会長・一杉真城奮闘記

創塾41年目です。
ヒトと人が行きかう交差点。
何気ないため息や息遣いが聞こえてくるような、塾であり続けたいと・・

暑中お見舞い申し上げます。

2008-07-23 16:31:32 | Weblog
暑い日が続きます。

今日は富士まで出かけました。
静岡ユニバーサルデザインネットワーク東部という新しいグループで
8月31日(日)だがしや楽校2008静岡in三島大社
10月26日(日)ユニバーサルデザイン子ども遊び王国in沼津
11月8日(土)まちの駅全国大会フォーラムin富士
に色々な形で取り組み、県で進めるユニバーサルデザインの理念を形にして行こうという試みです。

帰ってきてロボカップの関係者の方、何人かとお話をさせていただきました。
中型リーグは、ポルトガル優勝、オランダ2位、宿敵トライボルトのオスナ、ベンツの町シュツッツガルトは3位・4位、沼津大会優勝の「ひびきの・ムサシ」は優勝候補とは引き分けたものの結果5位だったそうです。残念!
慶應テイームは、予選敗退だったそうです。ご苦労様でした。

ジュニアの方からも某メンターとして報告がありましたが、子どもたちに勝利至上主義ではなく、ロボットと人間とがいかに融和して生きる未来社会を目指していかなければならないかが課題とありましたが、国際社会のあり方への一石ですね。

欧米は
チャップリンのモダンタイムスやシュワルツネッガーのターミネーター、あい=ロボットに代表される人間を疎外したり、突然狂いだして人間を破壊させる要因としてのロボットが取りあげられることが多くやや人とロボットが対立的に取り上げられることが多いような気がします。

日本は
それに比べ鉄腕アトムや鉄人28号のよい影響でしょうかロボットとお友達のような雰囲気で、余り暗くはないような気がします。
頭の上の赤いヘルメットに人間が入ったマジンガーZの大きな人形を息子には買ってやった記憶があります。

こうした国際大会の中でお互いのロボット文化の考え方の違いを確認することで、お互いの文化に対する敬意と理解を進めることが大切なのではないかと思います。
竹島、尖閣列島問題・・考えなければならないことは一杯あります。
来年はヨーロッパのオーストリアでの世界大会です。(オーストラリアではないと思いました)
ヨーロッパと言えば、ユーロ2007、ユーロ2008とヨーロッパ大会も開かれたようです。今回2位のオランダがユーロでは優勝しているようです。
日本も、中国・韓国・シンガーポール・台湾とアジアを視野に置く必要があるかもしれません。

もし中国が勝利至上主義で相手の機械をぶっ壊しても勝つというスタンスなら鉄腕アトムをもっと学んでもらうとかとか色々考えてもらうことはあるのかもしれません。

九州から参加した小学生が3年目のキャリアで世界大会の優勝者になったそうです。
明らかに大人の指導者の意欲と力量・・つまり環境の差ではないかと思いました。
九州工大のミスター中型ロボットのテイーム・リーダー武村さんの近所の子どもさんだそうです。

野球王国・サッカー王国そしてロボット・サッカー王国に静岡が冠せられ・・・なんて夢を思い描いてみたと思います。