N003の実事求是な日々

基本はゲームの事、後は気になったニュースとか人生観とか
自分の病気の事とか実事求是な記事を書きたいと思っております

人探しという名の個人的旅行 in 東京 上京編 更に追記

2010-06-24 09:12:54 | 旅行
盛大に説明し忘れたことが1つあるのでここで補足しておこう

うちの近辺には廃れてしまったJR線と近鉄線の2本が流れており
JR線は徒歩でいけるキョリなのだが1時間に1本しかない
かたや近鉄線は急行がおよそ20分に1本のペースで流れているので
時刻表なる無粋な紙切れを見なくてもいつでもいけるお手軽コース
だが、徒歩で行くとなると1時間はかたい
流石にそれはきびしーのだがJR線は先ほど行ってしまわれたので
俺は近鉄線に乗り換えるべく父の車で見送ってもらったのだった

それともう1つ、「じゅんちゃん」と「ともくん」というのは俺のいとこに当たる人で
母の妹の息子、2人兄弟だ
昔はうちによく来て遊んでいた「らしい」
小学生の頃だろうか
俺にはまるで記憶が無い
と言うのも当たり前で俺はまだ生まれて間もない赤ん坊だったからである
その2人はうちの姉とほぼ同年代で年が10ほど離れている
その2人が小学生の時に、と言うことは俺は居るか居ないか怪しい
俺にはいとこが15人ぐらい居るのだが...
皆、歳が10歳以上上なのだ
なので俺からするとほぼお兄さん、お姉さんという立場に見えて
どうしても仲良くできなかった
一人だけ俺の1つ年上のいとこがいるのだが、その人とは小学生までは仲が良かった
なのだが、不良っぽくなって遂には暴走族まで入って刑務所に行ってしまったので
自然に関係が切れてしまった
後家系なのかもしれないが俺の親族にゲーム、アニメ等にはまっている人が一人も居ない
俺だけなのである
だからどうと言うわけではないが、そういう意味では俺は特殊なのかもしれない
なので俺がそっち方面に足を染めるのは躊躇いがあったし
正直軽蔑していた、下に見ていた
勿論今は違う
だが昔同様アニメなんて全然見ない、ゲームはするけど
ゲームもごく一般的なものしかしていない
だけど1つだけ物凄いというか昔と真逆になってしまったものがある
それは、カラオケで歌う歌の種類

駅につくと目の前にある50段ぐらいある階段を上り切符売り場へ
名古屋はよく行く(電車に乗る事自体が少ないが、割合的に名古屋へ行く事が多い)ので
値段も頭に刷り込まれている
が、念のために料金を調べる
(やはり、800円で間違いないな)
と、確認したのは良いが、財布の中ももう少し確認するべきだった
(小銭、はないから札でいいか)
1000円札を取り出し少ししわを伸ばしてから切符販売機に札を投入
800円のボタンを押し、ピーピーやかましい機械から出てきた切符とお釣を受け取る
俺が親鳥の気持ちになると思ったら、大間違いだぜ
これまた気づいたのは何と帰りの名古屋駅の話になるのだが
2ヶ月ほど前に近鉄駅の乗車券は買わなくてもよくなる
キップス?だったかのカードを手に入れたのだ
それは自動で俺の通帳から金をさっぴくらしいので
お金を出す必要が無いというもの
なのだが、まだ1度も使ったことが無く存在が希薄になっているのである
もう少しで初体験が決行される所だったのに惜しい事をした
ちなみに1年間これを使わないで居ると1000円徴収されるらしいので
使った方がお得なのだと


この手の音がなる機械(ATMなど)は俺は嫌いなのだ
何が嫌いかというと、金が出てきたときにまだ残っていると
ピンポーン、だのピーピーだの、わざと辺りに聞こえるようにわめき散らす
俺がここに居るという存在を周囲に認知させているようなものだ
それは正直気が休まないので止めてほしい
俺は大多数に注目されることが嫌いなのだ、例えそれが自意識下だったとしても、だ
ただし自意識過剰ではない、、、、昔よりは
原因は俺のとある外見的欠点のせいなのだが、周りはあまり気にしてないとしても
俺はどうしても気になってしまうのだ、それが人が一番注目する「顔」ならなおさらだ
俺はしみじみ思ったね、「頑張ってもどうしようもないことはこの世の中にある」というものがある事を
しかもそれを認識させたのが、自分自身になるなんて
昔よりは随分良くはなっているのだが

改札を通り抜けて目の前にある売店でジャンプを購入する
ジャンプをカバンに入れた直後にまだ飲み物を買っていないことに気づいた俺は
店を出た瞬間にまたその店に入って飲み物を買う
「昔は好きじゃなかったけど今は好きな烏龍茶」を
どうして好きになったかって?
その質問は野暮だろう
それにしても他人に流されないという本能を持つ俺をここまで流させる人間が居るとは
ほとほと困りようだな
ホームへ行くと、とりあえず何分に電車が来るかチェック
後10分もしないうちに来るので俺は空気と一体化して待つ事にした
平日の午前と言うことで閑散、とまでも行かないが人はまばらだ
暫くどこを見るとも無くぼーっとしていると直ぐに電車がやってきた
1号車2号車3号車......
次第に速度を落としていく電車の中に居る人が鮮明に見え始める
立っている人は一人もおらず、更に所々席が空いている部分もある
プシューと音をたてて止まった俺の前の号車は丁度電車と電車のつなぎ目の部分だった
(・・・)
左右を確認すると、左側の号車の端っこの席がなんと誰も座っていない!
俺が一番乗りだ、とそそくさと誰もいない席に直行すると
俺の横からすうーっっと音をたてずに俺が座ろうと思っていたその場所に腰を下ろした
(・・・・はぁ)
仕方なく反対側の席に移動
反対側も誰も座っていないのでそっち側に座る事にした
別に、悔しくなんか無い
オーディオプレイヤーの音量を音漏れしない音量かどうか確かめ
ジャンプは新幹線の為に取っておくために封印し
目を閉じた

―――――――――――――――――――
その1つ年上のいとこと言うのが刑務所に入ったといったが
別に根っからの悪人なわけじゃなくて暴走族がらみで入っただけだ
1年ぐらい前に一度うちにきて飯を一緒に食べた
その時は昔のようなトゲトゲした感じは無くまるっこくなって
にこにこ喋っていたので大人になったのだろう
人間大人になると自然と丸くなるもんだなぁ
・・・・・・なあ!?
俺は正八面体ぐらいが丁度いい