と
石山寺副座主様による「石山寺と紫式部」をそれぞれ拝聴。
興味深いお話がてんこもりでした。
石山寺は紫式部が「源氏物語」執筆の着想を得た場所と伝わります。
この伝説(?)について、室町時代初期に成立した
「源氏物語」の注釈書『河海抄(かかいしょう)』で
紹介されていると広く知られています。
けれども、副座主様のお話によると平安時代末期にはすでに伝説があったもよう。
清水婦久子先生の著書「源氏物語の真相」にも紹介されているのだとか。
このご本、私も持っているのでまた読み返さないと!
源氏物語の真相 (角川選書)
昼食は、近江の食材を活かした京懐石弁当「源氏夢想」をいただきました。
石山寺の近くにある「日本料理 新月(しんげつ」さんによるお弁当。
とても美味しかったです!!
午後からの体験は3つのうち、2つを事前に選べたのでした。
・源氏香遊び
・源氏物語書写
・源氏ひな作り
私は「源氏香あそび」と「源氏物語書写」を選びました。
■源氏香あそび
組み合わせた香木の香りを聞き分ける遊び、組香のひとつです。
床の間に紫式部が描かれた絵が飾られている部屋での「源氏香」の体験でした。
「源氏香」は、5回聞いた香りが同じか違ったかを聞き分けますが
その組み合わせは52通りあります。
「源氏物語」の桐壺と夢浮橋を除いた
52帖の名前がそれぞれ付けられているのでした。
香りを判別して記憶するのはとても難しかったです。
この日の「源氏香あそび」では、
私は、篝火 だと思ったのですが
正解は 初音 だったのでした。
■源氏物語書写
『源氏物語』から石山寺ゆかりの「関屋」の冒頭部分を写しました。
筆を手に取り、紙と江戸時代に書かれた『源氏物語』に向き合う時間もいいものですね。
墨の香りって心を落ち着かせる作用があるとどこかで聞いたような。
このような流れで「源氏学院プログラム」は終わったのでした。
朝から夕方まで石山寺で『源氏物語』に親しむことができて幸せでした。
またこのようなイベントが開催されるとしたら参加したいです。
⇒ webサイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』
web拍手ボタン
☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本