会長・一杉真城奮闘記

創塾41年目です。
ヒトと人が行きかう交差点。
何気ないため息や息遣いが聞こえてくるような、塾であり続けたいと・・

五條堀孝先生、おめでとうございます。

2009-11-06 08:44:26 | Weblog
五條堀孝先生から、電話をいただきました。

紫綬褒章、ご受章のお礼のメッセージへのご返信で、改めてお祝いを申し上げることができました。
バチカンの科学アカデミーの会員にもなられ、ノーベル賞候補かと勝手に考えていました。
紫綬褒章も、日本で20人の受章しかいない立派な賞ですから否やを唱えることは無いのでしょうが、科学立国をめざす日本として、世界をリードするという見方に文化勲章受賞をと思うのは、諸般の事情に疎い私の勝手な思いなのでしょう。

五條堀先生の遺伝研が、「蔵でサイエンス」を開催されたのが、ご縁で、五條堀先生とも親しくしていただけるようになっていましたが、その時、大岩元(はじめ)慶応大学名誉教授もお誘いさせていただきました。

私などは、身内に文化勲章受賞者が出ようものなら、3世代分ぐらいの身内は大騒ぎしますが、さすが学者の方々はまったく違うようです。
先日も従姉妹の子どもも含めて食事をすることになりましたが、彼女のお父さん、つまり私の叔父ですが、死後叙勲で、瑞宝章を得ています。義父とあわせて、瑞宝章レベルの我が家と、文化勲章・旭日賞レベルの大岩ファミリーとのレベルの差のような気もしますが、同時にこうした家柄のよなものが再現されていくのも勲章に反対する動きの源泉なのかもしれません。

バチカンといえば、上野景文・駐バチカン日本大使(2006.11.13ベネディクト16世教皇・に信任状提出)が、三島にお見えになったときに、五條堀先生とも、ご一緒させていただきました。大使が、五條堀先生が科学アカデミーの会員になられたことへの表敬訪問だと伺っています。

知り合いのお寺の和尚さんから、ご連絡をいただきました。
息子さんが、交換留学でアジアか、イタリアかいくつかの国に行かれるということの相談でした。躊躇無くイタリアを選ぶことを提案しました。安全面に不安はあるものの宗教者として生きていく気があるならキリスト教・イスラム教徒の対立・相互理解そして融合は、国際社会では絶対に必要とされます。
今は、まだ世の中でもまれていない庇護下のひ弱さが目立ちますが、いずれは色々なものを背負って世の中を引き受ける若者には、マニアルを片手の教育でひ弱になってもらうわけにはいきません。
宗教者ならなおさらです。

こんな風にして、色々な若者たちが巣立っていく塾になっていって欲しいと思いました。

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