会長・一杉真城奮闘記

創塾41年目です。
ヒトと人が行きかう交差点。
何気ないため息や息遣いが聞こえてくるような、塾であり続けたいと・・

富士山

2009-10-30 06:59:03 | Weblog
今朝も富士山が素晴らしい。
大塚教室の三階からも、素晴らしい富士山が今日もみえています。

大塚教室を3階建てにしたときに、3階には露天風呂を作ろうと提案して一蹴されました。いかにもバブルの発想だといわれました。
実際、泡風呂を作ろうと言ったのですから、今の時代なら気が違っているのでは、と言われそうです。
私も30代の後半、若気の至りだと自省しています。

沼津にSナルという塾が進出したときに、これ見よがしにポルシェをおいていかにも元気な塾がきた、若者よ塾に来たれ!と言う雰囲気を演出したことがありました。

静岡大学を出たばかりの意気の良い教師が、ホンダのスポーツカーを買ってくださいよ。みんなで乗りたいから・・・と言ったこともありました。

そんなバブルの時代には、教室をたくさん増やして生徒もどんどん増えて・・・
いわゆるインフレの右肩上がりの神話です。
その背景には土地神話に代表される日本経済不滅信仰のようなものがありました。

振り返ってみれば、第二次世界大戦に突入した神風神話とどこか似ています。
いま日本経済の神話は、あちこちで崩壊しています。

満州国建設で中国と言う泥沼にはまり込んだ関東軍が結局は植民地経営に失敗して日本の国は大きな災禍に見舞われました。

日本経済も、バブルに踊って大きな代償を払っているような気がします。
ポンポン教室を拡大した塾は、あまり信用できません。
ファミレスで、毎日食事をするわけには行かないのと同じだと思います。

20周年に原教室、40周年に駅南教室。
私たちには、このような方法しかとることはできませんでした。

地域に根ざす・・・重い言葉を、軽く持ち上げる腕(かいな)力を、日々培いたいと思います。


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